埼玉県 101か所

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  加須市
 @ 玉敷神社御神水
    埼玉県加須市騎西552
   東武伊勢崎線「加須駅」の先、県道305号線を南下します。 しばらく走ると道は県道151号線になりま
   す。 国道122号線の手前、突き当りを右折すると玉敷神社です。
   長い参道を歩いて行くと鳥居の先に社殿が見えてきます。 この社殿の右側、本殿の脇にお水取り場が
   あります。 この「御神水」は寛文年間(1661〜1673)に掘られた古い井戸から汲出されています。 昔
   から霊験あらたかな「薬水」として「お水」と呼ばれ尊重され、お茶や炊事風呂用に利用されていました。
   戦後間もないころまでは、lこのお水を沸かした「御神湯」と称されたお風呂が社務所裏手にあったそうで
   す。 お水取りは毎月1日に行われています。 が、1日以外でも社務所へ申し出れば水汲みができます
   。 参道の鳥居手前右側には手水舎があります。 ここからもきれいな水が流れ落ちていました。 同じ
   水源の水でしょうか?
 2013年03月07日訪問

 水量 
  越谷市
 A 久伊豆神社御霊水
    埼玉県越谷市越ヶ谷1700
   越谷駅から東へ。 県道49号線を北へ向かい3つ目の信号を右へ曲がります。 元荒川を渡ると久伊
   豆神社への長い参道が始まります。
   参道を進み三の鳥居から境内へ入ります。 すぐ右に手水舎がありその隣に小さな木製の鳥居が見え
   ます。 鳥居には「御霊水」の文字が見えます。 鳥居の中には大きな岩の頂上付近から流れ出た水が
   樋を伝って流れ落ちています。 地下水を感じさせるとても暖かい水です。
   この鳥居の左脇には巨岩で組まれた水場が設置されています。 古い蛇口が付いており、蛇口をひね
   ると勢い良く水が流れ出しました。 水汲み用に設置された水場です。
 2012年02月22日訪問

 水量 
  さいたま市
 B 久伊豆神社御神水
    埼玉県さいたま市岩槻区宮町2−6−55
   国道122号線岩槻駅前を過ぎ、渋江交差点を左折し県道65号線へ。 東武野田線を過ぎ最初の信号
   を右に進むと左側に久伊豆神社が見えてきます。
   木のうっそうと繁る長い参道を歩いて行くと、社殿手前左側に手水舎があります。 この手水舎に「この
   お水は地下水ですので、沸騰させてお飲みください」と注意書きがあります。
   手水舎のすぐ裏手にはコンクリートでできた丸い筒のいどのようなものがありました。 竹筒の様子から
   、現在は水が出ていないようでした。
   また社殿を左へ回りこむと鯉の泳ぐ池があり、その奥に岩のようなものがあります。 ここの先端からも
   水が出ており、池に流れ込んでいました。
 2009年03月05日訪問

 水量 
 C 幸運(開運)の霊水
    埼玉県さいたま市浦和区岸町3−17−25 調神社
   調神社は埼玉県庁から南へ、県道213号線の左側にあります。
   調神社は「つきじんじゃ」と読みます。 開化天皇3年(紀元前156)に創建されました。 社名から「ツキ
   」に恵まれる神社として信仰され、「ツキ」を「月」にかけて、狛犬ではなく月神の使いと言われているうさ
   ぎが迎えてくれる、月待信仰の神社です。
   手水舎も大きなうさぎの口から水が流れ出ています。 手水舎の上の案内板には「幸運(開運)の霊水
   当社本殿玉垣内の井戸水(霊水)です 手を洗い、口をすすぎ、手を洗った後神前に進み調宮様の良い
   ツキを戴いて下さい。」と書かれています。
   また、神社奥にももう一か所の手水舎がありましたが、こちらはうさぎではありませんでした。
   水の持ち帰りは禁止されています。
 2006年12月16日訪問

 水量 
  和光市
 D 熊野神社の湧水
    埼玉県和光市白子2−15 (県道79号線)
   熊野神社は旧白子宿の鎮守さまとして栄えてきた神社です。 発祥は不明ですが社伝によるとおよそ1
   000年前といわれています。
   落ち着いた雰囲気の旧白子宿の参道を通ると正面に本殿が見えてきます。 本殿の裏には湧水ででき
   た池があり、そこから流れ出た水が、本殿左側にある龍の口から流れ出ています。
   また、境内左に手洗い場があり、ここで水汲みができます。 温かみのある美味しい水でした。      
 2006年12月 6日訪問

 水量 
 E 白子斜面林の湧水
    埼玉県和光市白子2−14 (県道79号線)
   白子コミュニティーセンター、熊野神社の道路を挟んで向かい側。 民間駐車場の奥の斜面下にありま
   す。 ここは私有地なので水汲みには十分な配慮をお願いします。
   崖下のL字型に曲がった太いパイプと、その脇の苔むしたパイプからほとばしるように勢い良く水が湧き
   出ています。 地元の方によると和光市の湧水の中でここの水が水量、味ともに一番という話でした。
   また、この崖に沿ったいろいろな場所から水が湧き出ているのが見られます。
 2006年12月 6日訪問

 水量 
 F 漆台の洗い場
    埼玉県和光市新倉1−14 (東京外環自動車道側道脇)
   柿の木坂児童公園の向かい側の脇道をUターンし、道路下の側道に入っていきます。 しばらく走るとバ
   イクでしか通れないような細い道になります。 民家にはさまれた狭い一角に洗い場があります。
   昔から現在にかけて、古くからここに住んでいる方たちの洗い場になっているようです。 水は奥の崖か
   ら湧き出ているようです。 奥の池から水が流れ出るようになっていました。 またこれとは別に左側にも
   う1本の細いパイプが道路脇まで引いてあり、その先に水道の蛇口が取り付けられ、水が汲めるようにな
   っていました。
 2007年 1月12日訪問

 水量   
  東松山市
 G 箭弓稲荷神社御神水
    埼玉県東松山市箭弓町2−5−14
   東武東上線東松山駅の西方200mほどのところに箭弓稲荷神社があります。 和銅5年(712)に創建
   されたと伝えられる神社です。 平安時代の中頃、謀反を起こした下総の国の城主平忠常討伐に当たっ
   た源頼信が戦勝祈願をした神社と伝えられています。
   二の鳥居をくぐり境内に入ると左側に手水舎があります。 この石鉢の底からこんこんと大量の水が湧
   き出ています。 散歩途中の近所の方が「ここの水は美味しい」と言ってごくごくと飲んでいました。 柱
   には「手水舎以外の利用を禁じます」と書かれています。
   手水舎に左奥、記念館前に「御神水」と書かれたの水場がありますが、コックが外され、水は出ていま
   せんでした。 神社の方にお願いすれば汲むことができるのでしょうか?
 2013年 1月30日訪問

 水量   
  川越市
 H 川越氷川神社の御神水
    埼玉県川越市宮下町2−11−5
   国道254号線を北へ。 氷川町交差点を左折し、県道51号線を500mほど行くと右側に氷川神社が見
   えてきます。 高さ15mの日本一大きな木製鳥居をくぐると境内に入ります。 右側には社殿等の建造
   物が、そして左側には水路が引かれています。 この水路は「祓いの川(人形流し)」です。 紙でできた
   人形に穢れを移して、川に流して穢れを祓清めています。
   水の流れをたどって行くと、その先には四角い石の筒がありそこから水があふれ出ています。 川越氷
   川神社の御神水です。 すぐ近くまで足場が組んであり、柄杓が置かれ水を取れるようになっています。
   また、この御神水の先に手水舎があります。 位置や水温を考えると同じ水脈と思われます。
   氷川神社のホームページには「ご自由に御汲み取りください。 なお飲用する場合は・・・」とありますの
   で水汲みも可能なんでしょうが、柄杓で汲むには時間がかかるでしょう。 また場所柄大量に持ち帰るに
   は勇気が要ると思います。
 2011年 1月17日訪問

 水量   
 I 稲荷の井戸(幸寿司井)
    埼玉県川越市元町1−13−7幸寿司前
   川越駅から蔵造りの町並みを目指します。 右側に国の重要文化財である「大沢家住宅」が見えますの
   で手前の路地を右折。 50mほど行くと左側に幸寿司があります。 道路の向かい側、本宗稲荷のご神
   木の楠と休み処の間にあります。
   すぐ脇の案内板には「明治34年新堀抜、昭和47年改掘抜」と書かれています。   
 2007年12月15日訪問

 水量   
  富士見市
 J 難波田城の井戸水
    埼玉県富士見市下南畑568−1 難波田城公園内
   難波田城は、鎌倉時代以降、富士見市を本拠に活躍した難波田氏の城館跡で、昭和36年に埼玉県旧
   跡に指定されました。 荒川低地の一角に築かれた平城で、規模は5ha以上と推定されています。
   難波田城公園は、敷地中央の難波田城資料館を挟んで、東側が難波田城の姿を復原した「城跡ゾーン
   」、西側が市内に建てられていた古民家を移築復原した「古民家ゾーン」に分かれています。
   その城跡ゾーンから古民家ゾーンに向かう右側に水場はあります。 四角い鉢の底からこんこんと、澄ん
   だ冷たい水が湧き出しています。 すぐ脇のたて看板には「告 この井戸水飲むべからず 城主」と書か
   れていました。 ここから流れ出た水は左右に別れ、右は池へ、左は田んぼへ流れ出していました。
 2008年 6月30日訪問

 水量   
  狭山市
 K 広福寺の清水
    埼玉県狭山市下奥富844
   国道16号線を入間IC方向から川越方面へ。 狭山環状有料との交差点を越えてから左折し住宅街に入
   ります。 奥富小学校の脇に広福寺があります。 広福寺は永禄年間(1558〜70)の創立といわれてい
   る天台宗の寺院です。 徳川三代将軍家光公御鷹狩の休息所に指定されていました。
   市指定文化財の山門をくぐると緑の多い境内に驚きます。 すぐ右側に四角いコンクリートの箱があり、
   その脇の竹筒から冷たい水が流れ出ていました。 「飲用不可」の看板がありましたが、自己責任で飲ん
   でみるとおいしい水でした。
   また、本堂前には小さな池がありました。 水音が聞こえてくるので近寄ると、池を飾っている大石から
   水が流れ落ちていました。 また池には太いパイプから大量の水が流れ込んでいました。
 2008年 5月 7日訪問

 水量   
 L 一時水
    埼玉県狭山市笹井2−38 滝不動尊
   国道299号線笹井交差点を右折、根岸方向に向かいます。 1kmほど走って埼玉マツダを左折し住宅
   街の一番奥まで行くと右側に「不動尊入口」の案内板が見えます。 住宅街の裏山のような場所にひっ
   そりとあります。
   小さな祠の左側石垣から勢いよく水が出ています。 また、祠の裏側の石の間からも水が湧き出してい
   ます。 非常に冷たい水で、手で触ると飛び散るくらいの勢いがありました。 
   近くに駐車するスペースはまったくありません。 また閑静な住宅街の中にありますので、住民の迷惑に
   ならないようにしましょう。
 2007年 9月28日訪問

 水量   
  入間市
 M 野田の湧水
    埼玉県入間市野田1543
   国道299号を飯能方面へ。 元加治幼稚園前の交差点を西武池袋線元加治駅方向へ左折し50mほど
   行くと右側に狭山ゴム加工所があります。 その裏手コンクリートの土台下から水が流れています。
   季節柄少し温かく感じる透明感のある水でした。
 2007年11月20日訪問

 水量   
 N 滝不動の湧水
    埼玉県入間市野田279
   野田の湧水からさらに元加治駅方向へ。 50mほど行った交差点を右折、100mほど行くと左下方に
   滝不動尊が見えます。 滝不動尊右側にコンクリートでできた直径50cmほどの山があり四角く穴が開
   いています。 その中の左上側から水が湧き出ていました。 温かみのあるきれいな水です。
   そこから湧き出た水が水路を伝って不動尊前面の谷に突き出ている筧から水が流れるようになっていま
   したが、残念ながら途中で漏れてしまっており、筧からは水が流れ落ちてはいませんでした。 しかし筧
   背面の崖からも大量の水が湧き出ていました。
 2007年11月20日訪問

 水量   
  寄居町
 O 仙元名水
    埼玉県大里郡寄居町三品
   県道294号線を東秩父村から北上します。 寄居町に入って1kmほど走ると左側に小さな手書きの案
   内板が立っています。 ここを右折し、民家のまばらに建つ畑の中の道を進みます。 しばらく行くと小さ
   な橋のところにまた案内板が立っています。 ここを右折し白髭神社方面へ向かいます。 みんかが途切
   れると森の中のダートに変わります。 300mほど走ると左側に広場が見えてきます。 仙元名水に到
   着です。
   案内板には「仙元山仙元社の山より湧き出します御水で、仙元山仙元社の御加護された名水です。
   仙元山を東北から見ました形状から別名「おっぱい山」と言われ、母なる山の母の水に相応しい自然の
   恵みを受けた名水です。」と書かれています。
   水場手前はうっすらと水が流れ、浅い小川のようになっています。 石碑の前に3種類のさまざまな形を
   した石の水場があります。 いろいろな物が乱雑に置かれた、なんだか楽しくなるような水場です。
 2012年05月07日訪問

 水量  
 P 秋山の清水
    埼玉県大里郡寄居町秋山
   県道294号線から仙元名水とは反対側へ左折します。 老人ホームあきやま苑方向へ進み、老人ホー
   ムを過ぎると山の中のワインディングの上り道になります。 ヘアピンカーブを抜けると見晴台になってお
   り何軒かの集落がありますが、その手前右カーブの角に水場があります。 ちょうど白い看板が立ってい
   る所です。 小さなせせらぎになっており、白いパイプと黒いホースが山の上から引かれています。
   白いパイプから水が流れ出ています。 下にはタンク等を置きやすいようにビールケースが置かれている
   ので、水汲みに訪れる人がいるのでしょう。 きれいな濁りのない水でした。
 2012年05月07日訪問

 水量 
 Q 杉の木井戸の湧水(金尾の五井戸)
    埼玉県大里郡寄居町風布
   県道82号線、寄居橋を渡り金尾地区に入ると「金尾の五井戸」があります。 藤井戸、笹原井戸、杉の
   木井戸と回りましたが、今も水が湧き出ているのでしょうが、まったく利用されていないようでした。 全て
   の井戸に「この井戸水は現在利用しておりませんので飲用ご遠慮下さい」と書かれたお知らせが立って
   います。
   また他の2つの「藤井戸」と「高柿井戸」は見つけることができませんでした。
   帰ろうとしたところ、杉の木井戸のすぐ下の民家の脇に太いパイプが渡され、ここから大量の水が流れ出
   ていました。 民家の方に聞いたところ、杉の木井戸とは違う水源で山の方から引いてきているそうで、
   現在は野菜を洗うのに利用しているそうです。
 2012年05月07日訪問

 水量 
梅ノ木井戸
笹原井戸
杉の木井戸
 R 風布川・日本水 「日本の名水百選」
    埼玉県大里郡寄居町風布
   皆野寄居有料道路、寄居風布ICから釜伏峠への林道を南下します。 途中「日本水」の案内板がたくさ
   ん出ているので迷うことはないと思います。 ワインディングを抜け開けたところに出ると、左上方に「首都
   圏自然歩道休憩所」と書かれた駐車場があります。 車両はここまで。 ここからは歩きで向かうことにな
   ります。
   最初は九十九折りの遊歩道を下り、その先は平坦な道になります。 林の中のハイキングコースといっ
   た感じ。 15分ほど歩くと正面に大きな岩が見えてきます。 この岩の割れ目から水が湧き出していま
   す。
   案内板には『「釜伏山北面の「百畳敷岩」と言われる大岩壁から日量約十から七十トンがこんこんと湧き
   出し古来より枯れることのない神秘的な名水で「日本水大神」が祀られています。 日本武尊が東征の
   折り当山に戦勝を祈願の際、喉の渇きをおぼえ、御剣を岩壁に刺したところ、忽ち湧水し、尊はこの水の
   冷たさに一杯しか飲めなかったことの伝説により「一杯水」との別名で呼ばれています。』と書かれていま
   す。
   柵の外まで長い竹筒が渡され、ここから水が流れ出ています。 竹筒の先には岩の割れ目があり、ここ
   から流れ出た水が岩肌を伝い竹筒に流れ込んでいます。 水は夏の時期ではないので冷たく感じられま
   せんでしたが、とても美味しい水でした。
   日本水は「岩盤崩落」の危険のため立入禁止になっています。
 水量   
 20 日本水水飲場 「日本の名水百選」
    埼玉県大里郡寄居町風布670
   皆野寄居有料道路、寄居風布ICから日本水源流へ向かう途中にあります。 民家を過ぎ山道へ入り、
   いくつかのヘアピンカーブを上った途中にあります。
   日本水源泉の近くから約900m引っ張ってきている水です。 名水保存会の管理がしっかりと行き届い
   た水汲み場です。
   6個の蛇口が付いており、すべてにホースが取り付けられ汲みやすいようになっています。 人気の水場
   で水汲みに訪れる人が絶えません。 道路は少し広くなっている程度で、駐車スペースはあまりありませ
   ん。
 2012年05月07日訪問

 水量  
  嵐山町
 21 木曽義仲産湯の清水
    埼玉県比企郡嵐山町鎌形1993 鎌形八幡神社
   県道30号線を小川町方面へ。 八高線手前五明交差点を右折、さらに新多摩川橋交差点を左折ししば
   らく走ると嵐山市に入ります。 400mくらい走ったところの交差点を右折すると目的地の鎌形八幡神社
   に着きます。
   木曽義仲の父、源義賢は、鎌形の隣の大蔵に館を構えていました。 この鎌形八幡神社の清水は、義
   賢がこの地に下屋敷をもうけて小枝御前に生ませた義仲の産湯の清水と言われています。 父義賢は
   義仲が2歳の時に亡くなりますが、義仲は母、小枝御前と共に畠山重能、斉藤実盛らに助けられ信州の
   木曽に逃れたのでした。 義仲は木曽で宮ノ越に館をもつ中原兼遠に預けられ平家討伐の挙兵まで木
   曽の地を拠点としました。
   鳥居をくぐり境内に入ると、社殿前の階段下左側に水場があります。 石垣に穴がありそこから流れ出
   ている水を竹筒で手水舎まで引いています。 飲んでみるとあまり冷たさは感じられない水でした。
 2007年 9月20日訪問

 水量   
  小川町
 22 仙泉の水(下里の水)
    埼玉県比企郡小川町下里606
   小川駅から国道254号線を嵐山方向へ進みます。 消防署東交差点を過ぎてから右へ曲がり槻川沿
   いの道を走ります。 しばらく行くと物見山への登山道がありますので右折して橋を渡り100mほど行く
   と右側にあります。
   仙元山からの冷たくて美味しい湧水です。
   槻川沿いにさらに先に行くと芭蕉の句碑のそばに「下里観音の水」があるらしいのですが、こちらは川を
   渡らなければならないので、辿り着くことができませんでした。
 2007年 9月20日訪問

 水量   
 23 西光寺の湧水
    埼玉県比企郡小川町小川1277
   西光寺は室町時代の後期に開創された曹洞宗のお寺です。 境内には枝垂れ桜が、裏の斜面にはカタ
   クリの群生地があり、花で有名なお寺です。
   最初に迎えてくれる立派な山門の左側には案内板があり、裏山から湧水を引いてきて庭園を造っている
   と書かれていました。 境内左側には水の豊富な小さな滝と池があります。 また庭園の手前には龍の
   口から水が流れ出ている手水舎もあります。 この手水舎も湧水なのでしょうか?
 2007年 9月20日訪問

 水量   
 24 玉の井戸(晴雲酒造の仕込水)
    埼玉県比企郡小川町大字大塚178 晴雲酒造
   晴雲酒造は、古い町並みが残る旧街道沿いにあり、清酒鑑評会で何度も金賞を受賞した銘酒大晴雲で
   知られる酒蔵です。
   国道254号線小川駅入口を西へ、そのまま県道11号線に入るとすぐ右側にあります。
   入口には「晴雲の仕込水ご自由にお飲み下さい」とありますが、仕込水は左側の売店の中にありました
   。 冷たくはありませんがスッキリとした美味しい水でした。
 2007年 9月20日訪問

 水量   
 25 松郷峠清水
    埼玉県比企郡小川町上古寺(松郷峠)
   県道30号線、田中交差点を白石峠方向へ。 3kmほど走った西平交差点を右折すると上り坂になりま
   す。 ここが松郷峠です。 峠の頂上がときがわ町と小川町の境界線。 小川町に入って100mほどの
   地点右側にあります。
   以前はここは石垣や林だったのですが、今回行った時にはコンクリートで固められていました。 コンクリ
   ートからニュッと太いパイプが出ていて水が流れ出ています。 情緒はまったくありませんが、冷たくて美
   味しい水でした。
 2007年 9月 3日訪問
 2010年 5月14日再訪

 水量 
 26 笠原北向き不動の水
    埼玉県比企郡小川町笠原
   国道254号線を東武東上線に沿って走ります。 いし本食品工業の路地を左折し集落を通過すると倉
   山登山道になります。 ここからはダートです。 すぐに左折する道があるのでここを左折し林道を500m
   ほど上って行くと北向き不動に出ます。 右側に小川が流れており丸太の樋がかかっており、大量の水
   が流れ落ちています。 ただ先を見ると、小川をせきとめ小川が樋に流れ込んでいるだけです。 元はき
   れいな湧水なのでしょうが、小川として流れている間に土や木っ端が混じり込んでいないか心配になりま
   す。
 2012年05月07日訪問

 水量 
 27 栗山の延命水
    埼玉県比企郡小川町腰越
   県道11号線を東秩父村方向へ。 しばらく走り槻川を渡る橋を過ぎてすぐ左折、館川砂防ダム方向へ。
   赤木を右折すると栗山林道です。 4kmほど道なりに走ると右側に見えてきます。
   とても人気のある水場で休日は順番待ちができるほど混雑しています。 左側は2本のグレーのビニー
   ルパイプ、右側には1本の黒いビニールホースの水汲み場になっています。 右側の黒いホースの方が
   水の勢いもよく人気があるみたいです。 味の違いは私にはわかりませんでしたが、どちらも冷たい水で
   した。
 2007年 9月28日訪問

 水量 
 28 延命水脇崖下の清水
    埼玉県比企郡小川町腰越
   栗山の延命水の5mくらい左側に少し奥まったところがあり、岩山の上部から水が湧き出していました。
   その下にはビニールパイプが差し込んであり、そこから水が流れ出ていました。 延命水と同じ水源でし
   ょうか?
 2007年 9月28日訪問

 水量 
  東秩父村
 29 入山川茶の口湧水
    埼玉県秩父郡東秩父村安戸
   県道11号線を東秩父村方向へ。 小川町と東秩父村の境界線の交差点を右折し旧道に入ります。 入
   山川にかかる梅田橋手前を右折、道なりに進みます。 ダートの入山林道になりますがそのまま進むと
   200mくらいで広場に出て行き止まりになります。 その手前の橋の下に水場があります。 橋の上から
   下をのぞくと、太いパイプからものすごい勢いで水が出ていました。
   川には誰が持ってきたのか、はしごが下ろしてあるので下へ降りることができます。 このはしごを使わな
   くても川の流れが少ないので対岸から降りて渡ることができます。
   茶の口の清水を探しに行ったのですが、林道工事のためか水場がなくなっていました。(ビニールパイプ
   も見つかりませんでした)。
 2007年 9月28日訪問

 水量 
 30 観音水下の湧水
    埼玉県秩父郡東秩父村御堂
   県道11号線を落合橋方面へ。 御堂に入り東小の交差点を左の旧道へ入ります。 500mほど先の交
   差点を左折。 2kmほど走ると突然左側に石垣が凹んでいる場所に出会えます。
   この窪みの石垣の中に埋め込んだビニールパイプが数本あり、そこから水が流れ出ています。 また、
   左側の1つの穴には竹竿が差し込んであり水が汲みやすいようになっていました。
 2007年 9月28日訪問

 水量 
 31 観音水
    埼玉県秩父郡東秩父村御堂
   観音水下の湧水から200mくらい進むと高橋の手前左側が少し開けた公園のようになっています。 川
   沿いの手前には木のベンチが3脚置かれ、奥の川には小さな板状の橋が架けられています。 この橋を
   渡ると奥に岩を積み上げた場所があり、ここが水場になっていました。
   岩山の上にはなぜか大黒様?が置かれてました。 整備されたたいへんきれいな水場です。
 2007年 9月28日訪問

 水量 
 32 白石八幡神社御神水
    埼玉県秩父郡東秩父村白石
   県道11号線白石地区の西小白石分校脇の路地を入って行きます。 1.5kmほど登っていくと左は上
   へ、右は下へと分かれている分岐にぶつかりますので右へ行きます。 この先は細くて急な下り坂にな
   りますので車での進入は無理です。 300mほど下って行くと坂の途中右側に柱が立っており、すぐ脇
   地面に近いところから水が流れ出ていました。
   透き通ったとてもきれいな水です。 冷たくて美味しい水でした。
   白石八幡神社御神水とありますが、近くに神社らしきものは見当たらないのですが・・・?
 2007年 9月28日訪問

 水量 
 33 笠山水(甘露水)
    埼玉県秩父郡東秩父村白石
   白石八幡神社御神水の分岐を左へ登っていきます。 道なりに3kmほど走ると左コーナーの先左側に
   突然現れます。 また「栗山の延命水」栗山林道から萩山林道を道なりに走っていくと右側に現れます。
   水場の裏側の藪の中が沢のようになっており、そこに溜まった水をパイプで汲みやすくしてあります。
   すごい勢いで水が出ており、とても冷たい水でした。
   以前は「甘露水」という名前だったらしいのですが、水のすぐ脇の看板をよく見ると「笠山水」と書いてあ
   りました。 他の方のHPを見るとまったく同じ看板なので誰かが書きかえたのだと思います。
 2007年 9月28日訪問

 水量 
 34 深宗水
    埼玉県秩父郡東秩父村奥沢61−1
   県道11号線を小川から東秩父方面へ走ります。 東秩父村に入りしばらく走ると、東秩父中学校の前
   あたりの民家に「地下水をどうぞ」と書かれた青いのぼりがたくさん立っているのが見えます。 この民
   家の生垣左側に水道の蛇口がポツンと立っておりここで水汲みができます。 写真を撮っていると、ご主
   人が出て来てて気軽に声をかけてくれました。
   自宅敷地内40.5mから汲み上げている水だそうです。 ご主人は、東日本大震災を体験して、何か社
   会に貢献したいと思い水の提供を始めたそうです。 この水は「埼玉新聞」でも取り上げられ、今では人
   気の水場になっています。 
 2012年05月07日訪問

 水量  
  ときがわ町
 35 慈光寺参道の清水
    埼玉県比企郡ときがわ町西平
   県道30号線、田中交差点を白石峠方向(県道172号線)へ。 西平交差点を過ぎ1kmほど行き右折
   すると慈光寺の案内看板があります。 山道を3kmほど登って行くと右側に墓石の列が見えてきます。
   墓石に混じって県指定文化財の青石塔婆も見えます。 ここを過ぎると左側に登山道のような細い道が
   見え、その脇に水場があります。 「分収林植栽記念碑」の少し手前になります。
   林の中から長い竹竿で水を引いてきています。 水の流れは細いですが、冷たくおいしい水でした。
 2007年 9月 3日訪問

 水量 
 36 慈光寺の清水
    埼玉県比企郡ときがわ町西平386 慈光寺 坂東三十三観音札所第9番
   慈光寺は、天武天皇の白鳳2年(673)、慈光翁が僧の慈訓に命じて千手観音像を彫ませ本尊として祀ら
   せたのが始まりと言われています。 鎌倉時代には源頼朝の手厚い加護を受け、山中には75坊の僧坊
   があった関東屈指の大寺院でした。 康正2年(1456)に太田道灌の軍勢に討ち入られ、その後、松山
   城主上田朝直によって焼き打ちにあいました。 現在その広大な敷地は埼玉県の重要遺跡に指定され
   ています。
   慈光寺本坊への階段を上り、中門をくぐると正面に本坊があります。 本坊の左側に水道の蛇口が2つ
   並んでいます。 この蛇口のひとつに「湧き水飲料水」と木の札がかけられていました。 蛇口をひねると
   冷たくて美味しい水が勢いよく流れ出てきました。
   また、慈光寺には古井戸が7つあるようで、その内3つを見つけました。
 2007年 9月 3日訪問

 水量 
  月の井   阿伽の井    塔の井
 37 慈光寺観音堂の清水
    埼玉県比企郡ときがわ町西平386 慈光寺
   本坊を過ぎ霊山院の方へ山道を登って行くと、右側に50段はあると思われる急な階段が見えてきます。
   この階段下に「月の井」と「阿伽の井」があります。 この階段を上ったところに観音堂はあります。
   階段を上った右側、観音堂の正面に手水舎があり、龍の口から細々と水が流れていました。 観音堂に
   は本尊「木造千手観音立像」(埼玉県指定文化財)が安置され、左甚五郎作の「夜荒らしの名馬」も飾ら
   れています。
 2007年 9月 3日訪問

 水量 
 38 霊山院の清水
    埼玉県比企郡ときがわ町西平445 霊山院
   観音堂からさらに山道を500mほど上ると霊山院に辿り着きます。 霊山院は慈光寺の塔頭として、建
   久8年(1197)に創建されました。 臨済宗開祖の栄西禅師の高弟栄朝禅師が後鳥羽天皇から勅命を
   受けて開山し、東国最古の禅寺と言われています。
   門をくぐり本堂前を左に行くと左側に「水琴窟」があります。 さらに奥は墓地になっており、その手前に
   水場がありました。   
 2007年 9月 3日訪問

 水量 
 39 いちらくばしの湧水
    埼玉県比企郡ときがわ町西平421
   霊山院から裏道で山を下ります。 2kmほど下っていくと左側に2件の民家が見えてきます。 その先
   左側のガードレールから1本の茶色いパイプが出ておりポトポトと水が落ちていました。 この斜面から
   は大量の水が出ており、その流れの先の地面には灰色のパイプが埋め込まれ水を汲めるようになって
   いました。
   このすぐ先に「いちらくばし」と書かれた橋があります。
 2007年 9月 3日訪問

 水量 
 40 正法寺の湧水
    埼玉県比企郡ときがわ町西平8491
   県道172号線を白石峠へ向かうと右折正法寺の案内板が見えます。 右折して300mも走ると右側に
   正法寺が見えます。
   境内には小さな池があり、草の間から大量の水が流れ出ていました。 この水は地下のパイプを通して
   水車の方へ引いてきているようでした。
 2007年 9月 3日訪問

 水量 
 41 日枝神社の清水
    埼玉県比企郡ときがわ町大附672
   県道30号線でときがわ町へ。 越生町からときがわ町へ入り一つ目の信号を左折し「さいたま梨花カン
   トリークラブ」へ。 カントリークラブの手前左側に日枝神社があります。
   日枝神社入口の鳥居と右側に石燈籠の間に急坂を流れ落ちる小川(?)があります。 ここにビニール
   パイプが刺さっており、そこから水が流れ出ています。
   きれいで冷たい水でした。 大量の水が湧き出ているようで、小川を流れ落ちる水は大量ですが、パイプ
   から出ている水は細い流れでした。
 2010年 9月29日訪問

 水量 
 42 石小土の清水
    埼玉県比企郡ときがわ町大野
   県道172号線を白石峠へ向かい大野へ入ります。 山道を登り、石小土橋を過ぎて300mくらいのとこ
   ろに「起点から3.6km」(起点は白石峠)の案内板があります。 そのすぐ先が岩肌むき出しになってい
   ます。 ここに大きな木が1本立っており、その根元の岩肌から水が流れていました。
   岩盤を流れてきた水が岩の窪みにたまり、たまった水が岩盤を貫通しているパイプから流れ落ちるよう
   になっていました。 冷たくてとても美味しい水です。
 2007年 9月 3日訪問

 水量 
 43 橋倉の清水(山恵水)
    埼玉県比企郡ときがわ町大野
   県道172号線を白石峠へ向かい大野へ入ります。 大野特産物販売所の先で県道172号線は右折に
   なりますが、そのまま都幾川に沿って直進、大野林道に入ります。 木のむらを越えしばらく走っていくと
   白いガードレールの橋が見えます。 この橋が「橋倉橋」です。
   橋の手前を右に入る小路があり10mほど入ったところに水場があります。
   付近の3か所の水場(小石土、橋倉、大野林道)の中で一番冷たい水でした。
 2007年 9月 3日訪問

 水量 
 44 大野林道の湧水
    埼玉県比企郡ときがわ町大野
   橋倉橋のすぐ先に「やまめの里」の看板があります。 この交差点を右に曲がり高篠峠方向へ進みます
   。 しばらく走ると右側に石垣が見えてきます。 ここが大野林道の湧水です。
   ビニールパイプから冷たい水が流れ出ていましたが、付近3か所の水場では最も流れが細かい水でし
   た。
 2007年 9月 3日訪問

 水量 
  鳩山町
 45 竹本の湧水
    埼玉県比企郡鳩山町竹本
   ときがわ町役場方面から県道171号線を東へ。 鳩山町へ入り、道は右へカーブしその後左へカーブ
   します。 その左カーブのところにある路地を右へ曲がります。 そのまま道なりに400mほど走ると正
   面の畑の前、道路と畑の境が一部落ち込んでいます。 ここが水場になっています。
   水汲みに来ていた近所の方に聞くと、30年来ここへ水汲みに来ているとのことでした。 近くに山などな
   くどこから湧いているのかわかりませんが、長年こんこんと湧き出ている名水です。
   3本のパイプからは大量の水が流れ出ています。 冷たさは感じませんがくせのない美味しい水でした。
 2011年03月30日訪問

 水量     
  越生町
 46 龍穏寺の長命水
    埼玉県入間郡越生町龍ヶ谷452
   県道61号線を黒山三滝方面へ。 黒山三滝まであと2kmほどのところ、龍ケ谷川に架かる橋の手前
   に龍穏寺の案内板が見えます。 ここを右折し道沿いに走ると、右側の深い木立の中に立派な山門が
   見えてきます。 龍穏寺です。 龍穏寺は、永享の頃(1429〜1441)に将軍足利義教の命により創立し
   たものといわれています。 その後兵火にかかり、文明4年(1472)に大田道真、道灌父子によって再建
   されました。
   山門をくぐり境内に入ると「長命水 飲ます母なし 落葉雨」と書かれた石碑が見えます。 長命水はど
   こかと境内を探すと本堂前の池に注ぎ込んでいる水場を見つけました。 石碑の意味がわからなかった
   ので、おそるおそる一口水を飲んでみましたが、温かみのある美味しい水でした。
 2007年12月19日訪問
 2010年10月14日再訪

 水量     
 47 日照水
    埼玉県入間郡越生町黒山
   県道61号線を進み、黒山三滝まであと300mくらいのところに右に曲がる路地があります。 ここにも
   も龍隠寺の案内板があります。 ここは黒山三滝の右側を抜け、顔振峠方面へ抜ける林道です。 車1
   台分の 幅しかありません。 この林道を5kmほど登って行くと右カーブになっており、花立松峠への登
   山道の分岐点になっています。 ここに日照水が流れ出ています。
   小川の両側に水汲み場が作ってあります。 両方とも木のスノコが置かれ、ビニールホースから勢い良
   く水が流れ出ています。 このホースははるか山の上から引かれています。 水を汲みにきた地元の方
   から聞いたところ、山の上に大きな岩があり、その岩の裂け目から水が湧き出ていて、ホースでここまで
   引いてきているとのことでした。 とてもおいしい水です。 ただ坂の途中で駐車場所はなく、かろうじて
   花立松峠への登山道に1台停められる程度の場所しかありません。
 2010年10月14日訪問

 水量     
  毛呂山町
 48 桂木観音下の湧水
    埼玉県入間郡毛呂山町滝ノ入
   県道30号線、毛呂本郷交差点を左折。 300mほど先のY字路を右へ。 あとは桂木観音への案内板
   にしたがって5kmほど走ります。 桂木観音への急な坂道を上り始めるとゆるい左カーブになっており、
   カーブ途中の右側に水場があります。
   高さ3mくらいの石垣の上にビニールパイプがあり、そこから地面のバケツに向け水が落ちています。
   パイプの奥の竹薮にはコンクリート筒の水タンクのようなものが見え、そこからパイプが伸びています。
   急坂の途中にある水場で、駐車スペースはありません。
 2008年11月26日訪問

 水量 
 49 林道桂木線の湧水
    埼玉県入間郡毛呂山町滝ノ入846
   コースは桂木観音下の湧水と同じです。 桂木観音への急坂を上る手前に左へ入る道があります。
   林道桂木線です。 ここを左に曲がり最初の左カーブの右側に水場があります。
   斜面の草むらから雨どいのようなものが突き出ており、そこから水が流れています。
   この斜面の上は、都の天然記念物「桂木のタブノキ林」になっています。 すぐ先に右へ上って行く私道
   があり、50mほど行くとタブノキ林があります。
   狭い林道の途中にある水場で、駐車スペースはありません。
 2008年11月26日訪問

 水量 
 50 八坂神社の清水(天王様の水)
    埼玉県入間郡毛呂山町阿諏訪
   県道30号線、毛呂本郷交差点を左折。 300mほど先のY字路を直進。 あとは道なりに5kmほど行く
   と右側に鳥居が見えてきます。 八坂神社です。
   鳥居の脇に小さな石碑が立ち、その脇に岩を丸くくり貫いて石鉢のようなものにした中にきれいな水が
   流れ込んでいました。
   わきの階段を上ると、小さなお社が建っていました。
   また、この道路の反対側には小さな川があり、透き通ったきれいな水が流れていました。
 2007年 1月10日訪問
 2008年11月26日再訪

 水量     
 51 鎌北湖の湧水
    埼玉県入間郡毛呂山町大谷木下
   県道30号線を北へ。 埼玉医科大国際医療センターを過ぎると鎌北湖への案内板が見えてきます。
   この案内にしたがって左折し、県道186号線を真っ直ぐに行くと鎌北湖です。
   鎌北湖に到着するとT字路になり、正面に鎌北湖の案内板があります。 右は外周コース、左は鎌北湖
   の土手になります。 このT字路のすぐ右側の斜面上から黒いパイプが垂れており、そこから崖の窪みに
   水が流れ込んでいます。 窪みに溜まった水がさらにパイプを通り受け箱に流れ落ちています。
 2008年11月26日訪問
 2012年 4月18日再訪

 水量 
  日高市
 52 醤遊王国の湧水
    埼玉県日高市田波目804−1 弓削多醤油日高工場
   大正12年に創業した埼玉県の老舗「弓削多醤油」の日高工場の中にあります。 ここは「醤遊王国」と
   いう名前で、工場見学や醤油造りの体験、醤油を使った軽食コーナーもあり、自由に入場できる施設に
   なっています。
   入口を入ると、正面奥の工場前に木枠だけの建物が見えます。 近づいてみると「湧き水、秩父連山よ
   り地下を流れる伏流水です」と書かれた看板が見えます。 ここから数段の階段を下りると、小さな流れ
   があり水が湧いているのが見えます。 毎日100トンの水が湧いているらしいです。 温かみのある澄
   んだ水でした。
 2007年12月19日訪問

 水量     
 53 台滝不動の水
    埼玉県日高市台
   台滝不動尊は、江戸末期に台山大沢堀を作り、円福寺庭の不動様を移して祀っていましたが、明治33
   年に現在の場所に移設されたものです。
   飯能市から国道299号線を走り、日高市に入ってすぐ、「滝不動」バス停のところにあります。 秩父に
   向かって道路の左側には、たくさんの羅漢像に囲まれ、龍の口から水を流している手水舎があります。
   また、道路を渡った反対側は駐車場になっており、坂を下っていくと名前の由来となっている御瀧淵不
   動があります。 ここはちょっとした公園になっていて桜の木も多く、花見の時期にはたくさんの人で賑
   わいます。
 2007年 7月25日訪問

 水量     
  飯能市
 54 顔振峠長沢の湧水
    埼玉県飯能市長沢1256 (県道61号線)
   国道299号線を秩父方面へ。 吾野の街中に入る手前右側に顔振峠への道、県道61号線があります
   。 ここを右折ししばらく走り最後の民家のと脇になぜか白いガードレールがあります。 この奥が水場に
   なっています。
   裏山の方から太いパイプが伸び、1本は水車を回し、もう1本は金魚の泳ぐ水槽に流れ込んでいます。
   「見るだけにしてください」と手書きの看板が立っています。 私有地内にあるものなので、迷惑をかける
   のはやめましょう。
 2010年10月14日訪問

 水量 
 55 顔振峠の湧水
    埼玉県飯能市長沢 (県道61号線)
   長沢の湧水を過ぎると、山に中の本格的な林道になります。 周りは木ばかりで1軒の家もなく曲がりく
   ねった細い山道になります。 1kmほど走るとゆるく左にカーブした上り道の右側に水場はあります。
   コンクリートで固められた斜面の真ん中にちょっとした凹みがあり、斜面から湧き出た水が流れ落ちてい
   ます。 この斜面にビニールパイプが埋め込んであり、斜面を流れ落ちて水が汲めるようになっています
   。 ここは、ハイカーの水飲み場になっているのでしょうか? ちょっとした石の台のようなものが設置され
   ており、水が飲めるようにコップが置かれていました。
 2010年 5月 6日訪問

 水量 
 56 坂石鉄橋下の湧水
    埼玉県飯能市坂石 (国道299号線)
   国道299号線を秩父方面へ進みます。 吾野駅を過ぎしばらく走ると民家が途切れる辺りで、上方に西
   武秩父線の鉄橋が見えてきます。 そのすぐ手前、右側の電柱の脇に水場はあります。
   石垣の間にパイプが挿され、カバーするように雨どいがかぶせられています。 水が飲めるようにコップ
   が置かれていますが、駐車スペースはまったくなく、大型トラックが頻繁に通るので、サイクリング族の水
   飲み場になっているようです。
 2009年 3月16日訪問

 水量 
 57 戸丸の名水
    埼玉県飯能市中藤上郷 (県道350号線)
   県道350号線を竹寺方面に進みます。 左側には川が流れており、川への斜面は林になっています。
   戸丸バス停付近をよく探すと、道路から10mほど降りた所に小さな物置のような建物が建っているのが
   見つかります。 そこだけ川の方に下りる小道がありますのでそこを下りて行くと、小さな沢に丸太の橋
   が架かっています。
   丸太橋の脇に、物置方向から茶色いパイプが出ており、勢いよく水が流れ出ています。
   この湧水は道路反対側の民家で管理しているようなので、無断で入らないようにしてください。
 2007年 5月20日訪問

 水量 
 58 中沢交差点の湧水
    埼玉県飯能市南 (県道350号線)
   戸丸の名水から、県道350号線をさらに西へ進むと二股に分かれる交差点にぶつかります。 右へ行く
   と子の権現へ行く林道栃屋谷線、左へ行くと竹寺へ行く林道原市場名栗線です。 この林道原市場名栗
   線側にできたばかりのきれいな公衆トイレが建っています。 この建物の左脇に小さな水場があります。
   「この水は飲み水ではありません」と書かれた看板が立っています。 蛇口からは強くなったり、弱くなっ
   たりと流量が絶えず変わるきれいな水が流れ続けています。
 2010年 5月 6日訪問

 水量 
 59 上中沢橋の湧水
    埼玉県飯能市南529
   中沢交差点を右、子の権現方面へ進みます。 この道路は中沢川に沿って走る林道栃屋谷線です。
   2kmほど走ると上中沢橋を渡り、その先の家で民家が途切れます。 この民家の脇に細い窪地があり、
   ここにコンクリートのタンクのようなものが埋まっています。
   ここから数本のパイプが出ており、その内の1本が道路側に突き出ていて、水が汲めるようになっていま
   す。 この家の生活用水として利用されているのでしょうか?
 2010年 5月 6日訪問

 水量 
 60 林道栃屋谷線の湧水
    埼玉県飯能市南
   上中沢橋から林道栃屋谷線をさらに上って行きます。 民家を離れた森の中に石を固めた低い石垣が
   あり、そこへ斜面から湧き出た水が流れ落ちています。 この流れの中にビニールパイプを設置し、さら
   に竹を割った樋を設置して水が伝うようにして水汲み場を作ってあります。 上流からは大量の水が流れ
   落ちていてパイプを通らない水が川のように勢い良く流れ落ちています。
 2010年 5月 6日訪問

 水量 
 61 竹寺の霊泉
    埼玉県飯能市南704
   中沢交差点を左へ、林道原市場名栗線を進んで行くと竹寺で行き止まりになります。 鳥居をくぐり境内
   に入ると、すぐ左側に弁天堂が見えてきます。 この弁天堂の手前右側に水場があります。
   大きな岩の鉢に竹筒がら水が流れ落ちています。 「霊泉」と書かれた案内板には「清浄水お清めくださ
   い」と書かれています。 このお寺のお清めの水として使われているようです。
 2010年 5月 6日訪問

 水量 
 62 芙蓉の滝
    埼玉県飯能市大字上直竹下分字滝ノ入300 富士浅間神社
   都道193号線、成木1丁目の交差点を左折すると、すぐ埼玉県に入ります。 県道221号線を北上、飯
   能パークCCの看板を左折し500mほど進むと右側に富士浅間神社が見えてきます。
   広い境内を置くに進むと、正面に拝殿があり、左側におしゃもじ様と竜神様が見えます。 その左側の
   崖面に水が流れ落ちているのが見えます。 ここが「芙蓉の滝」です。
   滝下は小さな水たまりになっていますが、なんとか流れに手を浸すことができます。 また滝の周りには
   柄杓や水汲み用のホースが置いてあり、この水を利用している人がいることがわかります。
   あまり冷たさを感じない水でした。
 2008年 8月 4日訪問

 水量 
 63 庚申の水
    埼玉県飯能市大字下名栗 (県道53号・名栗街道脇)
   県道53号線脇に2体の石仏(庚申尊と馬頭観音)が祀ってあります。 裏山からこの場所まで水を引い
   てきています。 
   水汲みの蛇口はこの県道に面した場所に2か所、さらにはここから右方向に10mほど坂を上ったところ
   に1か所(写真下中)あります。
   朝7時から夜7時まで水汲みができるそうです。 車1台につき管理費100円、水100リットル限度と注
   意書きがしてありました。
   よっぽどおいしいのか、平日にもかかわらず車がひっきりなしに訪れていました。
   旧道に面しているため、普通に走っていると新道を通って行き過ぎちゃいますので注意してください。
 2006年10月31日訪問

 水量    
 64 竜神の湧水
    埼玉県飯能市大字下名栗 (名栗湖周辺)
   名栗湖は、昭和61年(1986)に完成したロックフィル式の有間ダムでせき止められた人造湖です。 1周
   は約5Kmで周囲の山々から湧水が流れ込んでいます。
   外周道路を左回りに周り、有馬ダム管理所を過ぎると最初に出会うのが「竜神の湧水」です。
   道路の右側に丸太様のガードレールがありそれが途切れたところから5mほど奥へ歩いたところにありま
   す。 2017年9月に再訪したところ草に覆われ樋もなくなり水も流れていませんでした。
 2006年10月31日訪問
 2017年09月26日再訪

 水量 崩壊
 65 赤岩湧水
    埼玉県飯能市大字下名栗 (名栗湖周辺)
   竜神の湧水から500mほど進むと湖畔に名栗カヌー工房が見えてきます。 その向かい側に駐車場が
   あり左端の岩が積み重ねられた間がら水が流れ出ていました。
   2017年9月に再訪したところ樋がなくなっており水も流れていませんでした。
 2006年10月31日訪問
 2017年09月26日再訪

 水量 崩壊
 66 有間の湧水
    埼玉県飯能市大字下名栗 (名栗湖周辺)
   名栗湖を最奥を折り返し4分の3を回ったあたり、ちょうどカヌー工房の反対側あたりになると思います。
   少し道路が広くなり、車2台くらい停められるスペースのある奥の崖面から湧き出しています。
   以前は名前がなかったようですが、真新しい看板が設置されていました。
   ここは名栗湖4か所の湧水の中で最も湧水量が多く、味も一番良いと評判の場所です。
   龍神・赤岩・白谷の湧水がなくなってしまい、名栗湖周辺唯一の湧水になってしまいました。
 2006年10月31日訪問
 2017年09月26日再訪

 水量 
 67 白谷の泉
    埼玉県飯能市大字下名栗 (名栗湖周辺)
   有間の湧水からさらにダム方向を目指すと、小さな橋の手前、棒の嶺の登山口にあります。
   道路から3段くらいの石段を登ったところにあり、これから登山をする人が水筒に水を詰めていっているよ
   うです。 ここも水量は豊富でした。
   2017年9月に再訪したところ草に覆われ樋もなくなり水も流れていませんでした。
 2006年10月31日訪問
 2017年09月26日再訪

 水量 崩壊
 68 不動の名水
    埼玉県飯能市大字上名栗 (県道53号・名栗街道脇)
   県道53号線を秩父方面に進み、伊倉を越えたころ右側に見えてきます。
   新井不動尊の右側に小さな滝がありそこから水を引いてきているようです。 以前は道路脇に流し台が
   置かれていたのですが、最近不動尊敷地内に移されたようです。 流し台も新しい物になっていました。
   流し台には黒いホースが引かれ水を汲めるようになっています。
   「霊験崇高な恵水です。参拝して召上り下さい」と看板が立っています。
 2006年10月31日訪問
 2010年 9月 6日再訪

 水量 
 69 山中の清水
    埼玉県飯能市大字上名栗字山中
   県道53号線を秩父方面に進み、「不動の名水」を超えてしばらく行くと大鳩園キャンプ場入口の交差点
   にぶつかります。 ここを大鳩園方向に左折し、大鳩園を過ぎたところに小さな橋があります。 この橋の
   手前を右折し、舗装された林道を山中方面へ進みます。 500mくらい行くと、左側の草むらの中からピ
   ニールパイプが6本突き出ており、ここから水が流れ出ています。
   ここの水は名栗湖周辺では一番美味しいと評判で、いつも多数の方が水を汲みに来ています。 しかし
   ここは細い林道で、車1台分の駐車スペースしかないので気をつけてください。
 2007年 5月20日訪問

 水量 
  横瀬町
 70 城谷沢の井
    埼玉県秩父郡横瀬町横瀬879
   県道299号線を秩父方面へ進みます。 芦ヶ久保駅を過ぎしばらく走ると左側に「秩父三十四観音霊
   場西善寺」の案内板が見えます。 案内板にしたがって左折し、西武線のガードをくぐり200mほど走
   ると、西善寺の手前左側に御嶽神社が見えます。 城谷沢の井は御嶽神社の前にあります。
   秩父絹発祥の地とされ、埼玉県の旧跡に指定されています。
   この井戸は永禄4年(1561)、根古屋城に住んでいた鉢形城主北条氏邦の家臣朝見伊賀守慶延が、豊
   富な湧水と水質のよさに目をつけて、地元の産業として絹布の生産を奨励し、その染色に用いた井戸で
   あるといわれています。
   手前には四角い池があり鯉が泳いでいました。 その奥に木の柵で囲まれた井戸があります。 周りを
   石で固められた丸い穴の底にはきれいな水が見えました。 今でもこんこんと水が湧き出しているようで
   す。
 2009年 3月16日訪問

 水量 
 71 生川延命水
    埼玉県秩父郡横瀬町横瀬
   武甲山中腹に湧く名水です。
   国道299号線を秩父方面に走り、正丸トンネルを抜け、生川入口の交差点を左折します。 しばらく行く
   とのどかな山間風景から様相は一変し、周りはコンクリート工場だらけになります。 コンクリート工場の
   間を3kmほど走ると急に工場はなくなり、ダートの上り坂になります。 小さな橋を渡り200mほど走る
   と再度舗装路になり、その先に水場が見えてきます。
   水場は2か所あり、右側の小さな祠脇のビニールパイプからは豊富な水が流れ出ていました。 この左
   側には奥の山から半分に割った竹で水を引いてきていましたが、こちらの方の水は少量しか流れていま
   せんでした。
   当日の気温は29℃でしたが、パイプから流れ出ている水はとても冷たいものでした。
 2007年 7月25日訪問

 水量 
  長瀞町
 72 宝登山神社の御神水
    埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828
   長瀞駅から宝登山に向かって進むと、車での行き止まりにあるのが宝登山神社です。
   鳥居をくぐるとすぐ左側に手水舎があります。 石段を上り境内へ。 正面には本殿、そして左側に神楽
   殿が建っています。 この神楽殿の右脇に細い道がありその先に小さな祠が祀ってあります。 水神社
   です。
   神楽殿脇から湧き出る水の神をお祀したお宮です。 この下の太いパイプから大量の水が流れ出てい
   ます。 宝登山が育んだ清涼な水です。 冷たくてとても美味しい水でした。
 2011年 6月15日訪問

 水量 
  皆野町
 73 水くぐりの長命水
    埼玉県秩父郡皆野町下日野沢3522 水潜寺 秩父三十四観音札所第34番(結願寺)
   秩父線皆野駅から県道44号線、県道285号線を西へ向かいます。 しばらく走ると左側に水潜寺が見
   えてきます。 水潜寺は秩父三十四観音札所第34番のお寺で、日本百観音霊場(西国・坂東・秩父)の
   結願寺として、巡礼者が打留めの札と笈摺を納めた寺です。 観音堂の奥の崖下に、長命水を湧出する
   「水くぐりの岩屋」があります。 札所巡礼を終えた人々は、ここで再生儀礼の胎内くぐりをし、長命水をい
   ただき、笈摺を納め心身共に清浄になって俗世の生活に帰ったと言われています。
   この水くぐりの岩屋から引いてきた水をいただける場所が、観音堂左脇、石碑と地蔵の間にあります。
   また、観音堂奥の石橋を渡った先、右側の小川沿いにコンクリートの水槽があり、ここからも水が流れ出
   ています。
   しかし、石橋から先は崖崩れの危険のため進入禁止になっています。 橋を渡った左側には水くぐりの岩
   屋があるのですが、近付くことはできませんでした。
 2010年 6月15日訪問

 水量 
  秩父市
 74 長命水
    埼玉県秩父市山田1392 常泉寺 秩父三十四観音札所第27番
   坂氷交差点から県道11号線を北へ。 横瀬町から秩父市へ入ってすぐ路地を右折すると常泉寺が見え
   てきます。
   仁王像の間を通り本堂前へ。 本堂左の高台の上に観音堂が見えます。 観音堂へ向かうと、左側の
   木立の下に手押しの井戸が見えます。 石碑が立っているので近付いてみると「長命水」と書かれてい
   ました。
   ポンプを押すと勢いよく透明な水が流れ出てきました。 冷たくはありませんが、汚れのないきれいな水
   です。
 2010年 9月 6日訪問

 水量 
 75 乳水
    埼玉県秩父市寺尾2169 岩之上堂 秩父三十四観音札所第20番
   国道299号線を秩父駅から秩父橋方面へ進みます。 秩父橋を渡り、国道299号線を道なりに左折し、
   100mほど先の細い路地を左折すると岩之上堂に到着します。
   駐車場から境内を下って行くと、観音堂があります。 乳水は、観音堂前の遊歩道を下って行くと見えて
   きます。 昔この里の豪家に仕える乳母が乳が出なくなったため自害しようとしたところ、「岩下の苔の滴
   を呑むべし」との声に従って水の滴を飲んだところ乳が出るようになったという言い伝えがあり、乳水場と
   して婦女子の信仰の場となったところです。
   岩の壁面を伝った水が約5mにわたって滴り落ちています。 本降りの雨くらいの量があり、下を歩く時
   は傘が必要なほどです。 ただ広い範囲で滴り落ちているので、水汲みは難しいでしょう。
 2010年11月 3日訪問

 水量 
 76 妙見七ツ井戸
    埼玉県秩父市下宮地町〜上宮地町
   妙見七ツ井戸とは、1320年ころ、妙見菩薩が秩父神社に合祀された際、宮地の妙見宮から秩父神社
   まで、渡っていったとされる七つの井戸です。
   妙見七ツ井戸の由来については2つの説があります。 そのひとつは、弘法大師が水不足をいたく思し
   召され清水を与えられたという説です。 もうひとつは柳の精が清水の場所を教えたという説です。
   なお、「一の井戸(山下の井戸)」は、埼玉県立秩父東高等学校の敷地内にありましたが、学校建設の
   際に埋められてしまい、現在その形を見ることはできません。 
 2007年 7月25日訪問

 水量  〜 
 A 二の井戸(井之上の井戸)
 
 二の井戸は、かつて石垣下から湧き出していまし
 たが、残念ながら現在では湧水は認められませ
 ん。
 この井戸跡は当時の形を復元したものです。
 かつては、水田や畑での農作業などに利用されて
 いました。
 B 三の井戸(子育ての井戸)
 
 三の井戸は、現在でも僅かではありますが湧水が
 みられます。 井戸の湧水量は大きく減少してしま
 いましたが、当時の面影を今にとどめています。
 井戸の水を使って炊いたご飯を食べると、乳の出
 が良くなるとの言い伝えがあり、柄杓を供えていく
 方もいました。
 C 四の井戸(下堀の井戸)
 
 四の井戸は、現在でも湧水がみられ、近隣の方々
 に野菜の洗い場などとして利用されています。
 かつて、ここにあった大きなケヤキの根元からはと
 めどなく水が湧き出し、七ツ井戸の中でも最も豊富
 な水量を誇っていました。
 現在は、かつての1/3程度の水量です。
 D 五の井戸(あらゐの井戸)
 
 五の井戸は、現在でも豊富な湧水がみられ、野菜
 の洗い場などとして利用されています。
 ここでは、かつて、市場に出す大根など、たくさん
 の野菜を洗うなどしていました。
 関根家では、新年の初め、北斗七星がまだ輝いて
 いる明け方、井戸の水を星水として神棚に供えて
 います。
 E 六の井戸(みざわの井戸)
 
 六の井戸は、現在でも豊富な湧水がみられ、野菜
 の洗い場などとして利用されています。
 かつて、シジミやホタルなどが、たくさん生息してい
 ました。
 また、井戸の周囲の地層からは、たくさんの土器も
 出土しています。
 ※個人宅の敷地内にありますので、見学の際は一
  声かけて下さい。
 F 七の井戸(今重の井戸)
 
 七の井戸は、近隣のアパート敷地下に位置してい
 たもので、かつての井戸の様子をみることはできま
 せん。 現在は、その近くに井戸囲いを整備し、水
 の流れを再現しています。
 かつては、豊富な湧水があり、主に染め糸のすす
 ぎなどに使われていました。
 ※民間企業の敷地内にありますので、見学の際は
  一声かけて下さい。
 77 虚空蔵寺の湧水
    埼玉県秩父市下宮地町25−29 虚空蔵寺    「秩父十三仏霊場 第13番」
   ご本尊・虚空蔵菩薩は、古くから丑、寅年の本尊であり、養蚕、商売繁盛にと信仰を集めてきました。
   知恵を授けるとも言われることから学業成就を祈願する参拝者も多いそうです。 1月12、13日の秩父
   の小正月に行われる縁日が有名です。
   秩父警察署の脇道を山に向かって300mほど進むと正面に見えてきます。 しかし見えてくるのは100
   段以上はあると思える階段。 階段を上ると本堂が見えてきます。
   右側の石垣から竹筒がニョキと出ているのが見えます。 しかしここから出ている水はポトッポトッという
   状態でした。
 2007年 7月25日訪問

 水量 
 78 ちちぶの水
    埼玉県秩父市大宮4625番地 道の駅ちちぶ
   国道299号線で秩父市街に入り、上野町交差点を右折、国道140号線に入ると、すぐ右側に道の駅「
   ちちぶ」が見えてきます。 ピンク色をしたちょっと場所にそぐわない感じの建物ですが、敷地内の左奥に
   「ちちぶの水」があります。
   案内板には、『この「ちちふの水」は大正13年、埼玉県下で最初に建設された橋立浄水場からのもので
   、現在まで安全でおいしい水を供給しています。 この浄水場は、荒川の支流である満山川と武甲山の
   地下水を水源としている橋立沢より取水し、市内中心部へと自然流下させています。 現在、薬品によっ
   て処理する急速濾過方式の浄水施設が大部分をしめている中で市民においしい水の供給をと言う使命
   から、緩速濾過方式に固守していますので、秩父の水は「おいしい」、「味かよい」と好評です。』と書かれ
   ています。
 2007年 7月25日訪問
 2011年10月11日再訪

 水量 
 79 龍神池の御神水 「平成の名水百選(武甲山伏流水)」
    埼玉県秩父市中町16−10 今宮神社
   今宮神社には古代より龍神池と言われる霊泉があり、ここに伊邪那岐・伊邪那美の二神が祀られていま
   した。 大宝年間(701〜704)、役行者が修験道を広め、この地に宮中八神と、八大龍王を合祀したのが
   はじまりです。
   境内に入るとすぐに龍神池が出迎えてくれました。 池を渡る赤い小さな橋が架けられており、右側の池
   には噴水がありました。 境内に入ると右側に手水舎と清龍の瀧と書かれた水場があります。 「飲用不
   可」とありましたが、容器代200円で授与していました。
 2007年 7月25日訪問
 2009年 7月14日再訪

 水量 
 80 野坂寺の清水
    埼玉県秩父市野坂町2−12−25 野坂寺 秩父三十四観音札所第12番
   その昔、甲斐の商人が商いのため秩父の山路に至った時に賊に遭い、一心に観世音を唱えたところ難
   を免れました。 そこで商人は甲斐より秘蔵の聖観世音の立像をこの場所に安置し、この寺を建立したと
   いう言い伝えがあります。
   この寺は、不思議な感じのする寺でした。 山門の中では観音様がお出迎えをしてくれます。 地蔵も3
   頭身の子供のような地蔵で、手を上げたり、ソッポを向いたりといろいろな姿をしています。 また、アジサ
   イや蓮などいたるところに植えられていました。
   山門をくぐるとすぐ右側に手水舎があります。 観音様が右手に持つ瓶?から水が流れ出ていました。
 2007年 7月25日訪問

 水量 
 81 知々夫滝坂水神社の御神水
    埼玉県秩父市下影森 知々夫滝坂水神社
   国道140号線から秩父七福神の金仙寺手前を右に曲がり、山道のような下り坂を下ります。 しばらく行
   くと押堀川に架かる井戸尻橋に出ます。 その右側に大きな貯水槽のようなものがあり、左側の獣道を2
   0mほど入っていくと小さな祠が見えてきます。
   祠の脇に御神水と石碑の立つ水場がありました。 ひとくち飲むと、とても冷たく美味しい水でした。
 2007年 7月25日訪問

 水量 
 82 琴平神社御神水
    埼玉県秩父市秩父市下影森1455
   国道140号線を三峰口方面へ。 影森駅前交差点を左折し秩父鉄道を渡ります。 そのまま道なりに進
   んで行くと、昭和電工の正門に到着します。 正門の守衛さんに行き先を告げると通してくれます。 黄色
   いセンターラインに沿って時速20kmで200mほど進んで行くと正面に琴平神社の鳥居が見えてきます
   。 最初の水場は鳥居の右側、駐車場に向かう砂利道の脇にあります。 明治百年記念と彫られた石鉢
   に黒いパイプから水が流れ込んでいます。 約100段ある石段を上って行くと、途中右側に2つの湧水が
   注ぎ込む池池があり金魚が泳いでいます。
   石段を上りきるとすぐ右側に手水舎があります。 この手水舎の水面下にパイプがあり、ここから水を噴
   き上げるようにして大量の水が湧き出しています。
   さらに本殿に向かって行くと、本殿前の石段手前右側、伊勢山の由来が書かれた石碑の前に水道の蛇
   口があります。 ここにも黒いパイプがつながれており蛇口をひねると勢い良く水が流れ出てきます。
   良く冷えた美味しい水でした。
 2011年 5月20日訪問

 水量 
 83 観音山延命水
    埼玉県秩父市上影森411 大渕寺 秩父三十四観音札所第27番
   その昔、行脚の僧宝明が、この地に霊境が多いのに感動し7年を過ごしたところ、思わぬ足の病になり
   行往坐臥して念誦することしかできなくなりました。 弘法大師がこの地に至ったところこれを哀れんで
   一体の観音様を刻んで与えました。 法明は喜びひとりで拝するのはもったいないと里人に伝え堂を建
   て本尊を祀ったと言われています。
   山門をくぐるとすぐ左側に水場があります。 説明書に「自然の湧水で年間渇水することなく、この水を飲
   むと33ヶ月長生きすると昔から言い伝えられ、遠方から汲みに来る人もおります。 観世音菩薩お恵み
   の延命水と呼ばれています。」と書かれています。
   またすぐ正面に長い階段があり月影堂が見えます。 月影堂の裏側に回ると、裏山から筧をつたって水
   が流れているのが見えます。
 2007年 7月25日訪問
 2011年 5月20日再訪

 水量 
 84 不動名水 「平成の名水百選(武甲山伏流水)」
    埼玉県秩父市荒川久那
   国道140号線から秩父鉄道浦山口駅方向に曲がると、秩父鉄道ガード手前左側に整備された水汲み
   場が見えます。
   すぐ脇の石碑には「武甲山塊の地中深く流れる水は此処の湧出して清流となり、古くから住民の生活を
   成り立たせ、旅人の飢えを癒し、人々に多大な恩恵を与え続けて来た。 清冽な此の水は如何なる日照
   りにも涸れる事無く、又打続く長雨にも濁る事を知らないと言う。 然る言伝に依れば、過去の大地震の
   前に此の水が必ず白濁したと伝えられる。」とあります。
   本当に冷たくて美味しい水でした。 またこのすぐ右隣には7個の蛇口を持つ水汲み場が作られていまし
   たが、こちらの水量は少し細いようでした。
 2007年 7月25日訪問

 水量 
 85 武甲山の湧水 「平成の名水百選(武甲山伏流水)」
    埼玉県秩父市荒川久那
   不動名水から100m、秩父鉄道のガードをくぐるとすぐ左側にあります。
   崖の石垣が一部凹んでおり、そこに山奥から太いパイプを引いてきています。
   不動名水と同じ水でしょうか? 飲み比べてみたのですが、どちらも冷たくて美味しく、区別がつきませ
   んでした。
 2007年 7月25日訪問

 水量 
 86 そば処和味 恋の池の水
    埼玉県秩父市荒川日野1466
   国道140号線、荒川中学校入口を左折します。 秩父鉄道を渡りそのまま直進。 そのまま「明ケ指た
   まご水」はの案内板にしたがって1kmほど行くと、右側に「そば処和味」があります。
   道路の反対側には「明ケ指たまご水900m13分」「十二天水2分」という案内板の他に「恋の池、心が
   なごむ水車ここに有り」という看板も見えます。 ちょうどこの裏手が水場になっています。
   奥に水車がありこの脇のパイプから水が流れています。 また手前の四角い池にも長い竹筒から水が
   流れ出ています。
   明ケ指たまご水はここから山道を歩いて行くことができます。 車、バイクは通れません。
 2008年11月 6日訪問

 水量 
 87 神の水、十二天水
    埼玉県秩父市荒川日野1466先
   そば処和味の向かい側にある民家の入口みたいな路地を入り右に曲がります。 「恋の池の水」を右に
   見ながら山道を2分くらい下っていくと、木の柵(シカ、イノシシからの農作物防護用)で道がふさがってい
   るところに出ます。 この左側に丸い黒い看板が見えます。 遠くからでは読めませんが、近づくと「神の
   水、十二天水」と書いてあります。
   少し下ったところに背の低い木造の建物があり、ここから長い竹筒が出ていてきれいな水が流れ出てい
   ます。 ここまではかなり急な坂道なので、水汲みの人たちはいないみたいです。
   「水質検査証」が掲示されていました。
 2008年11月 6日訪問

 水量   
 88 明ケ指たまご水
    埼玉県秩父市荒川上田野2563先
   国道140号線、安谷川を渡る橋の手前の路地を左折します。 秩父鉄道を渡りすぐに右折、そのまま昌
   福寺を越え川沿いに進むと「日野渓谷キャンプ場」に着きます。 200mほど行くと橋があり別荘地のよう
   なところに着きます。 そのまま道沿いに右方向へ行き、林の中の道を進むと右側が川になっています。
   この川の土手のところから水が湧いています。 道路のほとんどがダートで車1台分の道幅しかありませ
   ん。 また、荒川日野の「そば処和味」から山道を20分ほど歩いても行くことができます。
   細いパイプから水が流れ出て、埋められたドラム缶に落ちています。 透明な水なのですが、ドラム缶の
   中には卵の白身を固めたような膜が張っています。 手に取って水の匂いを嗅ぐと、温泉玉子のような匂
   いが鼻をつきます。 硫黄分を含んだ湧水です。 この水は、吹き出物、胃腸病、神経痛、冷え性等に効
   くといわれ以前は入湯治療も行われていたということです。
 2008年11月 6日訪問

 水量 
 89 林道熊倉線、城山の水
    埼玉県秩父市荒川日野 林道熊倉線
   国道140号線、荒川中学校入口を左折します。 秩父鉄道を渡りそのまま直進。 1kmほど行くと案内
   板がありますので「明ケ指たまご水」とは反対方向の「水車小屋」を目指します。 水車小屋を過ぎその
   まま直進すると、道は上りになります。 林道熊倉線です。 細いですが完全舗装された林道を上って行
   くと、頂上間近の左カーブ右側のブロック塀から2本のパイプが出ているのが見えます。
   このパイプ脇の穴から水が流れており、下のコンクリートでできた受け鉢に水が流れ落ち、さらに下の穴
   から水が流れ出しています。
 2008年11月 6日訪問

 水量 
 90 猪鼻沢白滝の水
    埼玉県秩父市荒川白久 国道140号線脇
   国道140号線、三峰口駅を過ぎ秩父湖方面に1kmほど走ると左側に公衆トイレの駐車場があります。
   その奥に見える滝が猪鼻沢白滝です。 この滝の右側に「秩父甲州往還道」という登山道があります。
   ここを1分ほど登ると上ると滝の上流に出ます。 そこに木製の橋が架かっており、橋のすぐ右側に太い
   パイプがあります。 このパイプの1本はそこで切れており、蛇口をひねるとものすごい勢いで水が出てき
   ます。
   またつながっているパイプをたどって行くと、大きな岩の先にコンクリートでできたボックスがあります。
   滝からの水を引いてきてここに一旦溜めているようです。 このコンクリートボックスの下にも水を汲める
   蛇口が付いています。
 2009年 3月19日訪問

 水量 
 91 下大輪の湧水
    埼玉県秩父市大滝 国道140号線脇
   国道140号線、猪鼻沢白滝を過ぎ3kmほど行くとゆるい左カーブになります。 この角のところ右側にコ
   ンクリートボックスがあり、上部のパイプから水が流れ出しています。 このコンクリートボックスに溜まっ
   た余り水を排出しているようですが、冷たくてきれいな水でした。
   この場所は駐車スペースはまったくなく、カーブで大型トラックが絶えず通行しているので、車での水汲
   みには不向きです。
 2009年 3月19日訪問

 水量 
 92 合角の水場
    埼玉県秩父市上吉田 県道282号線脇
   県道71号線塚越交差点を左折して県道282号線へ入り合角ダムを目指します。 吉田元気村入口を
   過ぎ100mほど行くと左側に白い看板が立っています。 合角の水場です。
   看板には、「この水は、ダムの建設により、移転するまで、家庭用水として、長年使われてきた水です。
   一年中、水量も温度も変りません。」とあります。 しかし今、ビニールパイプから流れ出ている水はほん
   のわずか。 沈んでいった集落とともに湧水の役目も終わってしまったのでしょうか。
 2009年 4月13日訪問

 水量 
 93 草薙の水
    埼玉県秩父市大滝
   国道140号線を西へ、滝沢ダムを目指します。 雷電廿六木橋という名前のループ橋と滝沢ダムがが
   正面に見えてきます。 このループ橋の手前を左折し滝沢ダム下流駐車場へ向かいます。 駐車場手前
   の橋右側に不動堂と蛹沢不動滝が見えます。 この不動堂手前に水場があります。
   名前の由来はわかりませんが「草薙の水」と書かれていました。 不動堂の奥、滝の方から黒い太いパ
   イプが引かれ、ここから分岐されたホースから流し台に水が流れ落ちていました。
 2012年 1月11日訪問

 水量 
 94 奥秩父名水 ゴボゴボ水
    埼玉県秩父市大滝
   国道140号線を西へ。 雁坂トンネルに入る少し手前、左カーブの右側、カーブミラーの下に「奥秩父名
   水ゴボゴボ水」と書かれた白い看板が立っています。 水場は?と思って探すと、崩れやすい石の斜面
   を5mほど上った所に太い金属製のパイプが出ており、そこから大量の水が流れ出ています。
   2009年に訪問した時にはここしか水場がなかったのですが、2013年に再訪した時には道路から入っ
   て1mほど登ったところに新たな水場ができていました。 こちらは石の間にビニールパイプがささってお
   り水が流れ出ています。 ここならば水汲みもしやすいですね。
   パイプから流れ出ている水はとても冷たいものでした。 この山はあちこちから水が湧き出ているようで、
   トンネルの中や、道路のあちこちが濡れてます。 周囲の場所と比べて、一段と気温が低いのはこの湧
   水のせいかもしれませんね。
   「ゴボゴボ水」とは、雁坂トンネルの工事関係者の命名です。 工事期間中はこの水を飯場まで導水して
   生活用水として利用していたらしいです。
 2009年10月 1日訪問
 2013年10月 2日再訪

 水量 
 95 出会いの丘の湧水
    埼玉県秩父市大滝5643−8
   国道140号線を西へ。 ゴボゴボ水を通過し雁坂トンネルに入る直前に「彩甲斐街道出会いの丘」の案
   内板が見えてきます。 ここを右折すると駐車場です。 ここには「東京大学秩父演習林ワサビ沢展示室
   」があります。 ワサビ沢とは雁坂トンネルを掘った時に出た残土で埋め立てられてしまった沢で、その
   場所に「彩甲斐街道出会いの丘」が建設されました。
   湧水はこの駐車場の向かい側、「東京大学農学部附属演習林秩父演習林」の中にあります。 立入禁
   止の看板が立ち、ロープが張られて車が入れないようにしてあります。 中は公園みたいになっており、
   ガードレール脇の人が通れるスペースはふさがれていないので、徒歩で入ることは可能なのでしょうか?
   目の前に白い砂防ダムがあり、左側の木が生い茂る土手に水場があります。 斜面に深々とビニールパ
   イプが刺さっており、ここから冷たい水が流れ出ています。
 2013年10月 2日訪問

 水量 
  小鹿野町
 96 毘沙門水 「平成の名水百選」
    埼玉県秩父郡小鹿野町藤倉
   県道282号線で合角ダムを過ぎ吉田川に沿って3kmほど走ります。 左側の橋を渡ったところに大きく
   「毘沙門水」と書かれた建物が見えてきます。 いたるところに案内板が出ているので迷うことはありませ
   ん。
   この湧水は、白石山(別名、毘沙門山)の標高700mの麓から湧き出る伏流水で、日量1000トンも湧
   出しています。 地元保存会で、延長1800mのパイプを引き、県道脇で水を汲めるようにしています。
   藤倉川に架かる橋を渡ると毘沙門水と書かれた建物の前に車3台分の駐車場があります。 しかしかな
   り斜度があるのでバイクにはきついかもしれません。
   建物の前には6か所の水汲み場が用意されています。 その中でも一番右側の水汲み場には、緑色の
   ホースが付いた蛇口があり、ここだけは常時水が流れっ放しで、勢いが最も強いものでした。
   また、この水場の左側には「招福毘沙門天」と彫られた石像が立っています。 ここの土台に挿された竹
   筒からも水が流れています。 こちらの水のほうがご利益がありそうですね。
 2009年 4月13日訪問

 水量   
 97 倉尾神社御神水
    埼玉県秩父郡小鹿野町藤倉3135
   強矢地区から県道282号線をさらに西へ進みます。 1kmほど行くと左側に大きな鳥居が見えてきます
   。 この路地を左へ曲がると倉尾神社です。 30段ほどの階段を上り境内に入ると、本殿手前左側に手
   水舎があります。 青い色をした龍の口から、勢い良く水が・・・と思ったら急に弱まり、ゴボゴボっという
   音とともにまた勢い良く流れ出します。 手入れの行き届いた水場です。
   しかしこの神社、駐車場がありませんでした。
 2009年 4月13日訪問

 水量 
 98 ふれあい水
    埼玉県秩父郡小鹿野町藤倉
   倉尾神社から県道282号線を200mほど進むと急に道が半分の幅になります。 この狭くなった突き当
   りに水場はあります。
   この水は神嶽(浦山)の噴流水だそうで、県、地主、道路工事関係者の協力によってできた水場だそう
   です。 流し台のようなものが置かれ、2口の蛇口が設置されています。 水は蛇口が閉まった状態でも
   絶えず少量が流れ出ています。 蛇口をひねると勢い良く水が流れ出します。 地元の人によると、毘沙
   門水よりこちらの水の方が美味しいということでした。
   また目を引くのが水場脇に建てられている看板です。 池(?)の中で、熊、牛、鹿、やぎ、猪、リス、いた
   ち等のたくさんの動物たちが仲良く水を飲んでいる絵です。 ちょっと場にそぐわない変った絵ですので、
   皆さんの目で確かめて下さい。
 2009年 4月13日訪問

 水量 
 99 たらちね吉祥水
    埼玉県秩父郡小鹿野町飯田2439−2 たらちね観音(光珠院)
   国道299号線から岩殿沢に沿って秩父三十四観音札所第31番「観音院」への西へ進みます。 国道2
   99号線から1.5kmほど進むと左側に「たらちね観音」が見えてきます。
   この観音堂左側の石段を上って行くと、つくあたりに石を組んだ祠が見えます。 この中にたらちね吉祥
   水が湧き出ています。 案内板には「修験道教祖神変大菩薩役の行者お告げの水」、「飲んで霊薬、浴
   びて霊泉」と書かれています。 龍の口から下の壷へ水が落ちるようになっていますが、龍の口からは水
   がポトポト落ちる程度。 お水取りは下の壷から汲むのでしょうか?
 2011年10月11日訪問

 水量 
 100 表毘沙門 白石の水
    埼玉県秩父郡小鹿野町三山
   国道299号線を、小鹿野町市街から群馬県上野村方面へ。 県道37号線、黒海土バイパス前交差点
   を過ぎ10kmほど走ると、三ケ原集会所があります。 この先に右に曲がる道路があります。 この交差
   点に「白石の水」の案内板が出ています。 この交差点を右折し300mほど上った左カーブの角に水場
   があります。
   コンクリート塀の最上部から太いパイプが伸びており、その先の竹筒から大量の水が流れ出ています。
   冷たくてとても美味しい水です。 この付近の土木関係者の方がここまで水を引いてきてくれたそうです。
 2009年 8月 5日訪問

 水量 
 101 丸神の滝駐車場の湧水
    埼玉県秩父郡小鹿野町両神小森
   国県道37号線から県道367号線に入り日本の滝百選の「丸神の滝」を目指します。 すれ違いのでき
   ないような細い道路を11kmほど走ると、丸神の滝駐車場に到着します。
   この道路を挟んで反対側に小さな祠があり地蔵が祀られています。 この祠の背面の斜面を大量の水
   が流れ落ちています。 ここから長いパイプが引かれ水が汲めるようになっています。
   ほとんどゴミの混ざっていないきれいな水でした。
 2011年10月27日訪問

 水量