( 古木 ・ 巨木 )


  福島県
 馬場ザクラ
 福島県安達郡大玉村玉井字石橋150
 高瀬の大木(ケヤキ)
 福島県会津若松市神指町高瀬字五百地
 樹高15m、幹周7.0m、樹齢1000年
 県道146号線、相応寺の奥、福満虚空蔵尊の境内
 に植わっています。 永保3年(1083)頃、源八幡太
 郎義家(頼朝の祖父の祖父)が軍馬の訓練場であっ
 たといわれ、義家の手にした桜のムチを土にさし、駒
 止めしたものが根付いたことから「駒止め桜」とも呼
 ばれています。
 3本の主幹の内2本が失われ、かろうじて1本が生き
 残っている状態です。
 樹高26m、幹周11.7m、樹齢500年
 国道42号線と国道252号線が交差する中沢交差
 点から西側に広がる畑を眺めると、1か所だけ緑の
 小山が見えます。 神指城跡です。 慶長年間(15
 96-1615)に上杉景勝が築城した神指城跡の東北
 隅の土塁上に立っています。 築城前からすでに大
 木であったことが知られています。 関ヶ原の合戦
 で西軍が敗れ、景勝は途中で築城を中止したので
 すが、城が完成していたらこの木はなくなっていた
 のでしょうか?
 護真寺のサクラ
 福島県須賀川市横田字北の後158
 達沢大山祇神社社叢
 福島県耶麻郡猪苗代町
            蚕養字大達沢乙3695
 米沢の千歳ザクラ
 福島県大沼郡会津美里町米田字池南
 樹高12m、幹周4.5m、樹齢670年
 観応2年(1351年)に護真寺が開山された際に植
 えられたと伝えられています。 本堂への石段最上
 段、本堂前に植わっています。 シダレザクラとして
 は三春の滝ザクラ(国天然記念物)に次ぐ巨樹です
 。 本堂−須賀川市有形文化財
 樹高28m、幹周5.1m、樹齢300年(コナラ)
 猪苗代湖の北東にそびえる大滝山山群の山懐に
 抱かれた木地師集落の伝統を持つ山里です。
 集落の鎮守である大山祇神社の奥に広がってい
 る原生林で広さは2haあります。 この林の優占種
 はコナラとミズナラでいずれも目通り幹囲2.5m以
 上、樹高は20mを越す大木です。
 樹高14m、幹周10.5m、樹齢700年
 ベニヒガンザクラの大木です。 名前の由来は文永
 10年(1273)、領主の富塚伊賀守勝が、江川長者
 の娘常姫(幼名・千歳)が亡くなったのを悲しみ、供
 養の為に植えたと伝えられています。 別名「種蒔
 桜」とも呼ばれ、開花を見て作物の種を蒔く時期を
 決めていたともいわれています。
 比良林のサラサドウダン
 福島県南会津郡只見町
        大倉字余名沢山1344−57
 樹高3.7m、根周り4.0m
 サラサドウダンはツツジ科ドウダンツツジ属の落葉
 低木です。 根元より数本の大枝に分かれ、枝張り
 は東西に8.5m、南北に10.0mあります。
 相応寺のしだれ桜
 福島県安達郡大玉村玉井字南町188
 十楽院のカヤ
 福島県安達郡大玉村玉井字馬喰内
 大鹿桜 (会津五桜)
 福島県耶麻郡猪苗代町字西峯6199
                    磐椅神社
 樹高13.5m、幹周2.6m、樹齢350年
 国道4号線から県道146号線を大玉村方面へ走る
 と突き当たりに相応寺があります。 本堂前に立つ
 エドヒガン系のベニシダレで、大きく枝を広げた優美
 な姿の桜の木です。
 樹高18.8m、幹周2.9m、樹齢250年
 相応寺から大玉村役場へ。 その先の路地を右に
 入ると左側に見えます。
 この地は弥生式土師器時代の遺跡です。 カヤは
 本堂前に斜めに傾くようにして立っています。 
 樹齢1000年以上
 天暦元年(947)に村上天皇の勅使が奉納したとい
 うサトザクラの一品種、八重桜(子菊桜)です。 開
 花時は白色で、その後ピンク色に変わり、最後は
 鹿の色に似ることから大鹿桜と呼ばれています。
 鳥居杉
 福島県耶麻郡猪苗代町字西峯6199
                    磐椅神社
 石部桜 (会津五桜)
 福島県会津若松市一箕町八幡石部
 太夫桜
 福島県会津若松市一箕町八幡堰端乙410
 樹高36m、幹周6.7m、樹齢800年
 磐椅神社の鳥居代わりに植えられた杉です。 左
 右一対だったのですが、左側の杉は落雷や昭和3
 3年(1958)の台風により、地上15mで折れてしま
 い、昭和61年(1986)に完全に倒壊してしまいまし
 た。 中ほど二股別れの所に、山桜の寄生木が育
 ち毎年咲き誇っていることから「えんむすび桜」とも
 呼ばれています。
 樹高11m、幹周2.2m、樹齢600年
 飯盛山の北側700mほどの田んぼの中に植わっ
 ているエドヒガンです。 会津の藩主芦名氏の重臣
 石部治部大輔の館の庭にあった桜と伝えられてい
 ます。 太夫桜と共に会津の二大老樹のひとつとさ
 れています。 幹が八本に別れ、大きく枝を広げた
 姿は見事です。
 樹高13m、幹周5.5m、樹齢200年
 飯盛山の白虎隊記念館の傍に植わっているエドヒ
 ガンです。 石部桜と共に会津の二大老樹のひと
 つとされています。
 寛永3年(1626)、いつき太夫と云う名妓が殺害さ
 れその霊を弔うため植えられた桜で、現在の樹は
 二代目と伝えられています。
 峰張桜
 福島県会津若松市蚕養町61-1蚕養國神社
 建福寺のシダレ桜
 福島県会津若松市建福寺前7−3
 杉の糸桜 (会津五桜)
 福島県大沼郡会津坂下町
  大字船杉字北杉大道乙1170 薬王寺
 樹高17.5m、幹周5.6m、樹齢900年
 会津若松市内の古三社の一つ、蚕養國神社の拝
 殿前に立つ御神木です。 エドヒガンザクラで、幹
 は途中で折れ空洞が目立ちます。
 樹高15.5m、幹周2.9m、樹齢150年
 建福寺本堂前に植わっています。 、根元2.2m付
 近で双幹となり、枝は南西北の三方へ広がっていま
 す。
 樹高6m、幹周3.2m、樹齢450年
 薬王寺の本堂前に植わっています。 天正年中(
 1573〜1590)に植えられた2株のうちの1株といわ
 れています。 枝垂桜のエドヒガンザクラの一種で
 す。
 虎の尾ザクラ (会津五桜)
 福島県大沼郡会津美里町雀林字
          三番山下3554 法用寺
 大塩の老杉
 福島県大沼郡金山町大字大塩字要害
                 宇奈多理神社
 八幡神社のイチョウの木
 福島県大沼郡昭和村両原
 樹高8.3m、幹周1.8m、樹齢200年
 オオシマサクラ系サトザクラの1品種です。 大同3
 年(808)に植えられたと伝えられており、現在の木
 はその何代目かであると考えられています。 その
 形を虎の横たわる姿に見立てた説と、重弁になる
 花からおしべが弁化して細く立つ旗弁の形を虎の
 尾と見立てたとする説があります。
 観音堂・三重塔−福島県指定重要文化財
 樹高25m、幹周5.35m、樹齢500年
 宇奈多理神社の御神木で参道入口に植わってい
 ます。 室町時代末、根元に腐朽の洞穴があり、
 その中に諏訪大明神の石祠が安置されていまし
 たが、樹木の成長と共に洞穴が癒閉し石祠を包み
 込んでしまったといういいつたえがあります。
 樹高15m、幹周3.6m、樹齢300年
 八幡神社の石段上、社殿の前に植わっています。
 両原地区で最も古い樹木です。
 石鳥居−昭和村有形文化財
 八幡のケヤキ(中山の大ケヤキ)
 福島県南会津郡下郷町中山字中平18
 西光寺のたらよう
 福島県岩瀬郡鏡石町鏡沼97
 樹高36m、幹周12.0m、樹齢950年
 県道131号線(日光街道)沿いに植わっています。
 天喜3年(1055)八幡太郎義家が陸奥の豪族安部
 貞任を討伐の折、尾岐村に至る間道を教えたため
 勝利した。 喜んだ義家が謝礼のしるしに植えたと
 伝えられています。
 樹高12m、幹周2.05m、樹齢250年
 国道4号線の東側の通りを、鏡石町役場から北に
 向かうと左側に西光寺が見えてきます。
 本堂の右側を覆い隠すように、枝を広げて立ってい
 ます。
 実成寺のケヤキ
 福島県会津若松市大町2−6−35
 樹高15m、幹周4.0m、樹齢400年
 会津若松駅から徒歩5分の場所に建つ実成寺。
 本堂前には1615年に植樹されたと言われる一対の
 ケヤキが植わっています。 なかでも本堂右側のけ
 やきは直径1m近い大きなこぶを持つ立派なけやき
 の木です。