2012年5月29日(火) 富士山一周…のはずだったツーリング

                                 集合時間  : 午前8時00分
                                 集合場所  : 中央自動車道、藤野PA
                                 参加者    : PaPaKo ・ 工場長
                                 総走行距離 : 311km 29.9km/l (PaPaKo)


 7:20 中央自動車道 藤野PA 神奈川県相模原市藤野町小渕2256
 
 昨日は晴れていたと思ったら、雷雨と雹。 今日も不安定な天気という予報(>.<)
 まあ、山梨県と静岡県には雨マークがなかったので、大丈夫?じゃないかな。 とりあえ
 ず出発しましょう。ε=ε=ε=ε=ε=(o- -)o
 
 6時に自宅を出発。 新青梅街道〜都道59号線〜国道16号線を走り継ぎ、八王子ICか
 ら中央道に乗りました。 高速道路に乗るのは昨年10月以来。 気持ちいい〜!
 あっという間に藤野PAに到着。 工場長も5分前に到着してました。
 おはよ〜(^ー^)ノ。 雨男の工場長、今日は雨を呼ばないようにお願いしますね。
 8:25 河口湖
         山梨県南都留郡富士河口湖町船津
 
 河口湖ICで中央道を下りました。 通勤割
 引がきいて通行料金800円! ちょっと河
 口湖に立ち寄ります。 河口湖ハーブ館前
 の大池公園駐車場です。 一服しながら振
 り返ると・・・おお〜っ! スッゲーきれいな
 富士山! まだ上部の方は雪化粧してい
 るんですね。 思わずテンションが上がっち
 ゃいます。
 8:40 妙本寺 山梨県南都留郡富士河口湖町勝山609
 
 河口湖畔に沿って県道710号線を西へ向かいます。 右にはキラキラ輝く川口湖畔、左には雪をかぶった富士山と絶好のロケーション
 です。 富士御室浅間神社、富士ビューホテルを過ぎると左側に妙本寺が見えてきます。 寺の斜面には丸く刈られたつつじがたくさん
 植わっています。 開花時期に来たらさぞきれいでしょうね。 坂を上ると駐車場です。 駐車場からは河口湖が見下ろせます。
 さて境内を散策しましょう。 この寺の本堂・客殿・庫裏の一棟は町の文化財に指定されています。 そして本堂裏の高台に植わってい
 るのが町天然記念物のイヌザクラです。 でも、河口湖って観光の町のはずなのに、案内板がまったくないんですね。 どの木がイヌザ
 クラなのか、グルグル探しちゃいました。
 8:55 八王子神社
      山梨県南都留郡富士河口湖町勝山938
 
 妙本寺から民家の間の路地を入って行くと
 八王子神社に出ます。 この神社の本殿・
 拝殿は町の有形文化財なのですが・・・?
 拝殿ってけっこう新しく、昭和9年(1934)に
 新築されたばかりなんですよね。 これで
 文化財なのでしょうか。 そして貞享3年(1
 686)に建立された本殿は・・・覆屋の中で
 見ることができませんでした。(+_+)
 9:10 大嵐天神社 山梨県南都留郡富士河口湖町大嵐71
 
 県道714号線に戻り南へ向かいます。 1kmほど進んでから右折し民家の間を走ります。 しばらく走ると蓮華寺に突き当たりました。
 このお寺の山門前のコンクリートの枡から水が流れ出ているのを発見。 大嵐の湧水です。
 お寺右側の遊歩道を登って行きます。 遊歩道といってもかなりキツい登山道。 5分ほど歩くと天神社が見えてきました。 天神社入口
 にも湧水の手水舎があります。 正面に見える社殿は大嵐山の神社として町文化財に指定されています。 そして拝殿からのぞくと、
 文化財の本殿が見えます。 参拝を終え石段を下りて行くと左側の斜面に大きな木が植わっていました。 町天然記念物の天神社のコ
 ナラです。 とても見所の多い神社でした。
 9:45 八幡神社
           山梨県南都留郡鳴沢村3323
 県道714具線を走り、鳴沢村に入ってすぐ
 に右折します。 700mほど走ると右側に
 八幡神社が見えてきました。 慶長年間(1
 596−1615)に創建された神社ですが、最
 近になって改修されたようで建物は新しく
 見えます。 八幡神社及び舞殿は村の文
 化財に指定されています。 舞殿は農村歌
 舞伎のしつらえで奈落操作の回り舞台です
 。 手水舎の龍の口からは湧水が流れて
 いました。
 10:10 魔王天神社 山梨県南都留郡鳴沢村7585−2
 
 国道139号線に出て西へ向かいます。 鳴沢村役場を過ぎて、天神山入口を右折するとすぐ左側に赤い鳥居が見えます。 魔王天神
 社という珍しい名前の神社です。 この神社は村の文化財に指定されています。 100段以上ある石段を上って行きます。 かなり急な
 石段です。 上りきった左側には手水舎があり、ここも龍の口から湧水が流れ出ていました。 山の斜面に作られた山岳神社といった感
 じの神社です。 参拝を済ませ裏手に回ると・・・?本殿がありません。 魔王の山をご神体として拝礼するため本殿はないみたいです。
 中を覗くとおびただしい数の奉剣が祀られていました。
 10:30 春日神社
           山梨県南都留郡鳴沢村8073
 
 魔王天神社から奥へ進みます。 道玄寺を
 過ぎさらに奥へ進むと、山梨県最後の立ち
 寄り場所「春日神社」へ到着です。
 石段左側には龍の口から湧水が流れる手
 水舎があります。 そして広い境内へ。 緑
 濃い森の中の神秘的な神社です。 この
 社も村文化財に指定されています。
 鳥のさえずり以外何も聞こえない静かな神
 社でした。
 11:05 県道71号線 朝霧高原 山梨県南都留郡富士河口湖町〜静岡県富士宮市
 
 富士山原始林の中を走る県道71号線を南へ向かいます。ε=ε=ε=ε=ε=(o- -)o
 国天然記念物に案内板を探しながら走りますが見つかりません。 ノンビリと周りの樹海を楽しみながら走っていると急に視界が開けま
 した。 朝霧高原です。 原始林の写真撮影はあきらめ、昼食に向かいます。
 国道139号線の下をくぐり富士宮やきそばの「むめさん」へ・・・えっ、やってない。(+_+) 火曜日定休。 下調べしておいたのに、すっか
 り曜日の感覚がなくなっていました。
 気を取り直して、すぐ先にある「天神橋」へ。 ここは木曜日定休だから大丈夫・・・ガーン。(>.<) 臨時休業。 おかみさんが出てきて「す
 みません」ってあやまられちゃいました。 どうしよう。 これ以上下調べしていません。
 まあ、富士宮市内に入ればどこかあるだろう・・・と先へ進みます。ε=ε=ε=ε=ε=(o- -)o
 11:25 狩宿の下馬桜
                静岡県富士宮市狩宿
 
 県道75号線を南下していると「狩宿の下馬
 桜」の案内板が。 交差点を右折し、300
 mほど走ると見えてきました。 国の特別
 天然記念物日本五大桜のひとつです。
 1193年に源頼朝が馬を下りた所から名
 付けられた桜です。 ただ・・・思っていたよ
 りは小さい桜でした。 後ろに見える建物は
 市文化財の井出家高麗門と長屋です。
 田舎のノンビリした景色ですね。
 12:10 富士山本宮浅間大社
             静岡県富士宮市宮町1−1
 
 県道414号線を南下します。 国道469
 号線を横断すると、郊外から市街地に様相
 が変わります。 県道180号線に出て浅間
 大社へ向かいます。
 
 起源は、富士山が噴火し国中が荒れ果て
 た時、垂仁天皇3年(紀元前27)頃に富士
 山麓に祀ったのが始まりと伝えられていま
 す。 大同元年(806)に坂上田村麻呂が現
 在地に社殿を造営し遷座しました。
 東海地方最古の神社で、全国に約1300
 社ある浅間神社の総本社、駿河国一宮で
 もあります。
 約17000坪の境内に、徳川家康が造営し
 た建物が建つ神聖な神域です。 富士山
 の8合目以上の約385万uも浅間大社の
 境内になります。
 
 真っ赤に塗られた二の鳥居をくぐり境内へ
 入ります。 広い駐車場の中を歩き石造り
 の三の鳥居へ。 鳥居をくぐると正面に
 文化財の楼門が迎えてくれます。
 楼門脇には大きな手水舎があり、冷たい
 水が湧き出しています。
 楼門前にはくぐると広い境内の正面に社殿
 が見えます。 国重要文化財の二重の楼
 閣造の本殿、そして拝殿・幣殿・透塀も県
 の重要文化財に指定されています。 これ
 ら全ての建物が、徳川家康の造営です。

 東門を出ると特別天然記念物の湧玉池
 見えます。 平成の名水百選にも選ばれた
 池です。 富士山の雪解け水が伏流水とな
 って、毎秒3.6KLの湧き出しています。
 池のあちこちに大量の水が流れ込んでい
 るのが見えました。
 そして池の脇にある水屋神社前の藤棚の
 下では「富士山御霊水」が汲めるようにな
 っています。

 でも・・・富士山(8合目以上)が国有地では
 なく、浅間大社の境内であったなんて初め
 て知りました。
 12:40 富士宮やきそば学会アンテナショップ
       静岡県富士宮市宮町4−23 お宮横丁
 さてお昼ごはんにします。 お目当てはもち
 ろん「富士宮やきそば」。 まずは浅間大社
 前の「お宮横丁」へ。 ちょうど昼時なので
 すごい混雑です。 入口にある富士宮やき
 そば学会へ。 もう1件行く予定なので並
 450円を注文。 番号札をもらい外で待ち
 ます。 横丁をプラプラしていると、中央に
 コンクリートの筒を発見。 ここから湧水
 流れ出ており、食事中の人が飲料水として
 飲んでいます。 10分ほど待ってやきそば
 が完成。 キャベツたっぷり、イワシの削り
 節。 富士宮やきそばの原点です。

 13:00 シーズ 静岡県富士宮市宮町3−1
 2軒目はお宮横丁で待っている間目にした
 通りの反対側にあるシーズへ。 ここは座
 ってゆっくり食べられます。 豊富なメニュ
 ーから「ミックス焼きそば600円」を注文。
 イカ・肉・桜エビに玉子ものって量もたっぷ
 り。 最初はそのまま辛めの味で、次に玉
 子をまぶしてマイルドな味で。
 B−1グランプリ、第1回、第2回の覇者。
 ごちそうさまでした。φ(^O^)▽
 13:40 平等寺 静岡県富士宮市東町4−24
 
 なんだか雲行きが怪しくなってきました。
 シーズのご主人に「この天気で富士山に上
 ると雷落ちるよ」と言われ、富士山一周は
 断念しました。 そこでもう少し散策してか
 ら帰ることにします。
 県道76号線を東へ走り一本裏通りへ入る
 と平等寺に出ます。 市文化財の三門が
 迎えてくれます。 宗心寺、平等寺、大頂寺
 とお寺が並ぶ寺町のような場所です。
 13:55 妙蓮寺 静岡県富士宮市下条688
 
 県道76号線を西へ向かい富士宮駅を通過します。 西富士宮駅前を右折し県道184号線を北上します。 これで県道?というような細
 い通りです。 5kmほど走り上野小学校の手前の路地を右に入って行くと妙蓮寺に到着しました。
 深い森の中に建つとても広大な敷地を持つ、日蓮正宗の本山格の寺院です。 かつては大石寺、北山本門寺、西山本門寺、小泉久遠
 寺とともに「富士五山」を構成していました。 広い境内を走り、客殿前にバイクを停め散策に入ります。 入口には七ヶ坊が並び、その
 奥に市文化財の表門が建っています。 表門の先にはこの地方に残る木造建築としては最大級の市文化財の客殿が見えます。 そし
 て客殿左側の玄関、大庫裏、下庫裏も市文化財に指定されました。 そして客殿右側には真っ直ぐに伸びた道路があり、その先に本堂
 が見えます。 そして本堂手前には開山堂など、ほんとうに見所の多いお寺です。
 15:05 道の駅なるさわ 山梨県南都留郡鳴沢村字ジラゴンノ8532
 
 ついに雨が降ってきました。(+_+) 雨男の工場長の祟りでしょうか?
 妙蓮寺でカッパを着込み出発します。ε=ε=ε=ε=ε=(o- -)o 国道469号線に出ます
 。 左側に大石寺が見えます。 寄りたかったのですがこの雨では・・・。 大石寺は次回
 ということにして、国道139号線に入りました。 この道路、自動車専用道路なのでとても
 走りやすいです。 ついついスピードも上がっちゃいます。 朝霧高原に入った」頃には雨
 も止みました。 山梨県に突入。 本栖湖、精進湖を通過し青木ヶ原樹海へ。 青空も出
 てきたので、この先の道の駅なるさわで一服休憩を兼ねカッパを脱ぐことにします。
 ちょこっとだけ富士山が姿を現しました。 不尽の名水も元気に流れ出ています。 でも水
 汲みの姿がありません。 案内を見ると・・・ひとり1本に規制したんですね。
 16:10 中央自動車道 談合坂SA 山梨県上野原市大野5889
 
 国道139号線を走り、河口湖ICから中央自動車道に乗りました。 とりあえずここまでは
 雨の心配はありませんでした。 ここから先はどうなるのでしょう?
 大月JCTを通過し中央自動車道本線へ。 談合坂SAで最後の休憩を取ります。 この
 先、私は八王子ICで下り、工場長はそのまま首都高速へ直進します。 でも・・・もうちょっ
 とで通勤割引適用時間なんですよね。 30分ほど時間を潰すことにします。 そろそろ出
 発と思っていると、相模湖の方から激しい落雷の音が聞こえます。 自宅に電話をすると
 小雨が降っているとのこと。 カッパを着用して出発です。ε=ε=ε=ε=ε=(o- -)o

 工場長、今日も1日ありがとうございました。 次回は雨を呼ばないで下さいね。
 それではまた走りに行きましょう。 バイバ〜イ (^ー^)ノ~~ 



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