2007年9月14日(金) 群馬県・長野県
                         中山道・碓氷峠ツーリング

                               集合時間  : 午前8時00分
                               集合場所  : 関越自動車道 三芳PA
                               参加者    : PaPaKo ・ 工場長
                               総走行距離 : 295km 28.8km/l (PaPaKo)


 7:30 関越自動車道 三芳PA集合

 予定より30分も早く集合場所の三芳PAに到着。
 さてコーヒーでもと思っていたら、工場長はさらに5分も早く到着していました。
 とても生真面目な性格の工場長でした。
 とりあえずコーヒーを飲みながら、今日のルートの再確認をして出発です。
 9:50 信越本線「横川駅」
 
 関越自動車道を下ります。 出勤時間のためか高速の交通量がかなり多く、80〜90km
 /hで走行するのがやっとです。 しかし高速向きのバイクでないので、このくらいの速度が
 ちょうど良いかも。
 藤岡ICで高速を下り、17号・18号線経由で横川へ向かいます。 17号線を高崎まで走
 り、「君が代橋」という国歌みたいな橋を左折、18号線に入りました。 普段は車で高速
 ばかり走っているので、ここを走るのは久しぶり。 ずい分開発されていたのですね。
 富岡、安中、松井田を通過し、高速をくぐると信越本線に合流しました。 朝飯ぬきなので
 お腹もへってきました。 で、やっと横川駅に到着。 ご飯にありつけます。
 
 9:55 おぎのや本店

 やっと朝食です。 今日は釜めしを食べたかったので、時間的には朝食になることから、朝めしぬきにしました。 やっと念願の釜めしに
 ありつけます。 久しぶりのおぎのや横川本店です。 峠の釜めしは横川SAや佐久ICでよく食べていますが、やはり横川本店で食べる
 釜めしはひと味違います?
 そして食事の後は
 釜めしを食べた後、道路をはさんだ向かいにある「おぎのや資料館」に立ち寄りました。 外観からは資料館とは思えないのですが、入
 口の看板があるので思い切って中へ。 中に入ると、鉄道マニアは感激するだろうなと思える品がたくさん。 私は百貨店の古い駅弁祭
 りのポスターに見入ってしまいました。
 10:25 法光稲荷大明神
  
 横川駅にバイクを置いたまま、すぐに近所の散策です。 この近くに「法光稲荷大明神」
 があり、そこから湧水が湧いているという情報を、インターネットでゲットしています。
 法光稲荷大明神はどこだ?と旧中山道を歩くのですが、今日は気温も高く汗だくです。
 やっと民家の間に狭い路地があり、電柱に「正一位法光稲荷大明神(直進)」の案内板を
 発見しました。 しかしここからはさらに上りでした。
 この神社 、あまり人が訪れないのか、いたるところに女郎蜘蛛の大きな巣が張っていま
 す。 この巣をかいくぐりながら、やっと水場に到着しました。 ひんやりとする美味しい水
 です。 カラカラになったのどを潤し、ついでに汗だくの顔も洗ってひといきつきます。
 10:55 子育地蔵
  
 バイクにまたがり「子育地蔵」へ。
 ここはかなり急な細い山道です。 前日の
 台風の影響か、折れた枝が随所に散乱し
 ていてチョー走りにくい!
 しかしなんとか到着です。 写真を撮ろうと
 バイクを停めると倒れそうになるし、また汗
 をかいちゃいました。
 11:10 碓氷関所跡(群馬県指定史跡)

 横川駅から旧中山道を少しだけ走ったとこ
 ろに、碓氷関所跡があります。
 20段くらいの階段を登ったところにポツリ
 と門だけが建っています。
 移設したものらしいので、あまり昔の風景
 は想像できませんでした。
 
 11:25 山吹の郷

 碓氷関所跡を北上し、畑の中の道を走り、ちょっと山を登ると「山吹の郷」に到着です。 しかし到着してからが大変でした。 山吹の花
 は4〜5月が見ごろなので、この時期はただの野原。 駐車場までの道のりは車が走っていないためか草ボウボウ、3つある駐車場も
 すべてがただの野原でした。 ここで「木もれびの水」「防人の水」の探索です。 それぞれ反対方向なので、山道を20分くらい歩き、
 いい運動になりました。 木もれびの水は「東山道」の奥、防人の水は「関長原関所跡」のすぐ先にありました。 ここは碓氷峠からの東
 山道が通り、東国と南国を結ぶ交通の要であったらしいです。
 
 鉄道文化むら、中山道坂本宿

 いよいよ横川を離れ、中山道を碓氷峠へ
 向けて上ります。 坂の上から「鉄道文化
 むら」の野外車両展示場が見えました。
 古い電車が展示してあるので、新幹線開
 通前はこんあ雰囲気だったのかと想像さ
 せます。
 そして中山道坂本宿の道標の前でハイポ
 ーズ。 古い町並みはなく、きれいな舗装
 路が山に向かって一直線に続いています
 しかし人がまったく歩いていません。
 12:25 川久保薬師

 安中最後の水場である「川久保薬師」が見
 つかりません。 行ったり来たりと何回も同
 じ道を往復しましたがわかりません。 そこ
 でバイクを降りて足で探すと、細い路地に
 「薬師坂」という道標が。 しかし車両通行
 止めの道路でした。 そこでエンジンを止
 め惰性で坂を下りやっと到着しました。
 路肩に水場があるだけなので薬師はどこ
 ?と探すと、少し離れた場所にありました。
 しかしどう見ても一般の民家です。
 12:40 碓氷湖(坂本ダム)

 碓氷湖に到着しました。
 しかし上から湖を見下ろすと、台風の影響だと思いますが、湖面は一面材木のごみの山
 。 崖崩れなどで折れた木がなどが流れ込んだのだと思います。
 あまり見る所もなさそうなので、湖まで下りず通過決定。
 
  12:45 碓氷峠鉄道施設 第三橋梁(めがね橋)

 良い気分でコーナーを上って行くと、突然視界が開け、目の前に大きなレンガの橋が現
 れました。 高さ30m。 とにかくデカイです。 明治25年に建設されたということですが、
 そんな時代によくこんな大きな橋が造れたものだと、またすでに110年以上経過していま
 すが、よく壊れずに残っているものだと、ただただ感心するばかり。 バカみたいに口を
 開けて上を見上げます。 橋の上まで登れるようで、観光客が橋をくぐって奥へ歩いて行
 きますが、私は先を急ぐので(実際は疲れそうなので)、出発進行!
 国指定重要文化財
 13:00 第五橋梁

 第三橋梁から碓氷峠を目指してしばらく走
 ると、林の中にレンガの橋が。 看板を見
 ると第五橋梁となっていました。 あれっ?
 第四は? これでも当時は立派な橋だった
 んでしょうが、第三を見た後では・・・。
 国指定重要文化財
 13:30 碓氷峠

 碓氷峠を目指していい調子で走っていると
 左コーナーで突然前輪がアウトへ! 台風
 の影響で砂が10cmほど溜まっていました
 そのまま転倒! しかしバイクの傷は軽く
 て済みました。 しかし身体は・・・。
 やっとの思いで碓氷峠到着です。
 13:45 軽井沢御膳水

 碓氷峠を過ぎるともう軽井沢。 9月だというのに軽井沢はまだ人で賑わっています。
 車も渋滞しており、碓氷峠の雰囲気とはまったく違います。
 軽井沢の混雑を横目に、静まり返った別荘地への小路を抜け、ホテル鹿島ノ森の敷地
 内にある「御膳水」へ向かいます。 この水は、明治11年9月6日に明治天皇が昼食の
 時に飲まれた水だそうです。
 階段を下りて行くと小さな自然公園のような雰囲気で、これぞ軽井沢って気持ちにさせて
 くれます。 川のせせらぎと鳥のさえずりだけが聞こえます。 透き通った水に手をつける
 と、思わず手を引っ込めたくなるような冷たさでした。
 14:00 旧軽井沢

 旧軽井沢でひと休み。 駐車場所をと探し
 ますがなかなか見つかりません。 そこで1
 本裏通りに入ると無料の駐輪場らしきもの
 が・・・・。 駐車場代浮いちゃいました。
 バイクを停められたので軽井沢をブラブラ
 と歩きます。
 まず目に付いたのが軽井沢の定番、「ミカドコーヒー」です。 「これを食べなきゃ軽井沢に来た意味がないでしょう」ということでモカソフ
 トを注文! 今日は天気も良く、軽井沢でも気温は30℃。 モカソフトも本領発揮、火照った身体を冷してくれました。
 しかし夏休みも終わったはずなのに、そして平日にもかかわらず、軽井沢にはたくさんの人が歩いていました。
 小腹もすいてきたので、もうひとつの定番「ちもと」に向かいます。
 夏休みの間は店先で団子を焼いているのですが、この時期は店の中での注文になっていました。 お決まりの焼団子そして甘いちもと
 餅をいただきました。
 14:55 和田峠の滝?

 軽井沢から帰路につきます。 下仁田の湧
 水を回るため、和田峠を県道43号線へ。
 下りのワインディングを楽しく走っていると
 左に何かあります。 近づいてみると、高さ
 5mくらいのところから、岩を滑り台のよう
 に丸くくりぬいてあり、そこを水が流れ落ち
 ています。 ウォータースライダーみたいで
 楽しそうですが、ここから3m下まで落ちて
 いますので、やるなら命がけですね!
 15:05 姫街道芝ノ沢の湧水

 紅葉ライン(姫街道)を下仁田に向かって走ります。 インターネットで探した夫婦岩付近
 の湧水が最後の目標です。 紅葉といってもまだ時期が早いので、周りは緑、緑、緑!
 あと1ヶ月もするとここもきれいに色づいて、車もたくさん走っているのでしょうね。
 しかし、今はすれ違う車もほとんどありません。
 気分良く走っているとなにやら右側に湧水らしきものが。 急ブレーキ!(工場長すいませ
 ん) Uターンして戻ってみると、やっぱり湧水でした。 写真撮影をして出発。 すると100
 mも行かないうちにまたもや湧水。 この100m先にも、もう1か所湧水がありました。
 湧水の宝庫です!
 15:20 絹笠明神之霊水

 新しい湧水を発見し、気をよくして目的地「夫婦岩付近の湧水」へ。
 すると右側のコンクリート塀の前に水場発見。 なにやら新しい看板が付いています。
 場所的にはここが目的地のはずです。 きっと手入れをしている方が命名したのでしょう。
 台風の後のためか、ものすごい水量でした。
 15:55 道の駅「しもにた」

 時間も遅くなり、日も傾いてきました。
 近くにあと2か所ほど湧水があるのですが
 それは後日のお楽しみに取っておきます。
 下仁田ICから高速に乗る前にひと休み。
 道の駅「しもにた」は木材を使用した円形
 のおしゃれな建物でした。
 コーヒーでのどの渇きを癒し、東京へ向け
 出発!
 16:45 関越自動車道 上里SA

 ここで本日最後の休憩。 ちょっと早い夕食はSA内のレストランで、上里の赤玉子を使
 用した「ふんわり玉子のオムライス」です。 とろとろの玉子とデミグラスソースがとっても
 美味です。
 最後の休憩も終わり帰路につきます。 所沢ICまでは一緒に走りますが、とりあえずここ
 で解散。 回りも暗くなってきて、路面を照らすヘッドライトに導かれ走り続けます。 所沢
 ICの標識が見えてきました。 PaPaKoはここで下りるため左の誘導路へ。
 ホーンを鳴らして左手を上げさよならの合図。 「気をつけて帰ってね〜!」



より大きな地図で 第8回ミーティング を表示