山梨県 62か所

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  丹波山村
 @ 丹波保之瀬わさび田の湧水
    山梨県北都留郡丹波山村(保之瀬バス停付近)
   国道411号線、西東京バス保之瀬バス停付近です。 右側の斜面が一部切り開かれたようになってお
   り、真ん中は急斜面の川になっています。 川の左側には小屋があり、右側はちいさなわさび田になっ
   ています。
   おそらくこの川も湧水だと思いますが、あちこちにパイプが出ており、水が流れています。 道路付近に
   もわさび田から1本のパイプが突き出ており、勢い良く水が流れ出ていました。 とてもつめたい水でし
   た。
 2008年 4月30日訪問
 
 水量 
 A 丹波の湧水
    山梨県北都留郡丹波山村(丹波バス停先)
   国道411号線、西東京バスの終点、丹波バス停の10mほど先にあります。 塩山に向かって右側の
   民家前の道路わきにあります。 2段になった四角いコンクリートの水槽があります。 太い消火栓のよ
   うな蛇口から水が流れ出し、だんだんと流れ落ちて道路に注いでいます。 びっくりするぐらい大量の水
   です。 とても冷たく、おいしい水でした。
 2008年 4月30日訪問
 
 水量 
 B 丹波奥秋の湧水
    山梨県北都留郡丹波山村(奥秋地区)
   国道411号線、丹波バス停から塩山方向にさらに500mほど進みます。 右側は草が生い茂る斜面
   、左側はガードレールでさえぎられた崖になっています。 右側の草の間に巨石が何個か集めてあり、
   そこからパイプが突き出しています。 このパイプから冷たい水が流れ出ていました。
   ガードレールの先には「丹波中学校」が見えます。 
 2008年 4月30日訪問
 
 水量 
 C 丹波山トンネルの湧水
    山梨県北都留郡丹波山村
   国道411号線を塩山方面に走ります。 羽根戸トンネルを抜け、丹波山トンネルを抜けると、20mほど
   先の右側、崖の合間から大量の水が流れ落ちています。 ここに何本かの太い黒いビニールパイプが
   置かれ水が汲めるようになっていました。 内1本はセットされており常時水が汲める状態になっていま
   したが、残りの数本は水の流れからは外れており、水が流れていない状態でした。 とにかくすごい量
   の水なので、ホースをセッティングするにはずぶ濡れになる覚悟が必要なほどです。
 2008年 6月14日訪問
 
 水量 
  小菅村
 D 平山わさび田の清水
    山梨県北都留郡小菅村
   奥多摩湖から深山橋を渡り国道139号線へ。 山梨県に入り7kmほど行くと左側に平山キャンプ場の
   看板と平山バス停が見えてきます。 この100mほど先右側に、石垣の上に建つコンクリート製の給水
   設備が見えます。 この裏山は段々畑のようなわさび田になっておりきれいな水が流れています。
   給水設備の左側、石垣の上からビニールパイプが出ており、ここから水が流れ出ています。 冷たくて
   美味しい水でした。 ここだけほんの少し路肩が広がっているので、水汲みに利用されているのでしょう。
 2011年 4月14日訪問

 水量 
  上野原市
 E 軍刀利神社御神水
    山梨県上野原市棡原4135
   国道20号線、上野原工業団地入口交差点を北へ。 県道521号線に入ります。 神奈川県に入り、
   工業団地を過ぎると道は県道522号になります。 上野原CCを過ぎると再び山梨県に。 しばらく行く
   と井戸地区になります。 案内板にしたがって右折すると軍刀利神社の鳥居が見えてきます。 鳥居を
   くぐり500mほど行くと駐車場があります。 駐車場から50mほど坂道を登ると神社への階段が見えて
   きます。 その階段の右側に手水舎があります。
   手水舎には竹筒とビニールパイプの2本の筒があり、それぞれから勢い良く水が流れ出ています。
   パイプをたどっていくと、手水舎裏の小川から引かれているようでした。
   この階段を上って行くと本殿に到着します。 この本殿手前にも手水舎があります。 龍の口から水が
   流れ出ていますが、この水は左側の小川から引いてきているようでした。
   本殿から奥の院の鳥居をくぐり山道を上って行きます。 5分ほど歩くと奥の院に到着します。 奥の院
   の右側に小川が流れており水にさわることができます。 
 2009年 6月19日訪問

 水量 
 F 棡原橋の湧水
    山梨県上野原市棡原
   国道20号線から県道33号線へ。 消防センター先の交差点を右方向へ、鶴川右岸の道を進みます。
   道なりに進んで行くと山の中の林道になり、交差点にぶつかります。 直進するとレイク相模CC、左折
   すると棡原橋になります。 この交差点の30mほど手前の道路脇に水場があります。
   道路脇の土手に大きな穴が開いており、この穴の中の壁面を水が流れ落ちています。 パイプはこの
   穴の中から引かれており、穴の中にたまった水を汲みやすくしているものです。
 2009年 6月19日訪問

 水量 
 G 中見山トンネルの湧水
    山梨県上野原市棡原
   棡原橋の湧水先の交差点を左折し棡原橋を渡ります。 橋を渡って50mほど行くと中見山トンネルが
   あります。 このトンネルをくぐり、30mほど行くと右側に小さな窪地があります。
   道路から3mほど奥に入ったところに、コンクリートでせき止められた水場があり、草むらからニョキッと
   突き出たパイプから水が流れ出しています。
 2009年 6月19日訪問

 水量 
 H 旧甲州街道 鶴川宿の清水
    山梨県上野原市鶴川35
   国道20号線を西へ。 上野原市役所を過ぎ、県道30号線(旧甲州街道)へ右折します。 鶴川に架か
   る鶴川橋を渡ると、甲州街道の宿駅のひとつ「鶴川宿」です。
   この鶴川宿の入口右側に石碑が立っており、そこが小さな緑地になっています。 緑地内にパイプが渡
   されここから流れ落ちる水で、小さな水車が回るようになっています。 この水場には「この水は清水で
   すが飲まないで下さい。」と書かれた看板が立っています。
   自己責任で飲んでみると、冷たくて美味しい水でした。 ただ水車が邪魔になって飲みやすい場所では
   ありませんでした。
 2009年 6月12日訪問

 水量 
 I 上野原八米集落の清水
    山梨県上野原市上野原6253
   県道30号線(旧甲州街道)をさらに西へ。 仲間川に架かる若宮橋を渡ると八米バス停です。 ここを
   右折し、鶴川に架かる橋を渡ると八米集落に入ります。 狭い道路の突き当たりを左、龍泉寺の前を過
   ぎ突き当たりになります。 ここから左を見ると10mほど先に高さ1.5mくらいの土管のようなものが
   立っているのが目に付きます。
   土管の上に太いパイプが渡され、ここから大量の水があふれ出ています。 住人の方に伺うと、近隣の
   8戸くらいの家に、均等に水を分けるための設備とのことでした。 ただこの辺も上水道が通っているの
   でこの水もほとんど使われなくなったとか・・・。 もったいないことです。
 2009年 6月12日訪問

 水量 
 J 上野原酪農々業協同組合八米分所の清水
    山梨県上野原市上野原6132
   八米集落の清水を右折し坂を上って行くと、正面に赤い屋根の小屋が見えてきます。 この小屋の右
   側に四角いコンクリートボックスがあり、上部の排水口から水が流れ出ています。
   また、このすぐ脇にある側溝には御崎神社の方から大量のきれいな水が流れていました。 この上の
   方にも水場があるのでしょうか?
   この道をこのまま道なりに進んで行くと、檜原方面へ行く県道33号線の鏡渡橋の出ます。
 2009年 6月12日訪問

 水量 
 K 芦垣の清水
    山梨県上野原市芦垣493付近
   県道30号線を西へ進みます。 大曽根、芦垣地区を過ぎ、しばらく行くと右側、木々に隠された岩肌か
   らニョキっと茶色いパイプが突き出ているのが見えます。 このパイプから水が流れ出ていました。
   このパイプのすぐ上の岩肌は全面が流れ出る大量の湧水で濡れており、誰かがこのパイプに集約して
   汲みやすくしてくれたのだと思います。
   ここからさらに200mほど行ったところ、左へ行くと県道30号線と和見方面への交差点の50mほど手
   前にももう1か所水場があります。 30mほどに渡って、右側の石垣全体が濡れています。 上部から
   大量の湧水が流れ出し、石垣を伝って流れ落ちているようです。 ここにも1か所パイプを挿して水を汲
   めるようにしている場所がありました。 ただここよりも10mほど手前の石垣の方が大量に水が流れ出
   ているようでした。
 2009年 6月12日訪問

 水量 
 L 野田尻の清水
    山梨県上野原市野田尻591
   桑久保西区の清水先を左折し県道30号線を進みます。 しばらく走ると野田尻の集落になりまる。
   ゆるい右カーブの先に西光寺が見えてくるころ、小さな交差点の左側に小さな木が植わっており、その
   下にコンクリートボックスが見えます。 このコンクリートボックスの下に太いパイプがあり、コックが付い
   ています。 コックをひねると大量の水が流れ出てきました。
   近所の方が水場として使っているようで、バケツやたわし、野菜などが置かれていました。
 2009年 6月12日訪問

 水量 
 M 知足水
    山梨県上野原市野田尻849 西光寺
   野田尻の清水のすぐ先、西光寺に湧く水です。 知足水と名付けられ、「足ることを知る人は富める人で
   ある」と説明書があります。 この手水舎の反対側には池があり、庭石から大量の水が流れ出ていまし
   た。  また、西光寺の周りの側溝には大量の水が流れています。 この水はどこから流れて来ているの
   でしょうか?
 2009年 6月19日訪問

 水量 
 N 初戸の湧水
    山梨県上野原市西原
   上野原市役所から県道33号線を北へ、棡原から県道18号線を西、小菅村方向へ走ります。 棡原か
   ら西原に入ってすぐあたりの場所になります。 右側のコンクリートで固められた斜面から半分に割った
   竹筒が突き出ておりきれいな水が流れ出ています。
   また、ここからさらに200mほど行った場所(初戸橋付近)の右側には、流し台と風呂桶が並んでおり、
   ここにも2本のパイプから水が流れ出ています。 流しの水は道路反対側の民家で生活水として使われ
   ているようです。 また、風呂桶には金魚が飼われていました。 
 2008年10月10日訪問

 水量 
 O 一宮神社ご神水
    山梨県上野原市西原5461
   初戸の湧水からさらに県道18号線を西へ進みます。 西原小学校を過ぎ300mほど行くと右側にこんも
   りとした大きな森が見えてきます。 一宮神社です。
   この森の真ん中に鳥居があり、その右脇に手水舎があります。 奥の草むらから竹筒が渡され、きれい
   な水が流れ出ていました。
 2008年10月10日訪問

 水量 
 P 西原きのこセンターの湧水
    山梨県上野原市西原6893−3
   一宮神社の道路を挟んで反対側、鶴川を渡ったところに「西原きのこセンター」があります。 直売所の
   すぐ脇には板塀で囲まれた公衆トイレがあり、そのすぐ脇に竹筒で組まれた水場があります。 トイレの
   手洗い用として使われているのでしょうか?
 2008年10月10日訪問

 水量 
  大月市
 Q 松姫トンネルの湧水
    山梨県大月市七保町瀬戸
   国道139号線、松姫トンネルを抜け松姫峠に向かう途中、トンネルから1kmほど走った右カーブのとこ
   ろの左側に、コンクリートでできた堤防のようなものがあります。 この左脇のところからビニールパイプ
   が突き出ており、そこから水が流れ出ていました。
 2008年10月10日訪問

 水量 
 R 瀬戸の湧水
    山梨県大月市七保町瀬戸上平
   国道20号線高月橋入口から国道139号線に入り松姫峠を目指します。 七保町に入りしばらく走ると
   急に民家が途切れる場所に出ます。 真っ直ぐな直線の先が右カーブになっており、そのコーナーミラ
   ー手前の石垣の間から竹筒が出ており、水が流れ出ています。 大月市役所七保出張所の3kmほど
   先になります飲用できるようにコップがひとつ置かれていました。
 2008年10月10日訪問

 水量 
 20 笹一酒造の御前水
    山梨県山梨県大月市笹子町吉久保26
   国道20号線(甲州街道)を下り、大月市街を通過し笹子川に沿って進みます。 間もなくJR中央本線笹
   子駅というところで左側に「笹一酒造」が見えてきます。 大正8年(1919)創業の、山梨を代表する蔵元
   で、清酒「笹一」は全国新酒鑑評会で金賞を受賞しています。 ワインの味にも定評があり、国産ワインコ
   ンクール甲州辛口銀賞の他数々の賞を受賞しています。 工場には『酒遊館』が併設されていて、自由
   に出入りすることができます。
   駐車場前の事務所(?)角に酒樽のような形をした水場があります。 看板には「御前水」と書かれ、「笹
   子峠に湧き出しているそのままの水です。 明治天皇が東京から京都へ行幸された際に御前水の一つ
   に選ばれたことに由来して名付けられました。 現在でもお酒の仕込み水として使用しています」と書か
   れています。
 2011年12月27日訪問
 
 水量 
 21 新笹子トンネルの湧水
    山梨県大月市笹子町黒野田
   国道20号線(甲州街道)下り線、新笹子トンネル手前左側の斜面です。 とにかくいたるところから水が
   流れ出ています。 一番多く出ている場所は、奥のほうから引いてきている手前の太いパイプ(写真上
   中)と、トンネル入口のすぐ手前の2つの穴(写真下左)です。 これ以外にも斜面から10か所以上水が
   流れ出ているのを見ることができました。
 2008年 4月30日訪問
 
 水量 
 22 矢立の杉の水
    山梨県大月市笹子町黒野田字笹子1924−1
   国道20号線、笹子トンネル手前を左折し、県道212号線(甲州街道)へ。 山道をしばらく上って行くと
   左側に大きな「矢立の杉」の看板が見えてきます。 ここから遊歩道を2分くらい歩いて行くと、正面に矢
   立の杉の石碑と両面地蔵が見えてきます。 この一番左側に水場があります。 「この水は飲用に適さ
   ないため飲まないでください。」と案内板が立っています。 自己責任で飲んでみると、冷たい美味しい
   水でした。
   県天然記念物の「笹子峠の矢立のスギ」はこの水場の正面に立っています。
 2009年11月03日訪問
 
 水量 
  甲州市
 23 奥多摩湖源流の湧水
    山梨県甲州市塩山上萩原4783−553
   国道411号線を塩山に向け走ります。 甲州市に入り藤尾、落合を越えしばらく行くと(柳沢峠の4kmほ
   ど手前)左側に野菜を売っている木造の売店があります。 「山の湯宿はまやらわ」の売店です。 宿は
   渓流にかかっている橋を渡ったところにあり、一見山荘にしか見えませんが、テレビ東京の「いい旅夢気
   分」や「土曜スペシャル」などで紹介されている有名宿らしいです。
   この売店の左側に四角い木枠の桶があり、ビニールパイプから水が流れ落ちていました。
   本当に源流から引いてきているのかは?でしたが、冷たくて甘く感じる水でした。
 2008年 6月14日訪問
 
 水量 
 24 峠の湧水
    山梨県甲州市上小田原番屋
   国道411号線の「大菩薩の湯」に向かう右ヘアピンカーブのところを、曲がらずに細い道をまっすぐに進
   みます。 20mほど坂を下っていくと小さな橋がかかっています。 「番屋橋」です。 この橋のたもとに
   水場があります。 大きな石をくりぬいた上部と、下部の蛇口の2か所から水を汲むことができます。
   この石には「この水は、長い年月を経て風化した花崗岩や砂礫を幾重にも、透しては流し、この番屋の
   地に湧き出た真清水です」と番屋水道組合の案内が書かれています。
 2008年 4月30日訪問
 
 水量 
 25 塩山上小田原の湧水
    山梨県甲州市塩山上小田原181付近
   国道411号線の「大菩薩の湯」を過ぎ、塩山駅に向かって400mほど走ると左側を流れる重川に最接
   近します。 左側が広い駐車場になっており、自動販売機が設置されちょっとした休憩スペースになって
   ます。
   ここの川沿いにステンレス製の流しが置かれ蛇口がついています。 「『飲料可』ご自由にお飲みくださ
   い」と書かれた札がぶら下がっています。 冷たくてとても美味しい水です。
 2011年 9月28日訪問
 
 水量 
 26 金井加里神社の清水
    山梨県甲州市塩山下小田原1071
   国道411号線を右折し、細い畑道を入って行った最奥、高台の上に金井加里神社はあります。 車で辿
   り着くのはちょっと無理だと思えるような、急な細い道です。
   神社の入口には市指定文化財の随身門が建っています。 この手前左側に手水舎があります。 果樹
   園の奥のほうから引いてきている細いパイプから水が流れ出ていました。
   この流れ出ている水はとても冷たいのですが、水受けの部分に緑色の苔がびっしりと生えていて異臭が
   漂っており、ちょっと水を飲む気にはなれませんでした。
   本殿−山梨県指定重要文化財、随身門−甲州市指定重要文化財
 2008年 4月30日訪問
 
 水量 
 27 神部神社の清水
    山梨県甲州市塩山上萩原1415
   県道201号線をさらに東へ走ります。 神金小学校の手前を左に入り、細い道を進み、文珠川を渡ると
   神部神社があります。 山梨県の重要文化財である随身門の手前左側に手水舎があります。
   金属製の蛇口からチョロチョロと水が流れているだけなのであまり期待はしていなかったのですが、ひと
   くち飲んでみると冷たくておいしい水です。
   もしかしてと耳を澄ますと、奥に方から大量の水音が聞こえてきました。 神社の脇は小さなせせらぎの
   ようになっていて、コンクリート製の丸いタンクと四角いタンクが見えます。
   この四角いタンクのパイプからはものすごい量の水が流れ出ていました。 またこのタンクにはたくさん
   のパイプが取り付けられており、それぞれのパイプに「○○家」と名前が付けてありました。 この近辺
   の住居に水を供給しているパイプみたいです。 毎日こんあおいしい水を飲めるなんて羨ましい限りで
   す。
   本殿、随身門−山梨県指定重要文化財
 2008年 4月30日訪問
 
 水量 
 28 長宝の泉
    山梨県甲州市塩山中萩原652
   県道201号線をさらに東へ走ります。 左へ坂を上って行くと慈雲寺の交差点角にあります。
   屋根の下には「災害時飲料水 長宝の泉」の看板がかけられています。 取っ手を押すと、すぐに勢い
   良く水が流れてきます。 「生水は飲めません」の看板があったのですが、自分の責任で飲んでみると
   冷たくておいしい水でした。
 2008年 4月30日訪問
 
 水量 
  山梨市
 29 ほったらかし温泉の地下水
    山梨県山梨市矢坪1669−18
   中央本線「山梨市駅」から国道140号線方面へ。 フルーツ公園入口を左折し、笛吹川フルーツ公園を
   通過してさらに山道を上って行くと、突き当りが「ほったらかし温泉」です。 正面に富士山、右手に山梨
   百名山の一つ兜山、眼下に甲府盆地を見下ろす眺望の「こっちの湯(元湯)」と、右手に富士山、左手に
   大菩薩嶺を望み、眼下に甲府盆地東部を見下ろす、こっちの湯の2倍の広さをもつ「あっちの湯(新湯)」
   の2つの温泉が楽しめます。
   駐車場から温泉敷地内(無料)に入って行くと売店先の休憩所の脇に木を彫った桶が設置されています
   。 ここに2つの蛇口がついており、ひねると勢いよく水が流れ出します。 地下250mから汲み上げたミ
   ネラルたっぷりの地下水で、水質検査証も貼ってあります。 風呂上りには最高の冷たい水です。
 2014年 9月 3日訪問
 
 水量  
 30 加曽川橋の湧水
    山梨県山梨市切差
   国道140号線(雁坂みち)から八幡橋西詰交差点を県道31号線へ入ります。 堀内、水口の住宅街を
   抜け兄川を渡ると急に民家がなくなり見晴らしの良い畑の中に出ます。 加曽川橋手前100mくらいの
   所の路肩に鉄網の蓋があり、そのから突き出たパイプから勢い良く水が流れ出ています。 農作業をし
   ていた方がこの水はとても人気があり、遠く東京や神奈川からも汲みに来ると教えてくれました。 とても
   低い場所から水が出ているので、注意して走らないと行き過ぎてしまいます。
 2011年 9月28日訪問
 
 水量 
 31 山梨市切差の湧水
    山梨県山梨市切差649
   加曽橋の湧水からさらに県道31号線を太良峠に向かって上ります。 切差区公民館を過ぎると道はS
   字カーブになります。 カーブの手前右側に高い石垣の家があり、その石垣の脇に水場はあります。
   地中から突き出た」パイプから大量の水が流れ出し、その下は四角くくりぬかれた洗い場のようになって
   います。 この地区の洗い場として使われているのでしょうか? きれいでとても冷たい水でした。
 2011年 9月28日訪問
 
 水量 
 32 三富徳和の水場
    山梨県山梨市三富徳和446
   県道209号線で三富徳和の集落に入ります。 橋を渡ってすぐ右折すると左側に「吉祥寺」が見えます。
   さらに進むと右側に県文化財の「旧坂本家住宅」が建っており、その20mほど先の石垣の下に水場があ
   ります。 コンクリートの四角い枡があり太いパイプから水が流れ落ちています。 ほうきやたわしなどの
   掃除道具も置いてあり、近隣できれいに管理されている水場のようです。 すぐ近くには銀晶水・錦晶水
   の湧き出る乾徳山があります。 同じ水脈でしょうか?
 2014年 8月 5日訪問
 
 水量 
  甲府市
 33 夫婦木神社御神水
    山梨県甲府市御岳町2041
   県道7号線で昇仙峡、荒川ダムを過ぎ北へ向かいます。 しばらく走ると御岳の集落に入り、右側に夫
   婦木神社が見えてきます。 男女が参詣して祈れば必ず結ばれ、子宝の欲しい夫婦が揃って祈願すれ
   ば必ず授かるという霊験あらたかな神社です。 鳥居前の石段右側の石の間から水が流れ落ちていま
   す。 石段を上がり拝殿前に立つと右側に手水舎が見えます。 苔むした自然石の鉢に太い竹筒から大
   量の水が流れ落ちています。 石段脇の水がこの手水舎の余り水のようです。
 2011年 9月28日訪問
 
 水量 
 34 金桜神社神水
    山梨県甲府市御岳町2347
   夫婦木神社の50mほど先に金桜神社はあります。 景行天皇40年(110)にヤマトタケルが参詣し、雄
   略天皇10年(466)に社殿が造営された山岳信仰の神社で、金峰山信仰(御嶽信仰)の中心神社です。
   赤い大鳥居のある入口からさらに上って行くと駐車場があります。 この駐車場入口にも赤い鳥居が建
   っており、この鳥居左側に手水舎があります。 自然石を組み合わせた手水舎で、竹筒から少量の水が
   流れ落ちていました。 参拝とは逆ルートになりますが、境内から大鳥居に向かって石段を下りて行くと
   真ん中あたりが平地になっており、天然記念物のスギ群が植わっています。 この右側に小さな池があ
   りたくさんの石を組み合わせた山が見えます。 この石の間から水が湧き出て池に流れ込んでいました。
 2011年 9月28日訪問
 
 水量 
 35 姫の井戸(茶之湯の井戸)のお水
    山梨県甲府市古府中町2611 武田神社
   JR中央本線「甲府駅」から県道31号線を真っ直ぐ北へ向かうと突き当たりにあるのが「武田神社」です。
   武田神社は武田信玄の父信虎が永正16年(1519)に石和より移した躑躅ヶ崎館跡に建っています。
   躑躅ヶ崎館には武田信虎・信玄・勝頼の三代が60年余りにわたって居住していました。
   鳥居をくぐり、参道を真っ直ぐに進んで行くと拝殿に行き着きます。 「姫の井戸」は拝殿左側にある社務
   所前から湧き出ています。 武田信玄のご息女誕生の時に産湯として使用されたことから「姫の井戸」と
   名付けられたと言われています。 また武田勝頼が屋形内で茶を点てるときにはこの井戸の水を用いた
   と伝えられており、この井戸から茶釜等の品々が発見されたことから「茶之湯の井戸」とも呼ばれていま
   す。
 2011年12月28日訪問
 
 水量 
  道志村
 36 大渡の湧水
    山梨県南都留郡道志村大渡1194付近
   国道413号線(道志みち)を津久井湖から山中湖方面へ進みます。 道志村に入り少し走ると、突然右
   側に現れます。 ちょうど大渡のバス停の近くになります。 車2台分くらいの駐車スペースはありますが
   いつも混み合っています。
   水汲み場後方の看板には「この水は昭和32年に故出羽景正氏の発案で地区9人の男衆たちの協力の
   もと1ヶ月もの間自らの仕事を休み、毎日山に足を運び、約500メートルに渡る水道管を大室山の険しい
   谷を3つ越えて、苦労の末この大渡の地に引いた湧水です。」と記載されています。
 2007年 5月16日訪問
 2015年 8月 3日再訪
 
 水量 
 37 竹之本の水場
    山梨県南都留郡道志村6181−1 道志村役場
   国道413号線を、大渡の湧水からさらに西へ進むと右側に道志村役場が見えてきます。 水場はこの
   村役場の左端にあります。
   コンクリートでできた2段の水槽の上段に、2口の蛇口があります。 行った日にはこの蛇口は開放され
   たままで、常時水が流れていました。 上段に溜まった水は窪みから下段の水槽に流れるようになって
   います。 整備された水場でとても美味しい水でした。
 2009年12月14日訪問
 
 水量 
 38 的様の水
    山梨県南都留郡道志村池之原
   国道413号線(道志みち)を道志村役場方面へ。 役場を過ぎて1kmほど走ると左側に「道志の湯」の
   案内板が見えます。 ここを左折し室久保川に沿って走ります。 道志の湯を過ぎ、森のコテージのY字
   路を左へ進むと水場が見えてきます。 水場前は車3台分ほどの駐車スペースがあります。 水場には
   3本の竹筒が立っており、勢い良く水が流れ落ちています。 この水場の根元からはパイプが室久保川
   方面から延びており辿って行くとさらに上流まで延びていました。
   ここから50mほど先に「的様」の入口がありここにも水場があります。 しかし、ここの水場は止まってい
   ました。 よく見るとここの水場につながれたパイプが外されており、パイプからは大量の水が滝のように
   流れ落ちていました。
 2012年 9月14日訪問
 
 水量 
 39 神地の水場
    山梨県南都留郡道志村9334
   国道413号線を、道志村役場からさらに西へ。 県道24号線(都留道志線)との交差点を過ぎ少し走る
   と道路右側、山梨県民信用組合の1軒手前の民家の右端に水場が見えてきます。
   コンクリートでできた大きな水槽に1口の蛇口がついており、絶えず水が流されていました。
   水槽には金魚がたくさん飼われています。
 2009年12月14日訪問
 2015年 8月 3日再訪
 
 水量 
 40 道志七里 清流の水
    山梨県南都留郡道志村神地9745 道の駅「どうし」
   道の駅どうしの休憩所前に、道志村の地形を象ったモニュメントがありそこから湧水が流れ出ています。
   水汲み場はこのモニュメントの両側2か所にあります。
   モニュメントの前には「道志村は山梨県の東南端に位置し、山々を彩る森と林と澄んだ清流がおりなす
   四季の装いは美しく、山伏峠に源を発する道志川は七里の道志渓谷を潤して相模川に注ぎ横浜市民の
   水源となっている。 明治30年新生日本の象徴として発展の途にあった横浜市は近代水道水源をこの
   清流に求めた。 以来道志川の清流は市民の命の源として都市を潤し『赤道を越えても腐らない水』と
   称賛されすぐれた水質は外国船航路の飲料水ともなっている。 そして、村の源たる道志川の清流を後
   世に伝えていく決意の証として、ここに『湧水モニュメント』を設置した。」とあります。
 2007年 5月16日訪問
 2015年 8月 3日再訪
 
 水量 
  都留市
 41 御正体山登山口の水
    山梨県都留市大野1974
   国道139号線、谷村町駅前から県道24号線(都留道志線)に入ります。 そのまま道なりに5kmほど
   進むと、右側に三輪神社の鳥居がポツンと建っているのが見えます。 鳥居の先を右へUターンするよう
   に上って行く道が「御正体山登山道」です。 この分岐点、登山道入口の路肩に水場はあります。
   逆J字型の太いパイプからものすごい勢いで水が流れ出ています。 勢いが強すぎて水が汲み難いほど
   です。 冷たくてとても美味しい水でした。
 2009年12月14日訪問
 2012年 9月14日再訪
 
 水量 
  西桂町
 42 浅間神社の湧水
    山梨県南都留郡西桂町小沼2797
   忍国道139号線を都留から富士吉田方面へ。 西桂町役場を過ぎしばらく言ったエネオスのガソリンス
   タンド手前を左に曲がり、さらに100m先を左に曲がると浅間神社の鳥居が見えてきます。
   鳥居をくぐるとすぐ左側に湧水が流れている小川が見えてきます。 この小川には平たい石が中央部ま
   で埠頭のようにせり出しており、洗い場のようになっていました。
   境内に入ると左側に手水舎があります。 龍の口から流れ出ている水も小川を流れている湧水と同じ
   冷たい水でした。 境内のシンとした静けさの中、水の流れる音だけが聞こえる静かな場所でした。
 2008年 8月20日訪問
 
 水量 
  忍野村
 43 忍野八海 「日本の名水百選」
    山梨県南都留郡忍野村
   忍野八海は八つの湧水池から成っています。 昔、富士山の大噴火により流れ出た溶岩流によって、こ
   の地にあった宇津湖が山中湖と忍野湖に分かれてしまいました。 忍野湖は川の浸食や掘削排水のた
   め枯れてしまい、その時残った富士山の伏流水の湧出口として、今の忍野八海の姿になりました。
   忍野八海の湧水は、富士山の地下水が比較的水を通しにくい溶岩の間を何十年もの歳月をかけ伏流し
   湧き出ています。 水質・水量・保全状況・景観の良さから、昭和60年に全国名水百選に選定され、新
   富岳百景選定地でもあり、国の天然記念物にも指定されています。
 2007年 5月16日訪問
 
 水量 
 A 富士山の雪どけ水  B 人工池売店の湧水  C 忍野八海 神の水
 湧池のすぐ脇にあります。 富士山を模ったモチー
 フから流れでいます。 「30秒間名水に手を入れて
 みて」と書かれており我慢できないほど冷たい水で
 した
 「神の水」の小島に行く為に通らなければならない売
 店の渡り廊下脇にあります。
 忍野八海の中心部にある人工池の真ん中の小島に
 ある湧水です。 3つの龍の口から流れ出ています。
 忍野八海のメインの湧水
 D 富士のめぐみ  E 忍野八海入口売店の湧水
 忍野八海を散策して歩き、菖蒲池を過ぎたあたりに
 萱葺の休憩所があります。 そのすぐ先にありました
 左右の木のところから水が出ています。
 湧池方面に向かう道路入口にある売店の駐車場奥
 にあります。 龍の像のお腹の下から水が流れてい
 ます。
  富士吉田市
 44 小室浅間神社御神水
    山梨県富士吉田市下吉田5221
   国道139号線を河口湖方面へ。 富士見バイパス北交差点を旧道へ入ります。 下吉田駅前の宮川橋
   北詰交差点を右折すると、左側に小室浅間神社が見えてきます。
   鳥居をくぐり境内に入るとすぐ左側に手水舎があります。 ここから御神水が湧き出ています。 小室浅
   間神社の御神水は富士山から地下を通り湧き出ている伏流水で、霊峰冨士のバナジウムが多く含まれ
   るそうです。 柄杓にすくって飲んでみると、お腹に染み入るような冷たさで、とても美味しい水でした。
 2011年 6月22日訪問
 
 水量 
 45 龍の口湧水(夜増の水)
    山梨県富士吉田市上吉田5585(北口本宮冨士浅間神社)
   社伝によると、110年、日本武尊が東方遠征の折に富士山を遥拝したのに始まるといわれています。
   また、垂仁天皇の代に、富士山の大噴火を恐れる人々の心を静めるために勅令をもって火山鎮護の神
   、木花開耶姫を祀ったとする説もあります。 延暦7年(788)に甲斐守紀豊庭が現在地に社殿を造営し
   ました。
   うっそうと茂る杉木立を抜けると本殿に出ます。 手水舎は、本殿に向かって左側にあり、青龍の口から
   きれいな湧水が流れ出ています。
   案内板には、「此の水は、此処から1.6キロへだった富士の裾野に湧き出る泉瑞と称される霊水を伏
   樋でひいたもので往古からご當神社の御供水として用いられ、夜増の水といわれる飲料水です。 伝え
   に、昔右大将源頼朝が富士野巻狩をされた時、裾野十数里の間、飲むべき清水がなく士卒渇に苦しん
   だので、公は富士の山神に祈り鞭をあげて巌を掘った処、麗水凛々として湧出したという。」 と書かれ
   ています。
 2007年 5月16日訪問
 2011年 6月22日再訪
 
 水量 
 46 富士吉田の水(富士山の名水)
    山梨県富士吉田市新屋1936−6 道の駅「富士吉田」
   国道138号線を河口湖から山中湖方面へ向かいます。 北口本宮冨士浅間神社を過ぎしばらく行くと
   右側に球形のレーダードームが見えてきます。 ここが道の駅「富士吉田」です。
   水汲み場は以前あったレストランや物産館がある建物の左側のさらに奥、敷地内道路を渡った場所に
   新たに設置されていました。 また、「富士吉田の水」と名前も変わっていました。 以前の水汲み場は
   そのままになっていますが水は出ていないようです。 蛇口は全部で5か所あり、一番左側は少量容
   器2L・500ml、1〜2本汲む人専用となっています。
   この水は、富士山に降った雨や雪が、数十年の年月と大自然の仕組みによって浄化され、伏流水とな
   ったものを地下百メートルから汲み上げたものです。 溶岩層によってろ過されたこの水は、多量のミネ
   ラル分等を含んでおり、特に「バナジウム」の含有量が高くなっています。
 2008年 8月20日訪問
 2018年 5月17日再訪
 
 水量 
  富士河口湖町
 47 大嵐の湧水
    山梨県南都留郡富士河口湖町大嵐6 蓮華寺
   県道714号線を河口湖から鳴沢村方面へ進みます。 大嵐小学校手前にある大洋工業のところを右折
   し細い路地を進んでいきます。 500mほど進んで行くと蓮華寺に突き当たります。 この蓮華寺の山門
   前に手水舎があり、、その前に四角いコンクリートの枡があります。 ここから大量の水が流れ出ていま
   す。 ひとつは枡の左側上部の穴から。 もうひとつは右側の中央に蛇口が付いており、ひねると勢い良
   く水が流れ出しました。 蓮華寺の手水舎と合体しているようですが、手水舎の水とは関係ないようです。 
 2012年 5月29日訪問
 
 水量 
 48 大嵐天神社の御神水
    山梨県南都留郡富士河口湖町大嵐71
   蓮華寺右側に浦山に上って行く遊歩道があります。 遊歩道と言っても、かなりきつい登山のような斜面
   です。 ここを5分ほど上って行くと天神社に到着します。 蓮華寺手前の十字路を右折してもたどり着け
   ますが、人の敷地に入っていくような分かりづらさで、しかもダートです。
   この天神社の入口に手水舎があり、龍の口からきれいな水が流れ出ています。 「この水は滅菌してあ
   りません」と書かれています。 ひと口飲みましたが、冷たくて美味しい水でした。
 2012年 5月29日訪問
 
 水量 
  鳴沢村
 49 八幡神社御神水
    山梨県南都留郡鳴沢村3323
   国道139号線と県道714号線が合流する大和田交差点。 この先の路地を右折し300mほど入って行
   くと八幡神社です。 参道を進むと右側に舞殿から拝殿と建物がつながっています。 この向かい側に手
   水舎があります。 丸岩をくりぬいたような鉢に銀色をした立派な龍の飾りが付いています。 この龍が
   口から勢い良く水を噴き出しています。
 2012年 5月29日訪問
 
 水量 
 50 魔王天神社御神水
    山梨県南都留郡鳴沢村7585−2
   国道139号線を西へ向かいます。 鳴沢村役場を過ぎて、天神山入口を右折するとすぐ左側に赤い鳥
   居が見えてきます。 魔王天神社という珍しい名前の神社です。 100段以上ある石段を上って行くと、
   石段の頂上左側に、石を削って作った鉢の手水舎があります。 ここの龍は濃い緑色をしていました。
   龍の口からは大量の冷たい水が流れ出ています。 石段を登って来て渇いた喉には最高のご褒美です。  
 2012年 5月29日訪問
 
 水量 
 51 春日神社御神水
    山梨県南都留郡鳴沢村8073
   魔王天神社からさらに奥へ進みます。 道玄寺を過ぎ墓地の間の山道を進んで行くと森の中に出ます。
   ここをさらに奥へ進むと春日神社です。 社殿までの緩やかな石段の途中左側に手水舎があります。
   オーソドックスなコンクリート製です。 この鉢の中の亀の甲羅?の上に緑色の龍が立っています。 ここ
   の龍はちょっと細身の蛇のような龍です。 龍の口からは冷たい水が流れ落ちていました。   
 2012年 5月29日訪問
 
 水量 
 52 不尽の名水
    山梨県南都留郡鳴沢村ジラゴンノ8532−63 道の駅「なるさわ」
   国道139号線を河口湖から本栖湖方面へ向かいます。 鳴沢村役場を過ぎしばらく行くと左側に道の駅
   「なるさわ」が見えてきます。
   「不尽の名水」はこの道の駅の一番奥、山野草販売コーナー前にあります。 溶岩のような岩山の中央
   部からひとすじの水が流れ出ています。 ここも人気スポットで、水汲みの人が絶えませんでした。
   この水は、富士山に降り注いだ雨や雪が伏流水となり、その伏流水を地下300mからくみ上げたもので
   す冷たくて美味しい水でした。
   2012年に再訪問した時には、水汲みの姿はほとんどありませんでした。 水場の右側に新たな案内板
   が設置されており、「持ち帰る場合お一人様ポリタンク1個とさせて頂きます。これ以上持ち帰る方はふた
   たび最後尾に並んでください。」と書かれていました。 このシステムが水汲みを敬遠させているのでしょ
   うか? また、午後5時から午前9時までは利用できません。
 2008年 8月20日訪問
 2012年 5月29日再訪
 
 水量 
  甲斐市
 53 竜王水
    山梨県山梨県甲斐市竜王629−1 慈照寺
   国道20号線「竜王駅」入口を右折し、JR中央本線を渡ります。 最初の信号を左折すると右側に「慈照
   寺」が見えてきます。 広い境内の本堂前に「竜王水」の石碑が立っています。
   龍王水は、赤坂台地の南端にある慈照寺境内に湧き出す湧泉で、「竜王」の地名の由来ともいわれてい
   ます。 慈照寺の開祖、真翁宗見禅師は、信玄堤の高岩の下にあった深淵「竜王潭」に住む悪竜に善を
   説き更生させました。 翌日、白髪の老翁の姿に化した竜王潭の主が現われ、礼を述べ、本堂の前庭か
   ら清水が湧き出るようになりました。 それ以来、この湧水を「竜王水」と呼ぶようになったという伝承があ
   ります。
   現在の竜王水はコンクリートの枠が作られその上を屋根が覆っています。 しかしこの建物の前に井戸
   があります。 手押しのポンプを押すと勢いよく水が流れ出しました。 竜王水と同じ水源なのでしょうか?
 2013年 4月24日訪問
 
 水量 
  北杜市
 54 ヴィラ千ケ滝の湧水
    山梨県北杜市高根町清里
   国道141号線を清里高原方面へ。 清里交差点を過ぎ500mほど行くと千ケ滝の案内板があります。
   この交差点を右折し道沿いに下って行くとヴィラ千ケ滝の駐車場に出ます。 千ケ滝を見学する時には
   この駐車場を経由して行きます。 ちなみに駐車料金は500円(二輪は無料)です。 滝の遊歩道入口
   に駐車場の料金箱が置いてあり、この右側に板張りのベランダがあります。 ここに流し台が置いてあ
   りパイプから大量の水が流れ出ています。 冷たくて美味しい水でした。
 2011年 4月21日訪問
 
 水量 
 55 小作清里高原店の水
    山梨県北杜市高根町清里3545
   国道141号線を清里高原方面へ。 清里の街中にはいってすぐ左側に「ほうとう」で有名「小作」の清里
   高原店があります。 お店への階段を上ると、入口のすぐ左側がバルコニーのようになってなっており小
   屋が建っています。 その小屋の前に赤いポンプが設置され、冷たい水が大量に流れ出ています。
   このポンプは飾り物のようで、取っ手を動かさなくても水が流れ続けていました。
 2012年10月26日訪問
 
 水量 
 56 大門ダム下流の湧水
    山梨県北杜市高根町清里3697
   国道141号線を清里高原方面へ。 道の駅南きよさとを過ぎて1kmほど行くと「右、大門ダム」の案内
   板があります。 ここを右折し須玉川を渡ると道が二股に分かれます。 直進するとダム堤頂部へ、右折
   するとダム下部(行き止まりですが)へ行けます。 ここを右折し300mほど行くと左側、民家の先の畑
   脇の石垣からパイプが出ており水が流れ出ています。 畑の水やりに使われているのでしょうか。
   柄杓もい置いてあり水が汲めるようになっています。 
 2011年 4月21日訪問
 
 水量 
 57 八右衛門出口湧水
    山梨県北杜市大泉町谷戸
   八ヶ岳高原線の南側を並行して走る泉ラインを、甲斐小泉駅から甲斐大泉駅に向かって走ります。 しば
   らく走ると左側の森に窪んだ場所があり2台ほど車が停められるようになっています。 ここから下を見下
   ろすと水場が見えます。
   昔、大泉村谷戸に谷戸八右衛門という人がいました。 山に狩りに出かけた八右衛門は山火事に遭い、
   一匹の小さな蛇を助けました。 数日後、八右衛門の枕もとに一匹の大蛇が現れ、お礼に「楊枝」を置い
   ていきました。 大蛇の言うとおり楊枝を裏山へ突き刺すとそこからきれいな水の泉がこんこんと湧きだし
   てきましたと言い伝えがあります。
   大木の根本に2つの祠が建っており、この祠の下の岩の穴から水が流れ出しています。 また岩場の前
   の水面のあちこちから水が湧き出しているのがわかります。 少し離れたところには石の間に太いパイプ
   が突き刺してありここからも水が流れ出しています。 湧水点の水はちょっと汲む気になれませんが、こち
   らのパイプからでしたら汲めるでしょう。
 2013年 8月21日訪問
 
 水量 
 58 三分一湧水 「日本の名水百選(八ヶ岳南麓高原湧水群)」
    山梨県北杜市長坂町小荒間717−1
   中央本線小淵沢駅を通過し八ヶ岳高原線方面へ。 線路に沿って清里方面へ進みます。 甲斐小泉駅
   手前の県道609号線を右折すると三分一湧水公園に出ます。 蕎麦屋が併設されている駐車場が設
   置されています。 駐車場から道路を横断して公園の中へ。 木の橋でできた遊歩道を3分ほど歩くと
   水場に到着します。
   八ヶ岳の懐から1日に約8500トンもの豊かな湧出量を誇る湧水です。 安土桃山時代、水争いが激し
   かったため農業用水を3つの村に均等に分配させるため、湧出口の分水枡に三角石柱を築き、三方向
   に流水を分岐させたという伝説が残っている湧水です。 3枚目の写真の四角い枡の中にある三角形の
   石がそうです。 こんなちっぽけな三角石柱がすごい働きをしているんですね。
   水の流れをたどって行くと、斜面にには3〜4個の大石がありこの下が空洞になっていてここから水が流
   れ出しているようです。 湧水点はネットが張られ立ち入り禁止になっています。 水路の水も湧水点から
   それほど離れておらず、湧水量も多いのできれいな水が汲めると思います。
 2013年 8月21日訪問
 
 水量 
 59 大滝湧水 「日本の名水百選(八ヶ岳南麓高原湧水群)」
    山梨県北杜市小淵沢町上笹尾2734−2
   三分一湧水とともに「八ヶ岳南麓高原湧水群」として「名水百選」に認定されました。
   県道17号線(七里岩ライン)を長坂から小淵沢方面へ。 JA梨北小淵沢支所前交差点を右折し県道60
   8号線に入り400mほど行くと左側に鳥居と車2台分くらいの駐車場があります。 大滝神社入口です。
   ここから小川の流れる農道を進みJR中央本線の小さなトンネルを抜けると正面に社殿が見えてきます。
   社殿左側には太い木をそのままくりぬいた筧が突き出ており、そこから大量の水が流れ出ています。
   その筧の裏側に、ゆるやかに水が流れる池があり、右側奥の石の下から水が湧き出ているのが見えま
   す。 また、池の左側には小川が流れており、そこに太いビニールパイプから大量の水が流れ出しており
   ここで水汲みができます。
   日量22,000トンという大量の水が湧き出しており、水温は1年をとおして12℃になります。
 2010年 8月26日訪問
 
 水量 
 60 台ケ原宿の湧水「日本の名水百選(白州・尾白川)」
    山梨県北杜市白州町台ケ原
   台ケ原宿は、旧台ケ原村に設けられた甲州道中の宿場です。 江戸まで43里10町余。 本陣が中町
   にあり、はたご屋は14軒ありました。
   国道20号線、台ケ原中交差点を右折し、県道606号線に入ると台ケ原宿です。 交差点を曲がるとす
   ぐ右側に大きな「台ケ原宿」の案内板が見えます。 その右側に水場があります。 公園に良くある水が
   上に噴出す水飲み型の蛇口がついています。 脇には「甲州台ケ原宿、名水百選の里水飲み場」と書
   かれています。
   その先の交差点を左折し山梨銘醸に向かいます。 すると山梨銘醸の手前に「郷倉跡」「高札場跡」とい
   う案内板があり、その前にも水場があります。 こちらは普通の水道タイプの蛇口が付いています。 蛇
   口には「甲斐駒ケ岳の山懐よりポンプアップされた伏流水が直接引かれた日本の百名水、甲斐駒ケ岳
   尾白川水系の名水です」と書かれていました。
 2010年 9月21日訪問
 
 水量 
 61 甲斐駒の水(弁財天の湧水)「日本の名水百選(白州・尾白川)」
    山梨県北杜市白州町台ケ原2283 山梨銘醸
   山梨銘醸は、寛延3年(1750)に創業した銘酒「七賢」で有名な酒蔵です。 酒蔵ですから仕込水はつき
   ものです。 ここの仕込水は、南西に位置する日本百名山の甲斐駒ケ岳の伏流水、「甲斐駒の水」です。
   ここの酒蔵は非常にオープンで、自由に中を見学することができます。
   まず最初に出会う水は、山梨県の有形文化財に指定されている主屋の入口脇右側にあります。 丸い
   皿のような陶器の中央から水が湧き出しているのが見えます。 そして次が、酒が販売されている主屋
   を通り越し中庭に出るとすぎ左側に苔むした四角い鉢に竹筒から水が流れ出しています。 ここには「醸
   造用水、甲斐駒ケ岳伏流水」と書かれた看板がかけてあります。 その先左側には流しのような水場が
   あります。 蛇口が3つついており、水を汲んで持ち帰れるようになっています。 ただ「環境基金にご協
   力ください。 1Lにつき20円」と書かれています。 こんなに美味しい水がリッター当たり20円なんて安
   すぎます。 そして最後に屋根の上にタンクを載せた「醸造用水源泉」と書かれた建物の隣に「弁財天」
   と書かれた建物があり、屋根の下には大きな釜があります。 ここにも竹筒から水が流れ落ちています。
   これが弁財天の湧水です。 本当に水の豊富な酒蔵でした。
 2010年 9月21日訪問
 
 水量 
 62 道の駅はくしゅうの名水「日本の名水百選(白州・尾白川)」
    山梨県北杜市白州町白須1308 道の駅はくしゅう
   国道20号線沿いにある道の駅「はくしゅう」 その駐車場脇の庭園内に水場があります。
   大きな自然石に竹筒が3本刺さっており、ここから大量の水が流れ出しています。 この水場を通り過ぎ
   て道の駅の建物の方へ向かいます。 丸い塔のような入口の右側にもう1か所水場があります。 巣箱
   のような水汲み場です。 駐車場も近く、人気の水汲み場なため、水汲みの人が途切れることなく訪れ
   て来ます。 ほとんどの方が駐車場脇の自然石の水場で水汲みをしており、建物脇の水場はいつも空
   いています。
 2010年 9月21日訪問
 
 水量