茨城県 |
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桜川のサクラ
茨城県桜川市磯部135 |
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磯部稲村神社の参道をはさんで両側約1kmに及ぶ
桜並木は、古来より「西の吉野、東の桜川」と並び称
されるほどのサクラの名所でした。
「後撰集」には紀貫之の「つねよりも春へになれば桜
川波の花こそ間なくよすらめ」があり、多くの歌人た
ちが歌を残しています。
東北産のシロヤマザクラが中心で、品種も桜川匂、
樺匂、梅鉢桜、白雲桜、薄毛桜、初見桜、初重桜、
源氏桜、大和桜、青毛桜、青桜などがあります。 |
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御岩山の三本杉
茨城県日立市入四間町752 御岩神社 |
鉾杉
茨城県久慈郡大子町下野宮1626近津神社 |
八重のフジ
茨城県笠間市笠間39 笠間稲荷神社 |
樹高39m、幹周8.4m、樹齢500年
この杉は、地上3mのところから三本の幹に分かれ
、それぞれが直立、均等に伸びています。 一株が
根元から分かれたのか、三本の株が根元で癒着し
たのかははっきりしません。
この杉には伝説があり、三又のところに天狗が棲ん
でいて参拝者に恐れられていたことから「天狗杉」
の異名をもっています。
森の巨人たち100選 |
樹高43m、幹周9.72m、樹齢1300年
近津神社の社殿左側に立っています。
慶雲4年(707)創建と伝えられる近津神社の御神木
で、創建時に植えられたものといわれています。
名称の由来は、前九年の役(1051)、後三年の役(1
083)と二度奥州に出征した源義家が自らの鉾をこの
杉に立掛けて武運長久と戦勝を祈願したことに由来
しています。
都々母杉−その他の古木 |
幹周3.6m、総面積150u、樹齢400年
八重の藤(写真手前)は濃紫色の葡萄の房のように
花弁が集合して咲き、実をつけない珍しい種類です。
楼門側の藤(写真奥)は、淡紫色の蝶形の花を付け
150cmにもおよぶ長い総状の花穂を垂らします。
本殿−国指定重要文化財 |
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西蓮寺の大イチョウ(1号)
茨城県行方市西蓮寺504 |
西蓮寺の大イチョウ(2号)
茨城県行方市西蓮寺504 |
鹿島神宮樹叢
茨城県鹿嶋市宮中2306−1 |
樹高28m、幹周6.2m、樹齢1000年
相輪とうと鐘楼の間に立っています。 最仙上人が
使っていた杖が成長したもので、「御杖銀杏」とも呼
ばれています。 明治16年(1833)の火災で幹が
焼けてしまい細くなってしまいました。 2号株に比
べ、多数の粗大な気根を垂下しています。 雄株。 |
樹高28m、幹周8.3m、樹齢1000年
1号株より本堂に近い場所に立っています。 均整の
とれた立派なイチョウです。 大正6年(1917)の台風
で幹の途中が折れてしまっています。 雄株。 |
神宮境内に繁茂する草木で、県内随一の常緑照葉
樹林です。 約800種の植物が生育し、特に暖地性
の植物が多く見られます。 樹叢は、高木層はモミ、
スギ、シイ、タブノキ、クスノキ、カシ類など、低木層は
ヒサカキ、モチノキ、シロダモ、モッコク、アオキ、アリ
ドウシなどがあります。 参道の入口の鳥居付近には
タブノキとクスの大木が、参道の両側はスギ、スダジ
イ、モミの大木が並んでいます。 本殿裏にはスギの
ご神木があり、樹高43mの巨木で、樹齢約1000年
といわれています。 |
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潮来の大ケヤキ
茨城県潮来市潮来1338-2 素鵞熊野神社 |
佐久の大杉
茨城県石岡市佐久622 鹿島神社 |
椎尾山薬王院スダジイ樹叢
茨城県桜川市真壁町椎尾3196 |
樹高10m、幹周8.35m、樹齢700年
鳥居をくぐってすぐ左側に植わっています。 社殿
側には鳥居の高さほどの空洞があり補修されて
います。 枝張りは約14mあり、四方に大きく枝
を広げています。 |
樹高21m、幹周8.9m、樹齢1300年
鹿島神社のご神木です。
幾度もの落雷や台風による損傷で主幹上部はなくな
ってしまっています。 また、太い枝もほとんどが途
中で折れてしまっており、表皮も剥げ落ちています。
平成8年頃より樹勢が衰退しはじめたため、平成9
年から12年まで樹勢回復治療が施されました。 |
薬王院境内と裏山斜面一帯約2.6haの区域内には
スダジイ、クスノキ、ケヤキ等の大木を中心に自然豊
かな樹叢が形成されています。
特にスダジイは、胸高直径30cm以上が100本を越
えて群生し、樹齢300〜500年と測定された古木が
十数本も育成しています。
群生の規模が非常に広大で、日本におけるスダジイ
樹叢の北限にあたります。 |
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曙のグミ
茨城県稲敷郡阿見町曙151−106 |
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樹高10m、幹周2.36m、樹齢1300年
曙町住宅街の南よりの所に立っています。 ここはか
つて室崎神社の馬場先で,道祖神も祀られています
。 グミは焼くと人の焦げるような悪臭があることから
邪霊、悪鬼の侵入を防ぐ意図で植えられたものと考
えられます。 宅地造成時、この樹を伐採しようとして
怪我人が出、それを仏の祟りと受け止めて作業を中
止したといわれています。 ナツグミは関東、静岡県
に分布する落葉低木で、もともと大きくなる種ではあ
りません。 |
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本山の一本杉
茨城県日立市宮田町3585−15 |
願船寺のイチョウ
茨城県那珂郡東海村石神外宿1047 |
住吉神社のサカキ
茨城県那珂郡東海村石神外宿1097 |
樹高35m、幹周3.92m、樹齢450年
県道36号線の道の真ん中にそびえ立っています。
以前は三本杉であった、二本杉であったなどと言わ
れていますが、真偽は不明です。 |
樹高20m、幹周6.8m、樹齢700年
本堂前に親鸞聖人お手植えといわれるイチョウが立
っています。 雌株で、地上2.5mのところに気根を
垂らしています。 根元から主幹上部にまで達する
空洞があります。 |
神社入口の鳥居左脇立っている、住吉神社の御神
木です。 このサカキは植栽されたものと思われま
すが、亜高木としては巨木に類するもので、県下有
数のサカキです。 |
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関場の大ケヤキ
茨城県笠間市笠間823 |
天神社のツクバネガシ
茨城県笠間市大渕175−1 |
諏訪神社樹叢
茨城県鉾田市安房1421 |
樹高35m、幹周6.9m、樹齢1000年
関場集落内の旧家の庭に植わっています。 脇には
小さな祠が建ち御神木なのでしょうか? 平安時代
中期、平将門の家臣小嶋美濃守にまつわるゆかり
のケヤキとの言い伝えもあります。 |
樹高20m、幹周4.6m、樹齢700年
国道50号線と県道61号線に挟まれた丘に天神社
はあります。 ツクバネガシは拝殿と本殿の間の狭
い敷地に植わっています。 鎌倉時代の承久年間(
1219-1221)に初代笠間城主藤原時朝が城の鬼門
にあたる大淵に領国鎮護の神として天神社を祀った
時に内に植えられたと言い伝えがあります。
本殿−市有形文化財 |
境内の山林は鬱蒼として数多くの草木が生え、樹齢
を重ねた巨樹が林立しています。 この樹叢は「諏訪
緑地環境保全区」として県の指定も受けています。 |
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潮来の大イチョウ
茨城県潮来市潮来442 西円寺 |
太田のイヌグス
茨城県石岡市太田965 |
宿椎
茨城県桜川市本木1 雨引観音 |
幹周5.0m
西円寺の門柱の前にドンと立っています。 境内を
覆いつくすような大きな木です。 |
樹高20m、幹周4.8m、樹齢350年
善光寺前の道を真っ直ぐに進むと、右側にある民家
の庭先に立つ巨木です。 |
樹高15m、幹周7.5m、樹齢400年
本堂へと向かう石段の途中に立っています。
全身をくねらせたような姿が特徴のスダジイです。
坂東三十三観音札所第24番 |
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薬師堂大欅
茨城県筑西市甲897 |
筑波山神社 マルバクス
茨城県つくば市筑波1 |
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樹高15m、幹周7.5m、樹齢500年
大欅は薬師堂前に植わっています。 以前は市道
をはさんで東西に2本ありましたが、現在は東側の
欅だけが残っています。 江戸時代にあった薬師堂
別当の大徳寺山門入口の欅ではないかと推定され
ています。 |
筑波山神社拝殿の右側に立っています。
マルバクス(丸葉楠)はクスノキの変種で、牧野富
太郎博士により命名されました。 葉が著しく丸い
マルバクスは、当神社の他には福岡県太宰府に
一本確認されています。 この木がマルバクスの
標準木(植物分類のもとになっている木)になって
います。 |
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親鸞御手植の菩提樹
茨城県下妻市下妻乙350 光明寺 |
明空御手植の柊
茨城県下妻市下妻乙350 光明寺 |
下妻神社の大欅
茨城県下妻市下妻乙80 |
樹高2.73m、幹周1.5m、樹齢700年
光明寺の外、総門の右側に立っています。
建保年間(1213〜18)浄土真宗の開祖親鸞聖人
が小島の草庵に3年間滞在し、去る際記念に植樹
したものと伝えられています。 |
樹高5.87m、幹周2.9m、樹齢700年
光明寺境内右側、鐘楼の隣に立っています。
光明寺開基明空房は親鸞の弟子となり仏道に励み
ました。 明空はヒイラギを好み境内に多く植えたの
で、光明寺は「柊道場」とも呼ばれました。 この老
樹は当時のものといわれています。 |
樹高20m、幹周7.2m、樹齢500年
社殿の手前両翼にケヤキの巨樹が立っています。
左は幹周4mほどですが、右の欅は堂々たる巨木
です。 地上7mほどで4幹に分かれています。
下妻市最大の巨木です。 |
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大塚戸のムクノキ
茨城県常総市大塚戸町786 |
妙音寺の多羅葉
茨城県坂東市神田山272 |
阿弥神社樹叢
茨城県稲敷郡阿見町竹来1641 |
樹高20m、幹周5.8m、樹齢400年
県道252号線は将門街道又は銚子街道と呼ばれて
いました。 一里塚の名残りの木と思われます。 |
妙音寺は真言宗豊山派のお寺で、猿島坂東観音霊
場新八番札所に指定されています。 多羅葉は本殿
前に植わっています。 |
阿弥神社は607年の創建と伝えられます。 この神
域を取囲む日本杉の荘厳な樹叢は、伐採した切株の
年輪から推定すれば300年以上の歳月を経ていま
す。 |
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常念杉
茨城県日立市東河内町899 玉簾寺 |
都々母杉
茨城県久慈郡大子町下野宮1626近津神社 |
高徳寺のカシ・カヤ抱き合い木
茨城県久慈郡大子町上郷2056 |
樹高25m、幹周6.3m、樹齢300年以上
玉簾寺観音堂脇、道路沿いに立っており、根の一部
は道路側に伸びています。 「玉簾滝」を見に行った
時にすぐに気付いた巨木です。 これだけの木がな
ぜ指定を受けないのか不思議です。 |
樹高50m、幹周8m、樹齢1000年
近津神社の社殿前右側に立っています。
近津神社第二の大杉で、源義家が自ら手植えしたと
伝えられる杉の木です。
鉾杉−茨城県天然記念物 |
幹周5.5m、樹齢300年
高徳寺山門前に立っています。 地上5.6mのとこ
ろから、東にカヤの枝が、西にカシの枝が伸びていま
す。 「縁結び」や「夫婦和合」の木として大事にされ
ています。
山門−町有形文化財 |
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不動のカヤ
茨城県つくば市上大島2594 一乗院 |
筑波山神社の大杉
茨城県つくば市筑波1 |
大御堂のシイノキ
茨城県つくば市筑波1 |
樹齢850年
一乗院の境内左側に植わっています。
案内板には、「慶安年間(約350年前)落雷があり、
このカシの木が二つに裂け、そこに不動明王が出現
したと伝えられています。 落雷にあっても枯れるこ
とのない霊木です」と書かれています。 |
樹高32m、幹周9.8m、樹齢800年
本殿までの参道右側、拝殿前階段下の広場にそび
え立っています。 筑波山神社境内林の代表的な
老杉で、筑波山神社の御神木です。 これだけの
古木がなぜ指定を受けないのか不思議です。 |
樹高20m、幹周7.6m
大御堂の左側にうっそうとした木立があります。 枝
が大きく広がったシイノキが密集している状態なので
昼でも暗く感じられます。 その中の一番手前のシイ
ノキは多数のコブが見られ異様な感じのする木でし
た。 |
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龍禅寺のイヌマキ
茨城県取手市米ノ井467 |
龍禅寺のモチノキ
茨城県取手市米ノ井467 |
龍禅寺のキンモクセイ
茨城県取手市米ノ井467 |
樹高24m、幹周3.25m、樹齢330年
国重要文化財の三仏堂の脇に植わっています。 |
樹高10m、幹周2.4m
龍禅寺の前庭にキンモクセイと並んで植わってい
ます。 |
樹高15m、幹周5.72m、樹齢190年
龍禅寺の前庭にモチノキと並んで植わっています
。 このキンモクセイは6分岐で幹周5.72m、主
幹は2.3mもあります。 |