( 古木 ・ 巨木 )


  埼玉県
 牛島のフジ  埼玉県春日部市牛島783藤花園
 日本国指定特別天然記念物

 根回り周囲9.2m、樹齢1200年
 牛島のフジは紫フジの巨木で、園芸品種としては日本最大のものです。 当所は元真言宗寺院、連花院の
 境内でしたが、明治7年(1874)に廃寺となり、現在は所有する小島家による有限会社藤花園によって管理
 されています。 幹は基部から多数分岐して枝条よく蔓延しています。 総面積700uに及ぶ藤棚の枝張り
 は東西34m、南北14mあります。 花房の長さは最長2.7mにも達します。 4月下旬から5月上旬の開
 花期の約20日間だけ見学ができます。
 新日本名木100選
 石戸蒲ザクラ
 埼玉県北本市石戸宿3−119東光寺
 与野の大カヤ
 埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-14妙行寺
 平林寺境内林
 埼玉県新座市野火止3−1083他
 樹高14m、幹周6.6m、樹齢800年
 源頼朝の弟、蒲冠者(源範頼)が石戸に逃れてきた
 時に使っていた桜の杖が根付いたと伝承され、蒲
 冠者の名にちなんで蒲桜と名付けられました。
 大正11年(1922)に国の指定を受けた当時は、4
 本の大きな幹に別れ、根元周囲は11mありました
 。 その後しだいに衰え、現在では1本の幹と孫生
 えが残るだけとなってしまいました。 品種は和名「
 カバザクラ」という世界でただ1本の品種で、ヤマザ
 クラとエドヒガンの自然雑種と考えられています。
 日本五大桜
 樹高21.5m、幹周7.28m、樹齢1000年
 この木は妙行寺と道路を挟んで反対側にある金比
 羅堂の境内に立っています。 雌株で、4月中旬頃
 に花が咲き、秋には楕円形の実を付けます。
 応永年間(1394〜1427)には、関東随一の巨木と
 して知られていました。 また「榧木金比羅」とも呼
 ばれ古くから信仰の対象」でもありました。
 モッコク−埼玉県指定天然記念物
 新日本名木100選
 野火止用水に沿った武蔵野の一角です。
 平林寺境内を中心とした約55haが指定地となって
 います。 武蔵野の代表的なクヌギ、クリ、コナラ、
 エゴノキ、アカマツなどの林が形成され、アカハラ、
 アオゲラ、ルリビタキ、カスケなど約60種類の鳥類
 が繁殖地、中継越冬地としています。 また、武蔵
 野の林に生息していたオオムラサキも残存していま
 す。 急速に開発された東京近郊において、今なお
 静寂な雰囲気を保っており、武蔵野台地にほとんど
 見られなくなった雑木林として貴重な植生です。
 惣門、三門、仏殿、中門−埼玉県指定有形文化財
 玉敷神社のフジ
 埼玉県加須市騎西535−1
 勘兵衛松
 埼玉県羽生市上新郷
 菖蒲のフジ
 埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲552菖蒲神社
 樹高3m、幹周4.8m、樹齢400年
 玉敷神社にはたくさんの藤棚がありますが、県天然
 記念物のフジは一番奥の藤棚です。 ノダフジの一
 種で、枝張りは700uに及びます。 戸室の若山家
 にあったものを昭和8年に移植したものです。 これ
 ほど主幹の太いフジは初めて見ました。
 神楽殿−市指定有形文化財
 いちょう(2本)−市天然記念物、クスノキ−古木
 寛永5年(1628)、徳川家光の日光参拝の折に、道
 路に風趣を添えるために忍藩の武士勘兵衛が植え
 たものと言われています。 川俣関所跡の南約1km
 の日光脇往還に150本の松を植えたそうですが、
 明治8年(1875)には69本にまで減ってしまい、そ
 の後も昭和3年38本、昭和33年28本、昭和38年
 18本と減り続け、現在は14本を残すのみとなって
 しまいました。
 樹高2m、幹周1.5m、樹齢300年
 菖蒲神社の境内左側に植わっています。 国指定特
 別天然記念物の「牛島のフジ」と同じ野田フジという
 品種です。 根回りは9.0m、藤棚面積は266uあ
 ります。 大正天皇の即位にちなみ「君万歳の藤」と
 名付けられました。
 神明神社の社叢
 埼玉県久喜市菖蒲町上栢間3366
 蓮花院の椋
 埼玉県春日部市大衾53
 碇神社のイヌグス
 埼玉県春日部市粕壁東2−2
 樹高20m、幹周3.0m(クスノキ)
 社叢は、長さが550mを超す参道林と境内林とから
 なり、面積は1.74haに及びます。 参道の両側に
 はアカマツ、クロマツの並木が続き、アカシデやスギ
 が点在しています。
 また、社殿前には3本のクスノキの巨木が植わって
 います。
 樹高27m、幹周6.0m、樹齢400年
 蓮花院入口の墓地の脇に植わっています。 根周り
 がスカートのように広がり、凹凸がとても優雅な姿を
 しています。 枝張りは25m四方に及んでいます。
 樹高12m、幹周4.4m、樹齢640年
 ロビンソン百貨店脇の大落古利根川沿いに碇神社
 があります。 このイヌグスがなければわからないよ
 うな小さな神社です。 粕壁宿は米麦の集散地で、
 川を行き来する帆掛け舟の目標でした。 この木の
 ある辺りは船着場で、木の根元に祭られている祠
 を碇神社と呼ぶのもこのあたりに由来すると言われ
 ています。
 満蔵寺のお葉付きイチョウ
 埼玉県春日部市新方袋253
 大川戸の大イチョウ
 埼玉県北葛飾郡松伏町大川戸2412
 密厳院のイチョウ
 埼玉県吉川市高久1−18−12
 樹高27m、幹周3.0m、樹齢390年
 満蔵寺本堂右側に植わっています。 枝が水平に出
 ること、枝端に葉の群生するところができるなどの特
 徴があるほか、葉の縁のくぼみに実をつけるという
 珍しい性質があります。
 樹高29m、幹周9.0m、樹齢650年
 町指定天然記念物の八幡神社の社叢の中でひとき
 わ目を引く巨木で、社殿の左側に植わっています。
 本幹の大部分は枯れて空洞になっていますが、根
 元付近から出た新幹が大きな株となっています。
 樹皮を煎じて飲むと母乳の出が良くなるとの言い伝
 えがあります。
 八幡神社の社叢−町指定天然記念物
 樹高30m、幹周5.34m、樹齢800年
 密厳院本堂前に植わっています。 密厳院は古来
 より子育て安産の地蔵尊として広く尊信を受けて
 いるところから、このイチョウは「子育てイチョウ」と
 して親しまれています。 雌木で数多くの銀杏をつ
 けるこのイチョウは関東一の巨木とされています。
 武蔵国三十三ヶ所霊場第7番
 久伊豆神社のフジ
 埼玉県越谷市越ヶ谷1700
 多聞寺のムクロジ
 埼玉県北本市本宿2−37
 光照寺コウヤマキ
 埼玉県桶川市加納1906
 樹高2.7m、樹齢250年
 株回りが7m余あり、地際から7本に分かれて枝を広
 げています。 枝張りは東西20m、南北30mほどあ
 ります。 天保8年(1837)に越ヶ谷町の住人、川鍋
 国蔵が、下総国(千葉県)流山から樹齢50余年の藤
 を舟で運び、当地へ移植したと言われています。
 花は濃紫色で、枝下1.5m程垂れ、一般に「5尺藤」
 と言われ、毎年5月初旬が最も見頃となります。
 樹高12m、幹周4.2m、樹齢200年
 本堂へ向かう参道左側に立っています。 上部がス
 パっと断ち切られ、どう見ても7〜8mしかありませ
 ん。 幹の内部はほとんど空洞状態です。 右側に
 立っている石碑には樹高27mと彫ってあります。
 昔は立派な木だったんでしょうね。
 樹高20m、幹周3.8m、樹齢500年
 総門をくぐるとすぐ右側、鐘楼脇に植わっています。
 幹は地上3mで三幹に分岐していますが、落雷によ
 りその一枝が枯れてしまったため、この枝を切断し
 亜鉛板で覆っています。 左側にもコウヤマキの巨
 木が植わっていますがこちらの木は指定されてい
 ません。
 倉田の大カヤ
 埼玉県桶川市倉田150 明星院
 徳星寺の大カヤ及び暖帯林
 埼玉県上尾市畦吉751
 馬蹄寺のモクコク
 埼玉県上尾市平方2088
 樹高31.4m、幹周5.7m、樹齢600年
 本堂脇の木戸を入った竹林の中に忽然と現れる巨
 木です。 地上4.7mのところで三つの支幹に分岐
 しています。 開山の祖である隆尊上人が修業の際
 、一枝を地にさしたものが根づいて育ったものといわ
 れています。
 樹高21m、幹周5.3m、樹齢800年
 大カヤは徳星寺本堂左側の高台に植わっています
 。 根の一部が露出して一枚の板状になっていて
 非常に珍しいものです。
 また、このカヤを中心に約4000uに渡って、カシ、
 シイ、アオキなどの暖帯系の林叢をなしています。
 樹高10m、幹周1.5m、樹齢200年
 モクコクは山門を入って右側、本堂前にあります。
 主幹から四方へ17本の大枝が半径7〜8mに広が
 っています。 モクコクの根元には市文化財の「鈴木
 荘丹俳諧歌碑」が建っています。
 久伊豆神社の大サカキ
 埼玉県さいたま市岩槻区宮町2−6−55
 清河寺の大ケヤキ
 埼玉県さいたま市西区清河寺778−2
 青葉園のフジ
 埼玉県さいたま市西区三橋5−934
 樹高13m、幹周1.5m、樹齢400年
 久伊豆神社、社殿裏に植わっています。
 岩槻城初代城主、高力清長が植えたと伝えられる久
 伊豆神社のご神木です。
 埼玉県内でも最大級のサカキで、主幹は途中で2枝
 に分かれ、それぞれの幹にはたくさんの枝葉が出て
 繁茂しています。
 樹高32m、幹周8.5m、樹齢650年
 神明社の御神木として長い間あがめられてきたケヤ
 キの木です。 清河寺の右側、100mほど離れた場
 所に立っています。 清河寺の名は、寺ではなく、地
 名からきているものと思われます。 大枝はほとんど
 が切られ、また幹の根元も半分近く補修されていま
 す。
 樹齢700年
 野田性の三尺藤に属し、花房は長く1〜2mに達し
 ます。 広い敷地内に3株が植えられています。
 昭和初期に加茂宮、指扇前原、瓦葺等から集めら
 れ東大成の藤園に3株あったものを、大宮郵便局
 建設のため、昭和40年3月に移植したものです。 
 妙行寺のモッコク
 埼玉県さいたま市中央区鈴谷4−15−2
 大久保の大ケヤキ
 埼玉県さいたま市桜区大久保領家433-4
 長徳寺のビャクシン
 埼玉県川口市芝6303
 樹高19.7m、幹周3.4m、樹齢500年
 与野の大カヤの反対側、妙行寺本堂の裏側に立っ
 ています。 妙行寺が臨済宗から日蓮宗に改宗し
 た時に植樹したと言われています。
 途中から二またに分かれています。 本堂側から見
 ると葉がうっそうと生い茂っているのですが、墓地側
 に回ると葉はまったくありません。 頑丈な鉄柱で支
 えられていました。
 与野の大カヤ−国指定天然記念物
 樹高20m、幹周9.4m、樹齢1000年
 日枝神社の入口、鳥居脇にそびえ立っています。
 根周り14m、枝張りの径は25mにもなる埼玉県内
 最大のケヤキです。 落雷により幹の中は空洞にな
 っています。 伝説に若狭の八百比丘尼が植えたと
 あり、「ハバキ様」とも呼ばれています。
 樹高13m、幹周3.3m
 長徳寺は、鎌倉建長寺末寺の臨済宗幻住派に属し
 ています。 このビャクシンは建長寺のビャクシンの
 実生といわれています。 雌木で、枝張り7.4m四
 方になる巨木です。
 萬松寺の椎
 埼玉県東松山市柏崎341
 伊古乃速御玉比売神社社叢
 埼玉県比企郡滑川町伊古1242
 入西のビャクシン
 埼玉県坂戸市北大塚138石上神社
 樹高9m、幹周5.7m、樹齢450〜500年
 萬松寺境内左側の墓地の中に立っています。
 案内板には樹高9mとなっていますが、主幹が途中
 で切られ5mほどしかありませんでした。 落雷のた
 め、内部は焼け焦げて空洞になっています。
 伊古乃速御玉比売神社は、文明元年(1496)に遷
 座した比企総社です。 境内全域に自生する樹木
 は、南半分にアラガシを主とする暖帯常緑樹、北半
 分はアカシデ、ソロを主とする温帯落葉樹で両帯樹
 が相生しています。 御神木のハラミ松は幹の途中
 で切断されていました。
 樹高12m、幹周3.5m、樹齢600〜700年
 石上神社の社殿前に立っています。 幹も枝も赤み
 がかった褐色で、縦に無数の裂け目を見せたまま、
 大きくねじれているので、「ねじり木」とも呼ばれてい
 ます。
 土屋神社神木スギ
 埼玉県坂戸市浅羽野2−2−11
 脚折のケヤキ
 埼玉県鶴ヶ島市脚折町6-10-20白鬚神社
 並木の大クス
 埼玉県川越市並木277 並木大楠公園
 樹高28m、幹周8.5m、樹齢1000年
 7世紀に造られた円墳の上に土屋神社社殿があり、
 その後方に神木スギは立っています。 天上に張り
 出した枝は枯れて白骨化していますが、主幹下部に
 はまだ青々とした葉が息づいています。
 樹高17m、幹周7m、樹齢900年
 白鬚神社の社殿裏に立っています。
 昭和7年当初は、樹高約36m、枝も20数m四方
 に生い茂っていました。 しかし、昭和47年に風雨
 と自らの重みで枝回り3mもの大枝が折損し、中心
 となる幹の1/3を裂き落下したため現在の姿にな
 ってしまいました。
 樹高32m、幹周6m
 並木の大クスは、クスノキの北限に近いにもかか
 わらず、大きく成長した珍しい例です。 元は農家
 の屋敷前に植えられていたものですが、現在は公
 園の中心に並木のシンボルとしてそびえ立ってい
 ます。
 廣瀬神社の大ケヤキ
 埼玉県狭山市広瀬2−23−1
 城山稲荷神社のケヤキ
 埼玉県本庄市本庄3−5
 無量院石重寺の夫婦ウメ
 埼玉県児玉郡神川町新宿43−1
 樹高31.6m、幹周6.3m、樹齢800年
 境内には中央に1本と舞楽殿脇に1本の大ケヤキが
 あり、2本とも県の天然記念物に指定されています。
 境内中央のケヤキの方がやや大きいです。
 江戸時代末期に書かれた「新編武蔵風土紀稿」には
 古木の大槻三株ありと書かれていますが、現在は2
 本しかありません。
 樹高30m、幹周6.8m、樹齢450年
 本庄城跡の稲荷神社社殿前に立つ古木です。
 弘和2年(1556)本庄宮内少輔実忠によって、本庄
 城築城の時に献木されたと伝えられています。
 城山稲荷神社のヤブツバキ−市天然記念物
 樹高11m、樹齢400年(一世)
 夫婦ウメは、枝垂れて八重咲きの花が2つ並んで咲
 き実を結ぶことから名づけられました。 平成元年に
 枯死した一世は慶長年間(1596-1615)に植えられ
 ました。 現在の木は二世で、一世の切株が右脇に
 飾られています。
 下里の大モミジ
 埼玉県比企郡小川町下里2582
 慈光寺の多羅葉樹
 埼玉県比企郡ときがわ町西平386
 萩日吉神社社叢
 埼玉県比企郡ときがわ町西平1198
 樹高7.2m、幹周4.06m、樹齢600年
 国道254号線から仙元山へ。 見晴らしの丘公園の
 つきあたりから遊歩道を3分くらい歩くとたどり着きま
 す。 寛文期(1661-1672)に当地の検地を行った坪
 井次右衛門が通りかかった時モミジの大木が見えた
 ことから、「オナワ(検地の意)のモミジ」と呼ばれるよ
 うになったという伝承があります。 現在はかろうじて
 樹皮のみで生きている状態です。
 樹高18m、幹周2.7m、樹齢1100年
 本坊中門をくぐるとすぐ右側にあります。
 モチノキ科の常緑喬木で、 慈覚大師が天長年間
 (824〜834)に植えた老木です。
 葉の表皮に棒などで字が書けるので「郵便葉書」の
 語源となっています。
 観音堂−ときがわ町指定有形文化財
 坂東三十三観音札所第9番
 樹高40m、幹周8.89m、樹齢800年(杉)
 都幾川をはさんで慈光寺と相対している古社で、欣
 明天皇6年(544)の創建と伝えられている神社で
 す。 社叢はモミとアカガシが混交する照葉樹林か
 らなっています。 町指定天然記念物の「児持杉」
 を含みます。
 児持杉−ときがわ町指定天然記念物
 上谷の大クス
 埼玉県入間郡越生町上谷
 梅園神社のスダジイ林
 埼玉県入間郡越生町小杉1−1
 龍穏寺のモミ及び着生植物
 埼玉県入間郡越生町龍ヶ谷452−1
 樹高30m、幹周15m、樹齢1000年以上
 越生梅林から奥へしばらく走ると、民家の裏山にこ
 んもりとした巨木が見えてきます。 クスノキの周り
 には階段状の遊歩道が作られ、木の周りを一周で
 きるようになっています。
 昭和63年度に環境庁が実施した「みどりの国勢調
 査」で、全国巨木ランキング第16位(現在は19位
 )、 関東地方第1位に認定された大木です。
 梅園神社の社叢標高90m丘陵山頂144mにありま
 す。 社叢は高さ6m以上でスダジイが圧倒的に優
 先しています。 スダジイ林は暖帯に発達する代表
 的な林相で、関東地方では伊豆半島、三浦半島、
 房総半島に広く分布しています。 このような性質を
 もつ森林がここ梅園神社に残されていたことは学術
 的に貴重なものになります。
 梅園神社本殿−越生町指定有形文化財
 樹高17m、幹周4.5m、樹齢600年
 本堂の左側の小山の上に、太田道真・道灌父子の
 墓があります。 この墓の裏側にひときわ大きなモ
 ミの木が立っています。 このモミの木にはランの
 一種セキコクが着生しています。 しかし、どう見て
 も葉がまったくなく、着生植物も見当たりません。
 枯死してしまったのでしょうか?
 経堂−埼玉県指定有形文化財
 山門、熊野神社社殿−越生町指定有形文化財
 桂木のタブノキ林
 埼玉県入間郡毛呂山町滝ノ入846
 滝の入タブの木
 埼玉県飯能市上直竹下分字滝ノ入300
                 富士浅間神社
 高山不動の大イチョウ
 埼玉県飯能市高山346
 樹高24m、幹周3.4m(最大のもの)
 埼玉県内では唯一のタブノキ林です。
 桂木川の谷頭にあり標高250mに位置しています。
 タブノキの成木、若木、幼木が林の各階層に優占し
 スダジイ、アラカシ、モチノキ、ヤブツバキ、サカキ、
 アオキなどが混生しています。
 樹高20m、幹周5.5m、樹齢700年
 富士浅間神社の裏山を15分ほど登ると、開けた北
 斜面に忽然と現れます。
 根回りは7m、枝張り東西27m、南北25mもありま
 す。 育成状況も旺盛で、すでにこの種の標準を大
 きく上回っており、わが国のタブの木分布範囲の北
 限を記録しています。
 樹高37m、幹周10m、樹齢800年
 高山不動の本坊から不動堂へ向かう途中の広場
 に立っています。 埼玉県2番目の巨樹で、無数の
 気根垂れ下がっており「子育てイチョウ」ともいわれ
 ています。 幹の一部には、文政年間、高山一山
 が焼失した火災の跡が残っています。
 常楽院不動堂−埼玉県指定有形文化財
 子の権現の二本スギ
 埼玉県飯能市南461
 西善寺のコミネカエデ
 埼玉県秩父郡横瀬町横瀬598
 国神の大イチョウ
 埼玉県秩父郡皆野町国神577
 樹高36m、幹周7.8m、樹齢800年
 子の権現(天龍寺)の参道入口に立っています。
 延喜10年(911)、この峰に初めて登った子の大権
 現が、食事に使った杉の箸をさしたものが根付いた
 と伝えられています。 北側の木も、樹高23m、幹
 周5.4m、樹齢800年の大樹だったのですが、す
 でに枯れて途中から切り取られていました。
 武蔵野三十三観音札所第22番
 樹高9m、幹周3.5m、樹齢600年
 西善寺の山門をくぐると、眼下の本堂前に植わって
 います。 苔むした庭園の中に大きく枝を張っていま
 す。 太い幹にも苔が生えており、巨大な盆栽を見
 るようでした。 紅葉期には拝観料200円かかりま
 す。 案内板には「こみねもみじ」と書かれています
 。
 秩父三十四観音札所第8番
 樹高22.7m、幹周8.2m、樹齢700年
 埼玉県内第9位、県内のイチョウでは第4位の巨木
 です。 幹の大部分を枯損しましたが、樹皮に原木
 の姿が見られます。 中から多くの幹を出し、根元
 からも多くの枝芽を伸ばし、一大株となっています。
 このイチョウの周囲には数基の古墳があり、もと知
 知父彦命の墓のほとりに植えられた木だと伝えら
 れています。
 知知父姫命のイチョウ−指定外の古木
 今宮神社の駒つなぎのケヤキ
 埼玉県秩父市中町16−10
 金仙寺枝垂サクラ
 埼玉県秩父市下影森6650
 清雲寺のサクラ
 埼玉県秩父市荒川上田野690
 樹高27.9m、幹周7.9m、樹齢5〜600年
 地上2.4mのところから5幹に分かれ枝張り34.3
 mの樹勢が盛んな老大樹です。
 今宮神社のご神木で、江戸時代に武士が神社を参
 詣する際に馬をつないだことから、駒つなぎという名
 前が付きました。 この木には空洞があり、「洞木」と
 呼ばれ、龍神の棲家であると言われてきました。 ま
 た、「龍神木」とも呼ばれています。
 樹高7.5m、幹周3.9m、樹齢600年
 エドヒガンザクラの枝垂性の老樹で、根元から2本
 に分岐しています。 東側の樹は、幹周3.9m、枝
 張り9.5m。 西側の樹はS字形を呈し、幹周1.6
 m、枝張り8.5m、樹高7.5mと案内板にあります
 。 しかし幹は1本。 根元には裂けた跡が。 そし
 て太い 幹の輪切りが飾られています。 もしかし
 て東側の樹は折れてしまったのかも・・・。
 金仙寺のスギ−秩父市天然記念物
 樹高15m、幹周2.72m、樹齢600年
 清雲寺は臨済宗建長寺派のお寺です。
 この桜はエドヒガンザクラの枝条が下垂変性したも
 ので、花期には下垂した花枝がまるで大きな笠鉾
 を思わせます。
 文安3年(1446)当寺開創の際に植えられたものと
 伝えられています。
 清雲寺境内しだれ桜3本−秩父市天然記念物
 玉敷神社のいちょう
 埼玉県加須市騎西552
 玉敷神社のいちょう
 埼玉県加須市騎西552
 龍蔵寺の大イチョウ
 埼玉県加須市大門町18−51
 樹高30m、幹周5.0m、樹齢500年
 玉敷神社境内には2本の大いちょうがあります。 こ
 のいちょうは神楽殿脇に立ついちょうで、枝張りは
 15mある雄木です。
 神楽殿−市指定有形文化財
 フジ−県指定天然記念物、クスノキ−古木
 樹高30m、幹周6.0m、樹齢500年
 玉敷神社境内には2本の大いちょうがあります。 こ
 のいちょうは本殿脇に立ついちょうです。 途中から
 3本に分かれており、枝張りは15mある雄木です。
 神楽殿−市指定有形文化財
 フジ−県指定天然記念物、クスノキ−古木
 樹高50m、幹周4.75m、樹齢650年
 龍蔵寺の本堂前に植わっています。 文和4年(135
 4)、白龍得度の際、首をもたげし地に龍蔵寺を創立
 尾の止まりし地に弁天を勧請し、龍頭・龍尾のありし
 箇所にいちょうを植えたと伝えられています。
 本堂−市指定有形文化財
 上新郷シイノキ
 埼玉県羽生市上新郷5937
 上岩瀬のシイノキ
 埼玉県羽生市上岩瀬705 医王寺
 樹高18m、幹周5.4m、樹齢400年
 日光へ参詣する「日光脇往還」の脇に植わっていま
 す。 「新郷宿」で本陣を務めていた家の敷地内に
 なります。
 樹高8m、幹周4.3m、樹齢400年
 医王寺の本堂と仁王門の間の右側に植わっていま
 す。 地を這うような低い姿勢のシイノキです。 中
 心部が空洞化しています。
 鷲宮神社のマツ並木
 埼玉県久喜市下早見713
 清福寺の大イチョウ
 埼玉県久喜市下清久360
 天満宮の槙
 埼玉県北葛飾郡杉戸町下高野424
 樹高12.1m、幹周1.1m(最大)
 鷲宮神社参道の両側90mにわたって植えられてい
 ます。 全部で27本ありますが、26本はアカマツで
 1本がクロマツです。
 樹高28.1m、幹周6.1m、樹齢500年
 清福寺本堂前に植わっています。 根回りは11.9
 mあり、枝張り東西20.1m、南北24.7mで幹周
 は久喜市最大の古木です。
 樹高22.0m、幹周4.0m、樹齢600年
 天満宮参道左側に植わっています。 このマキの正
 式名はイヌマキです。
 宝生院大イチョウ
 埼玉県南埼玉郡宮代町中38
 秋葉神社の夫婦松
 埼玉県春日部市中央1−42−1
 八幡神社の社叢
 埼玉県北葛飾郡松伏町大川戸2412
 樹高10m、幹周5.5m
 宝生院本堂の向かい側に植わっています。 樹高
 が低いため、少しずんぐりした感じのするイチョウで
 す。
 細い枝がたくさん生えているのが印象的でした。
 樹高20m、幹周3.5m
 春日部駅西口ターミナルに植わっています。 秋葉
 神社は東武鉄道の敷設によって分断し、さらに区画
 整理で先ほどの場所に移転してしまったため、夫婦
 松だけがここに残されたようです。 イチョウとマツ
 が根元で一緒になり、地上1メートルの所から分岐
 して別々に生育する珍しい樹木です。
 八幡神社は建久元年(1290)に創建された旧大川
 戸村の鎮守です。 社叢は県天然記念物「大川戸
 の大イチョウ」を中心としてスギ、ケヤキ、モチ、タブ
 ノキ、シラカシ、ヒイラギなどの樹木が鎮守の森を
 形成しています。
 大川戸の大イチョウ−埼玉県指定天然記念物
 安養院の大銀杏
 埼玉県三郷市彦糸1−10
 樹高10m、幹周4.6m、樹齢550年
 安養院左側の墓地の前に植わっています。 最盛時
 は樹高28mあり、銀杏も一石三斗(234L)実りまし
 た。 この実は「厄除けの実」として持ち帰られていま
 した。 昭和57年の台風被害によって剪定され、現
 在の姿になってしまいました。
 西福寺のタブノキ
 埼玉県八潮市南後谷868
 観音寺のイチョウ
 埼玉県八潮市中央4−8−20
 聖徳寺のイチョウ
 埼玉県越谷市北川崎18
 樹高15m、幹周7.38m、樹齢500年
 西福寺入口左側のブロック塀脇に植わっています。
 寺の前の通りは「ダブノキ通り」と呼ばれています。
 西福寺は嘉吉3年(1443)の開創と伝えられていま
 すが、タブノキもそれと同時期に植えられたとされて
 います。 天保年間(1830-1843)の「郵鑑絵図面
 」にも大木として描かれています。
 樹高14m、幹周3.8m、樹齢400年
 観音寺本堂前に植わっています。 観音寺は、元和
 7年(1621)に長清律師が開山した寺院ですが、イチ
 ョウは開山時にお手植えされたと伝えられています
 。 寛文13年(1673)の「上馬場村竹木御改之帳」
 にも記されている貴重な樹木です。
 樹高20m、幹周4m、樹齢400年
 聖徳寺の山門を入ってすぐ右側に植わっています。
 幹は地上3.41mのところで数本に分かれ、さらに
 上方で多数の枝を広げています。 このイチョウは
 雌株でギンナンの実を結びます。
 林泉寺駒止のマキ
 埼玉県越谷市増林3818
 ラクショウ(落羽松)
 埼玉県越谷市越ヶ谷2566
              越谷アリタキ植物園
 大聖寺のタブノキ
 埼玉県越谷市相模町6−442
 樹高10m、幹周1.95m、樹齢430年
 林泉寺本堂前に植わっています。 マキ科マキ属の
 イヌマキの変種とされているラカンマキです。
 昔、徳川家康が立ち寄った際、この槙に馬の手綱を
 結んだことから「駒止めの槙」と呼ばれるようになっ
 たと言われています。
 武蔵国三十三ヶ所霊場第31番
 越谷アリタキ植物園の入口を入り、中央の遊歩道を
 まっすぐ歩いて行くと中ほどに植わっています。
 ラクショウはヌマスギとも呼ばれ、アメリカ南部からメ
 キシコにかけて分布している、高さ30m、幹周10m
 に達する落葉針葉樹です。
 幹周4m、樹齢500年
 大聖寺本堂右側に植わっています。 樹高8mの
 ところで枝分かれし、東西8.6m、南北9mの枝を
 張っています。 幹の南側に幅70cm、高さ82cm
 の枯損部があり、幹の中は空洞になっています。
 山門−市指定文化財
 浅間神社のケヤキ
 埼玉県越谷市中町7−1
 爪田ヶ谷諏訪神社の大スギ
 埼玉県南埼玉郡白岡町爪田ヶ谷585
 岡泉鷲神社の大ケヤキ
 埼玉県南埼玉郡白岡町岡泉1121−1
 樹高23m、幹周7m、樹齢600年
 浅間神社は越ヶ谷小学校裏にある小さな神社で、ケ
 ヤキは狭い敷地の真ん中に植わっています。
 地上6mのところで6本に分岐しています。 幹の西
 側に幅1.5m、長さ2.3mの洞穴状の枯損部があ
 ります。
 爪田ヶ谷諏訪神社の拝殿後方、本殿の囲いの中に
 植わっています。
 樹高26m、幹周4.1m、樹齢500年
 岡泉鷲神社境内に2本の大ケヤキが植わっていま
 す。 1本目は入口すぐの鳥居脇に斜めになって立
 っています。。 もう1本は赤い二の鳥居の脇にあり
 、こちらは直立しています。 奥に立つ2本目のケヤ
 キの方が樹齢も古く、大きく感じます。
 白岡八幡宮のカヤ
 埼玉県南埼玉郡白岡町白岡889
 白岡八幡宮のイヌザクラ
 埼玉県南埼玉郡白岡町白岡889
 氷川神社の杉
 埼玉県北足立郡伊奈町本町2−155
 樹高31.3m、幹周4.7m、樹齢600年
 白岡八幡宮の御神木で、社殿右側に植わっていま
 す。
 白岡八幡宮の入口鳥居の正面、道路を挟んで反対
 側に植わっています。 そのほかの巨木・古木と共
 に森を形成しています。
 樹高27m、幹周4.7m
 氷川神社の社殿奥右側、本殿の囲いの外に植わっ
 ています。 氷川神社の御神木です。
 小針神社の杉
 埼玉県北足立郡伊奈町羽貫192
 桂全寺の大むくの木
 埼玉県北足立郡伊奈町小針内宿1352
 樹高30m、幹周4.6m
 小針神社のうっそうと茂る森の中の参道右側に植わ
 っています。 2本の杉が直近に植わっており、根元
 で融合しています。
 樹高24m、幹周4.4m、樹齢400年
 桂全寺の本堂左側に植わっています。 根元から
 高さ5mほどの所まで縦に亀裂が入っています。
 真名板薬師堂の公孫樹
 埼玉県行田市真名板1532
 満願寺のシダレザクラ
 埼玉県行田市野744
 前玉神社の槙
 埼玉県行田市埼玉5450
 樹高30m、幹周5.6m、樹齢700年
 薬師堂境内には江戸時代、花蔵院というお寺があり
 ましたが、今は廃寺となり薬師堂と楼門だけが残さ
 れています。
 薬師堂前に東西方面に3本のイチョウが植わってい
 ます。 左の2本が雄木、右の1本が雌木です。 幹
 周は左から5.6m、5.3m、3.6mあります。
 樹高8m、幹周2.9m、樹齢600年
 満願寺本堂左側に植わっています。 天保6年(18
 35)の「増補忍名所図会」にも記されている古木で
 す。 樹形は傾斜し、主幹が2本に分かれています
 。 直立している1本は地上4mで折れています。
 幹の2/3程が枯死腐朽していますが、樹皮の1
 /2が樹勢を保っています。
 樹高20m、幹周4.0m、樹齢600年
 前玉神社は浅間塚古墳上に建てられた延喜式に
 載る古社です。 前玉郡は後に埼玉郡へと変化し
 、埼玉県名の発祥となった神社であると言われて
 います。 槙は、境内入口の参道左側に植わって
 います。 御嶽山信仰の御神木で、埼玉県内最大
 のイヌマキです。 樹幹北側に大きな空洞があり
 、その中に木曽御嶽神社の石碑が置かれていま
 す。 石鳥居−市指定有形文化財
 久伊豆神社の藤(九尺藤)
 埼玉県行田市桜町2−20−35
 長久寺の公孫樹
 埼玉県行田市桜町2−20−44
 天神社の欅群
 埼玉県行田市佐間1−10−6
 幹周1.3m
 久伊豆神社は、文明年間(1469-1487)に忍城の鬼
 門の守護神として建立された神社です。 鳥居のす
 ぐ先には15m四方の枝張りがある藤棚が広がって
 います。 「柴藤庵の野田藤」を根分けしたもので、
 花房が1.5mもある珍しい藤です。 
 樹高28m、幹周4.4m、樹齢300年
 長久寺は、文明年間(1469-1478)に忍城主成田顕
 泰が忍城鬼門鎮護のため建立した寺院です。 公孫
 樹の木は本堂前庭右側に植わっています。 幹がま
 っすぐに伸びる損傷のない見事な巨木です。
 山門−市指定有形文化財
 樹高30m、幹周5.0m、樹齢400年
 佐間天神社は、忍城主の成田氏が忍城築城の際
 に城の南出口にあたる当地に創建した神社です。
 境内には、樹高20m、幹周4m、樹齢400年以上
 の欅が9本群生しています。 中でも神門脇に立
 つ欅が最大のものです。
 三ツ木神社の大欅
 埼玉県鴻巣市三ツ木440−1
 新井家の大榎
 埼玉県鴻巣市広田2975
 清法寺のまき
 埼玉県鴻巣市北根1374
 樹高22m、幹周6.97m、樹齢400年
 三ツ木神社は山王権現を奉る神社で、約400年前
 に雲海上人が開基したと伝えられています。
 当時、この一帯は大森林が形成されており、大欅は
 山王さまの神木として大事にされてきました。
 主幹は上部まで大きく割れていますが、樹勢は良い
 ようです。
 樹齢500年
 天正19年(1591)に新井弥左衛門が広田村の開拓
 者としてこの地に定住するようになった時、すでに大
 木として同家の地内にあったものです。
 主幹は損傷がひどく、支えられてようやく立っている
 状態です。
 樹齢250年
 清法寺は天正年間(1573〜1586)に創建された寺
 院です。 同寺のまき、松、さかきが天然記念物に
 指定されましたが、松、さかきが枯れてしまいこの
 「まき」だけが残っています。 ゆるく左回りにねじ
 れ、大きく枝を広げています。
 阿弥陀堂のエドヒガンザクラ
 埼玉県北本市高尾6−365
 エドヒガンザクラ
 埼玉県北本市荒井5−223
               北本自然観察公園
 天神社のムク
 埼玉県北本市石戸宿6−64
 樹齢200年
 高尾さくら公園の北側にある阿弥陀堂の奥、墓地の
 中に植わっています。 きれいな円形状に枝を広げ
 ています。
 樹高29m、樹齢200年
 正面入口を入りふれあい橋を渡ると右側奥へ遊歩
 道が続いています。 遊歩道を200mほど進むと
 右側の土手に植わっており、伸びた枝が遊歩道に
 かかっています。 ウバヒガンともいわれています。
 樹高20m、幹周3.7m
 天神社参道の赤い鳥居の右脇に植わっています。
 5mほどのところで2枝に分かれていますが、片側
 は折れ細い枝のみが生き残っています。 分岐か
 ら下の幹はごつごつした瘤のようになっています。
 多気比売神社の大シイ
 埼玉県桶川市篠津58
 普門寺のしだれ桜
 埼玉県桶川市川田谷6663
 龍山院のむくろじ
 埼玉県上尾市上463
 樹高13m、樹齢600年
 多気比売神社は平安時代の書物「延喜式」の神名
 帳にも記されている歴史ある神社です。 大シイは
 鳥居右側に植わっています。 さらに境内中ほどと
 社殿左側にもシイの古木が植わっています。
 樹高11.5m、幹周2.05m、樹齢190年
 普門寺は江戸時代に栄えた天台宗の寺院ですが現
 在その建物は残っておりません。  道路際に墓地が
 あり脇の細道を入って行くと正面に見えてきます。
 枝張りは東西11.4m、南北13.6mあります。
 樹高15m、幹周4.1m、樹齢300年
 龍山院の山門を入ると本堂正面に見えます。
 寺伝によると、第13世覚本和尚が正徳元年(171
 1)カヤ・桜と共に植えたと伝えられます。 なお、桜
 は昭和7年の施風によって倒れてしまいました。
 宝蔵寺のらかんまき
 埼玉県上尾市原市3659
 むくの木
 埼玉県上尾市東町1−3 東町会館脇
 橘神社の大けやき
 埼玉県上尾市平方2124
 樹高13m、幹周2.47m、樹齢500年
 このらかんまきは、途中から2つの幹に分かれ、もう
 ひとつの幹は半ばから欠けています。
 昭和56年の新幹線工事に伴い、新本堂脇に移植さ
 れました。
 樹高20m、幹周5.0m、樹齢500年
 むくの木は通称「鎌倉街道」の際に生育しています。
 この一角は、古くは勢至堂があった場所です。
 幹の下部は、人ひとりが入れる大きさの穴が開いて
 います。
 樹高24m、幹周5.75m、樹齢800年
 橘神社の御神木です。 大けやきは本殿裏にあり
 、境内の地表面から50cmほど積み上げられた3
 m四方の土塁の上に立っており、周囲は透塀で囲
 まれています。 主幹は落雷のため上部を欠いて
 います。
 八枝神社の境内ケヤキ・エノキ群
 埼玉県上尾市平方485
 岩槻小学校のイチョウ
 埼玉県さいたま市岩槻区本町2526−2
 砂の大ケヤキ
 埼玉県さいたま市見沼区東大宮1-30-3
                    八雲神社
 樹高30m、幹周6.4m、樹齢500年
 ケヤキ・エノキは社殿の右側に4本(1〜4番)、左側
 に1本(5番)、社殿と神楽殿の中間に2本(6・7番)
 立っています。 幹周りは1番3.5m、2番3.1m、
 3番3.0m、4番5.3m、5番3.4m、6番6.4m、
 7番3.7mあります。 十数メートルの高さまで直線
 的に伸び、その上から大きく枝分かれしています。
 樹高27m、幹周5.08m、樹齢130年以上
 岩槻小学校の校庭中央に植わっています。 かつ
 ては正面玄関の脇にあったものです。 主幹部は4
 本に分かれて伸び、樹幹部が大きく広がった「ほう
 き形」をしています。
 樹高30m、幹周6.6m、樹齢600年
 八雲神社の御神木です。 また、観音堂西側にそ
 びえ立ち、古くから「観音様のケヤキ」とも呼ばれ親
 しまれてきました。
 十王尊の大イチョウ
 埼玉県さいたま市見沼区南中野992
 円蔵院のシダレザクラ
 埼玉県さいたま市見沼区中川540
 円蔵院の大イチョウ
 埼玉県さいたま市見沼区中川540
 樹高25m、幹周3.55m、樹齢260年
 昔から「十王様のギンナンの木」として親しまれてお
 り、秋にはギンナンを拾う姿が見られます。 主幹は
 まっすぐに伸び、地上10m付近から四方へ展開す
 る枝張りは美しい均整を見せています。
 樹高11m、幹周1.8m
 円蔵院本堂左側、地蔵堂前に立っています。
 普通の桜よりもひと足早く開花するので、彼岸枝垂
 れ糸しだれとも言われる「うばひがん」の一種です。
 昭和41年の台風で倒れ、植え直し枝を切りつめた
 ので樹形は小ぶりになってしまいました。
 樹高23m、幹周4.7m
 円蔵院本堂前に立っています。
 この木は雌木で、秋には数多くのギンナンが実を結
 び、枝先は地面につくほどたわみ、ダイナミックな樹
 形を見せています。
 宮原の大ケヤキ
 埼玉県さいたま市北区吉野町2-252-2
 満福寺のヒヨクヒバ
 埼玉県さいたま市北区日進町2−1003
 満福寺のシラカシ
 埼玉県さいたま市北区日進町2−1003
 樹高30m、幹周4.58m、樹齢350年
 このケヤキは、若木であるため幹には瘤起がなく、
 枝張りも四方に平均して伸び、豊かな枝ぶりが見ら
 れます。 区画整理で伐採対象になりましたが、地
 元の努力によって残されました。
 樹高20m、幹周2.57m
 園芸品種のヒヨクヒバの樹高は一般に5〜6mなの
 で、この高さは目を見張るものがあります。 長く伸
 びた小枝が糸のように垂れ下がった姿は、見事な
 三角形を形作っています。 ちょうど本堂が建て直
 しであったため、奥にシラカシが見えます。 
 樹高20m、幹周2.90m
 本堂裏手に、一年中こんもりと緑葉を生い茂らして
 います。 ちょうど本堂建て直しのため解体されて
 いたので、遠くからでもその雄姿を見ることができ
 ます。 
 金剛院のタブノキ
 埼玉県さいたま市北区日進町1−758
 金剛院のカヤ
 埼玉県さいたま市北区日進町1−758
 金剛院のシイノキ
 埼玉県さいたま市北区日進町1−758
 樹高15m、幹周3.3m
 山門から本堂に向かって南北一列に4本の大木が
 並んでいます。 このうちイチョウを除く3本が市天
 然記念物に指定されています。 タブノキは山門側
 立っていますが、隣接するイチョウの枝に阻まれ、
 主幹は全体に東南の方向へ約40度傾いています
 。
 樹高24m、幹周2.6m、樹齢300年
 山門からタブノキ、イチョウ、カヤ、シイノキと並んで
 います。 直立した主幹から広がる枝はりはイチョウ
 にさえぎられて自然の均衡を欠きますが、生育は
 盛んです。
 樹高13m、幹周3.2m、樹齢350年
 本堂に一番近いシイノキは、カヤに近接しているた
 め、枝はりは北側に集中しています。 地上3mの
 主幹部に空洞はありますが、樹勢は盛んです。
 清浄院のサルスベリ
 埼玉県さいたま市北区吉野町1−36−2
 氷川参道の並木
 埼玉県さいたま市大宮区吉敷町〜高鼻町
 大日堂のシイノキ
 埼玉県さいたま市大宮区天沼町1−385
 樹高9.5m、幹周1.43m、樹齢300年
 山門をくぐりすぐ右側、鐘楼の前に植わっています。
 幹周2m以上 22本
 氷川参道の一の鳥居から氷川神社まで続く南北約
 2kmにわたる並木は、ケヤキを中心とした武蔵野特
 有の常緑広葉樹や落葉広葉樹のほか約30種、お
 よそ680本の高木などで構成されています。 この
 内、幹回り2m以上の大木22本(ケヤキ20本、ク
 スノキ1本、スギ1本)が指定されています。
 樹高14.5m、幹周3.7m
 大日堂墓地内のに立ち、見沼代用水路へ迫り出す
 ようにそびえています。 枝張りは東西14.8m、
 南北16mあります。 このシイノキと、樹下に祀ら
 れている地蔵尊にまつわる伝説から、別名「子宝
 のシイ」とも呼ばれています。
 景元寺のシイノキ
 埼玉県さいたま市大宮区北袋町2−379
 普門院のキャラ
 埼玉県さいたま市大宮区大成町2−402
 上小町氷川神社のモッコク
 埼玉県さいたま市大宮区上小町1110
 (手前)樹高18m、幹周4.2m、樹齢450年
 (奥)  樹高18m、幹周2.7mと2.1m
 景元寺本堂左側の墓地内に2本並んで立っていま
 す。 奥に立つシイノキは、地上0.6mのところで
 二岐に分かれています。 上杉謙信が雷雨にあい
 、シイノキの大木の下で雨宿りしたことから山号を
 椎谷山に改めたと言い伝えがあります。 別名「シ
 イノキ寺」とも呼ばれています。
 樹高5m、根廻り1.85m、樹齢200年
 本堂に向かって左側にこんもりと茂みを作っていま
 す。 枝を多数分岐しています。
 幹周1.84m、樹齢150年
 根廻りは5.7mあり、枝張りは東3.5m、西5.7
 mあります。
 法光寺のイヌツゲ
 埼玉県さいたま市西区高木1460
 林光寺の大ケヤキ
 埼玉県さいたま市西区植田谷本504
 太田窪のカヤ
 埼玉県さいたま市緑区原山1−33
 幹周1.4m
 法光寺本堂の東側、庫裏の南側に植えられていま
 す。 かつては上方下方へ均整のとれた枝を広げ、
 樹高も6.4mありましたが、現在は主幹と1本の枝
 のみとなってしまいました。 
 樹高25m、幹周3.65m、樹齢250
 本堂裏手北東側にある植水地区一番の大木です。
 樹勢も良く、木肌も細やかで、樹冠部の枝を見事に
 箒状に広げています。
 樹高23m、幹周3.5m
 ライオンズマンションの敷地内に立っています。
 元は旧家の庭に自然に生育していたことから樹形に
 乱れはありません。 四方への枝張りも均整が取れ
 た美しい木で、市内にあるカヤに中で、最も規模の
 大きい木です。
 國昌寺のセンダンバノボダイジュ
 埼玉県さいたま市緑区大崎2378
 氷川女體神社社叢
 埼玉県さいたま市緑区宮本2−17−1
 山崎のボダイジュ
 埼玉県さいたま市緑区山崎1丁目
 樹高7.2m、幹周0.8m
 この木は、檀家から移植されたもので、その時に樹
 幹を切りつめたため樹高は低いですが、その後枝が
 良く伸びて美しい樹姿をしています。 6月にみごと
 な黄色い穂状の花を咲かせます。
 樹齢300年(スギ)
 クスノキ、タブノキ、シラカシ、モチノキ、サカキ、ヒサ
 カキ、ネズミモチ・シロダモ、チョウジカズラ、ビナン
 カズラなどの自然林の常緑広葉樹を中心に構成さ
 れています。 昭和56年には、埼玉県の「ふるさと
 の森」に指定されています。
 樹高10m、幹周2.75m
 明治初年まで宝蔵院という寺院があった所で、現
 在は観音堂と墓地のみになっています。 ボダイジ
 ュは観音堂の脇、高台の上に立っています。 根元
 は地上に隆起し、多数の孫生が生えています。
 大興寺のヒヨクヒバ
 埼玉県さいたま市緑区大門2583
 大興寺のヒイラギ
 埼玉県さいたま市緑区大門2583
 大興寺のウメ
 埼玉県さいたま市緑区大門2583
 樹高30m、幹周3.35m
 本堂の塀を回りこみ、自治会館先の裏門脇に立って
 います。 3mほどの所で数本の主幹は折れていま
 すが、残りの1本からは元気良く葉が生い茂ってい
 ます。
 樹高18m、幹周2.16m
 本堂前庭の鐘楼の裏にあります。 根周り3.5m、
 枝張り6mで、根もとで5本に分枝しています。 ほ
 ぼ円錐状の樹形をしており、葉に鋸葉はありません
 。
 樹高10m、幹周2.3m
 境内東側の植込みの奥にあります。
 地上0.75mのところで幹が分かれ、上へ大きく枝
 を伸ばしています。 台風による被害も受けていま
 すが、春先にはみごとな花を咲かせます。
 山崎の大ケヤキ
 埼玉県さいたま市緑区三室
 廓信寺のカヤ
 埼玉県さいたま市浦和区北浦和3-15-22
 延命寺のムクノキ
 埼玉県さいたま市浦和区本太1-43-2
 樹高30m、幹周7.4m
 第二産業道路の中央分離帯に立っています。 かつ
 て個人宅の表門を入ったところにあった木です。 枝
 下が10m以上もあり、枝は高くにつき、傘状に広が
 った、見事な樹勢の巨木です。
 樹高16.5m、幹周2.46m、樹齢300年
 雄株。 枝下8mの直径と大きな樹冠から自然に垂
 れ下がる枝が大樹の趣を見せています。
 樹高25m、幹周4.8m
 露出した根回りは9mあります。 南西枝はほとんど
 ありません。
 調神社の境内林
 埼玉県さいたま市浦和区岸町3-17-25
 行弘寺のツバキ
 埼玉県さいたま市南区太田窪2310
 大谷場氷川神社のユリノキ
 埼玉県さいたま市南区南本町1−9−1
 1.2haの神社境内は、ケヤキを主とする落葉広葉
 樹林となっており、これらの大部分は樹齢数百年と
 いうもので、県内でも例を見ない古境内林を構成し
 ています。
 樹高9m、幹周1.5m
 行弘寺境内の西縁に植えられています。 枝張りは
 東西7.4m、南北7mと、ツバキとしては大木に属し
 ます。 花期は晩春で、中輪の八重咲き(22又は23
 弁)、紅赤色で、ヤブツバキ系の園芸種の一品種で
 す。
 樹高21.8m、幹周3.15m、樹齢100年
 明治27年(1894)の日清戦争凱旋記念に植えられ
 たものです。 枝下8.5mの太い幹と四方に広が
 る大きな傘状の樹冠は、枝打ちや腐朽の跡もなく
 自然の樹形を示しています。
 睦神社社叢
 埼玉県さいたま市南区白幡1−16−13
 真福寺のイチョウ
 埼玉県さいたま市南区別所2−5−14
 沼影観音堂のイヌマキ
 埼玉県さいたま市南区沼影1−6−30
 睦神社は、大宮台地の南縁の舌状台地上にあり、
 境内にはシロダモ、ヤブツバキ、ビナンカズラ、キチ
 ジョウソウなどの暖地性植物が自生しています。
 これはこの台地の縁辺にかつて太平洋の暖流が打
 ち寄せており、この地一帯に暖地性常緑広葉樹が
 繁茂していたことの名残のものです。
 樹高18.5m、幹周5.85m
 台地の下が海だった頃、船をつなぐ杭としてイチョウ
 の木杭を逆さに打ち込んでおいたところ、その杭が
 根づき枝葉を出したといわれたことから、「逆さイチョ
 ウ」と呼ばれています。 雄樹。
 樹高15m、幹周1.46m
 この観音堂は永正4年(1507)の古文書にその名
 がある仏堂です。 この木は雌木で、庭木として植
 えられたものですが、特に損傷もなく、自然の発達
 を遂げた木です。
 正圓寺のドウダンツツジ
 埼玉県さいたま市中央区本町西4-3-15
 円乗院の千代桜
 埼玉県さいたま市中央区本町西1-13-10
 林鐘寺のイトザクラ
 埼玉県さいたま市桜区在家71
 樹高4.0m
 頂端がドームの円柱形で、枝張り東西4.0m、南北
 5.2mとバランスが良いものです。 開花期は4〜5
 月で、白っぽい花を咲かせます。 また秋の紅葉も
 美しいものです。
 樹高5.3m、幹周0.48m、樹齢300年
 周囲に張り出した小枝が長くたれさがり、その下部
 は地面に接するほどです。 開花時期は4月初旬
 で、円形で淡い桃色の花を咲かせます。
 江戸時代中期(18世紀初め)に植えられたと伝えら
 れています。
 樹高12.8m、幹周1.7m、樹齢100年
 直幹の高さは6m。 その先は北側に傾く主幹と2
 本の太枝に分かれています。 枝先は地表から1.
 6mに達しています。
 3月下旬が花の見ごろ!
 大久保神社社叢
 埼玉県さいたま市桜区宿69
 薬師堂のヒイラギ
 埼玉県さいたま市桜区大久保領家205
 大泉院のウスギモクセイ
 埼玉県さいたま市桜区大久保領家363
 幹周4.25m(ケヤキ)
 境内には幹周4.25mのケヤキの他、シロダモ、ネ
 ズミモチ、ツバキ、ヒサカキなどの暖地性植物が茂っ
 ています。
 鳥居脇と境内の2本のケヤキは圧巻です。
 本殿、豊栄社本殿、稲荷社本殿−市指定文化財
 樹高9.0m、幹周1.72m
 雌木で、10月に穏やかな香りのする白い小花を咲
 かせ、実をつけます。 根回りは4.0mあり、下枝
 のほとんどない古木です。
 樹高10.4m、幹周0.85m、樹齢150年
 株立ちとなっていて、太い幹が5本あります。 剪定
 されておらず自然の樹形を保っています。
 ウスギモクセイは通常5mほどにしかなりません。
 キンモクセイに似ていますが、花は淡黄色です。
 薬師堂のマキ
 埼玉県さいたま市桜区塚本675
 御嶽神社のイヌマキ
 埼玉県さいたま市桜区田島3−28−30
 如意輪観音堂のカシワ
 埼玉県さいたま市桜区田島3−28−22
 樹高17.8m、幹周2.25m
 荒川の自然堤防上にあり薬師堂の前庭に、イチョウ
 と対をなして植えられています。 標準和名イヌマキ
 樹高12m、幹周1.5m、樹齢350年
 この木は雄株です。 地上2mで幹は二つに分かれ
 、東側の幹は3mのところで折れ、主幹は西側の幹
 となっています。
 樹高9m、幹周1.5m
 枝張りは東5.5m、西3.5m、南5.2m、北4.2
 mで、カシワの木としては市内に例がないほど大き
 なものです。
 真乗院のコウヤマキ
 埼玉県川口市石神1253
 峯ケ岡八幡神社の社叢
 埼玉県川口市峯1304
 地蔵院のタブノキ
 埼玉県川口市桜町5−5−39
 樹高18m、幹周4.5m
 境内左側に立っています。 東側にはカヤの大木、
 西側にはスダジイの大木が隣接して立っているた
 め、枝張りは狭く、上空を指して狭い円錐形をなし
 ています。
 樹高27m、幹周8m、樹齢600年(大イチョウ)
 峯ヶ岡八幡神社は、平安時代の天慶年間(938〜9
 47)に、源経基の創建と伝えられています。 770
 0u境内には、大イチョウをはじめとして、ヒノキ・シ
 ラカシ・スダジイ等400余本の樹木が繁茂していま
 す。 本殿脇の大イチョウは、昔新羅三郎義光が東
 北遠征の途中、戦争祈願をしたという伝説も残って
 います。
 樹高20m、幹周6m、樹齢500年
 地蔵院の本堂の裏手に立っています。 鳩ヶ谷市
 屈指の大木で、ごつごつした樹皮が特徴です。
 三十番神社のサイカチ
 埼玉県川口市東領家5−16−5
 慈星院のカヤ
 埼玉県川口市芝5222
 三学院のフジ
 埼玉県蕨市北町3−2−4
 樹高10.4m、幹周3.4m、樹齢400年
 社殿左側に植わっていますが、現在は高さ2mくらい
 のところで切られてしまっています。 今から140〜
 150年前にこの枝を切ったところ、中に空洞があり、
 そこから大蛇が現れ襲いかかったのを実相寺の住
 職日争上人の法力により助けられたという伝説が
 あります。
 樹高18m、幹周4.1m
 慈星院境内の東側、不動尊堂の脇にあります。 雌
 木で、根本から幹の内部を通って上まで突き抜けて
 いる空洞があります。
 幹周3.5m、棚面積395u
 三学院敷地内にある和光幼稚園の庭に正育してい
 ます。 樹齢は不明ですが、枝葉の伸びは旺盛で、
 樹形のバランスも良いものです。
 夫婦柿
 埼玉県戸田市氷川町2-12-9新曽氷川神社
 チョウショウインハタザクラ
 埼玉県志木市柏町3−10−7長勝院
 長照寺大いちょう
 埼玉県和光市新倉3−3−35
 樹高10m
 鳥居のすぐ先に立っています。 1本の木に雌型(丸
 形)と雄型(細形)の柿が実る珍しい木です。 柿は、
 雌雄異花といって、1本の木に雌花と雄花ができて
 授粉し雌花に結実しますが、この夫婦柿には雄花に
 も実がなるものです。 この雄花の結実は、退化した
 はずのめしべが突然変異によって不完全ながらそ
 の役を取り戻したためと考えられています。
 樹高11.2m、幹周3.05m、樹齢400年以上
 花は大きく、一重咲きの花に雄しべの一部が花弁
 状に変った旗弁(1〜2枚)を生ずるヤマザクラの一
 型で、開花時の花付きは極めてにぎやかです。
 2003年に東側、07年には西側の幹が切られ、残
 す幹は1本だけとなってしまいました。
 樹高29m、幹周7.35m、樹齢700年
 和光音頭の一節にも歌われているこのいちょうは
 、枝張り根張りとも良く、根の先は50m先の坂下
 公民館まで達しています。 秋には300kgを越え
 る銀杏を実らせます。
 長昌寺の椎の木
 埼玉県熊谷市八ツ口869
 国性寺の榧
 埼玉県熊谷市中奈良1310−1
 養平寺の伽羅木
 埼玉県熊谷市原島1192
 樹高9.1m、樹齢800年
 斎藤実盛が鬼門除けの祈願所とした際、堂前に3
 本の椎の木を植えました。 そのうちの1本といわ
 れています。
 樹高25m、幹周3.6m、樹齢400年
 国性寺の本堂裏側に植わっています。 本堂側に
 少し斜めになって立っています。
 樹高3.6m、幹周1.2m、樹齢300年
 養平寺の山門を入ってすぐ左側に植わっています
 。
 香林寺の無患子
 埼玉県熊谷市東別府799
 徳蔵寺の榧
 埼玉県熊谷市拾六間689
 徳蔵寺のいちいがし
 埼玉県熊谷市拾六間689
 樹高16m、幹周1.9m、樹齢300年
 香林寺の本堂前に植わっています。 もくれんじゅ
 とも呼ばれています。
 樹高23m、幹周3.6m、樹齢300年
 徳蔵寺と左隣に建つ大雷神社の間の敷地に植わ
 っています。
 樹高20m、幹周2.6m、樹齢200年
 徳蔵寺の本堂前に植わっています。 地上から約
 6mのところで双幹となっています。
 玉太岡神社の大榎
 埼玉県東松山市岡745
 なんじゃもんじゃの木
 埼玉県東松山市箭弓町2−2
 八幡神社の大欅
 埼玉県東松山市宮鼻223−1
 樹高25m、幹周5.2m、樹齢400年
 本殿左側に植わっています。 緑濃い社叢をもつ
 玉太岡神社の中でもひときわ目を引く巨木です。
 根元には祠が祀られています。
 幹周1.9m
 遠方から箭弓様にお参りに来た人々に「箭弓様の
 なんじゃもんじゃの木」として親しまれてきた木です
 。 学名を「いぬざくら」といいます。 地上3mあた
 りから二股に分かれています。
 樹高8m、幹周7.8m、樹齢700年以上
 八幡神社の御神木です。 主幹を4mほどのところ
 で失い、多数の小枝を広げています。 主幹は空
 洞化していますが、樹勢は旺盛です。 横から見る
 と、片側だけ根が伸びており、まるで「なめくじ」のよ
 うな姿をしています。
 正法寺の大銀杏
 埼玉県東松山市岩殿1229
 慈眼寺のシダレザクラ
 埼玉県坂戸市中小坂285
 多和目のカゴノキ
 埼玉県坂戸市多和目384天神社
 樹高20m、幹周13.5m、樹齢300年以上
 正法寺観音堂の左側に立っています。
 数十本のいちょうが密集した形になっていますが、
 根を見ると1本の木のようです。 何よりも地表に出
 ている根の凄まじさに驚かされます。
 鐘楼−市指定文化財
 坂東三十三観音札所第10番
 樹高15m、幹周1.7m、樹齢250年
 慈眼寺本堂前に大きく枝を広げています。 宝暦5
 年(1755)に住職となった隆章和尚が22年間在住
 した間に植樹したと言い伝えられています。
 樹高15m、幹周4.6m、樹齢800年
 天神社、社殿右脇に立っています。
 この木は正式名が判明するまで「なんじゃもんじゃ
 の木」と呼ばれていました。 淡褐色の樹皮が点々
 と剥落し、白い木肌が現れる様子が鹿の子に見え
 ることから「鹿子の木」と付けられました。
 三ッ木慈眼寺黒這松
 埼玉県鶴ヶ島市三ツ木512
 中新田神明社大桧
 埼玉県鶴ヶ島市中新田180
 下小阪の大ケヤキ
 埼玉県川越市下小坂1002 白鬚神社
 樹高2.4m、幹周1.0m、樹齢300年
 慈眼寺の庫裏前に地を這うような姿で立っています
 。 伝承によると、寺を現在の地に移設した際に移
 植されたと伝えられています。 この松は黒松と赤
 松の雑種で、8:2の割合で黒松が勝っています。
 樹高25m、幹周2.7m、樹齢360年
 神明社社殿裏側に立っています。
 神明社が慶安2年(1649)に造営された際に、御神
 木として植えられたものと推定されます。
 (右)樹高33m、幹周6.00m、樹齢500年
 (左)樹高26m、幹周5.95m、樹齢500年
 白鬚神社の鳥居の先にあり、この2本の木の間を通
 って境内に入るようになっています。 右側が「赤欅」
 、左側が「青欅」といわれています。
 鯨井のヒイラギ
 埼玉県川越市鯨井有泉1120 八坂神社
 出世稲荷のイチョウ
 埼玉県川越市松江町1−7
 地蔵院のしだれ桜
 埼玉県ふじみ野市亀久保3−11−1
 樹高10m
 幹が空洞となっており、現在は北東部分の皮だけと
 なっていますが、樹勢は旺盛です。 残存の皮質部
 は約30cmの弧をなしているので、円形を想定する
 と直径は1.5m、幹周4.5mはあったと思われま
 す。
 (右)樹高25.6m・幹周7.25m・樹齢600年
 (左)樹高25.6m・幹周5.67m・樹齢600年
 出世稲荷は、天保2年(1832)に京都伏見稲荷大
 社より分社したもので、いちょう窪稲荷とも呼ばれま
 す。 このイチョウは、市内最大の巨木です。
 樹高6.3m、幹周2.7m、樹齢350年
 このしだれ桜は、春の彼岸に花を咲かせる江戸彼
 岸桜の変種です。 しだれ桜の寿命は300年とい
 われており、近年樹勢に衰えが見られるようになっ
 たため平成10年に樹勢回復の措置が取られまし
 た。
 苗間神明神社のけやき
 埼玉県ふじみ野苗間371
 榛名神社のイチョウ
 埼玉県富士見市勝瀬791−1
 瑠璃光寺のカヤ
 埼玉県富士見市諏訪1−8−3
 樹高17m、幹周5m、樹齢400年
 苗間神明神社のご神木です。
 根回り10m、枝張り9.5mあり、市内最大規模の樹
 木です。
 燈明台−市指定文化財
 樹高20m、幹周4.7m、樹齢400年
 榛名神社のご神木です。
 樹高23m、幹周4.7m、樹齢500年 
 諏訪神社のケヤキ
 埼玉県富士見市諏訪2−15−34
 羽黒神社の菩提樹
 埼玉県狭山市加佐志174
 熊野神社の大スギ
 埼玉県入間市下藤沢800−1
 樹高20m、幹周6.3m、樹齢500年   樹高10m、幹周1.9m、樹齢550年
 古文書によると、伴蔵人一俊がこの地に至り土地を
 拓いた際、羽黒大権現を勧講した時、神木として植
 えたといわれています。 6、7月頃淡黄色の花をつ
 けます。
 樹高28m、幹周4m、樹齢600年
 元弘3年(1333)、新田義貞が鎌倉攻めに勝利した
 際下藤沢明の沢に龍神神社を建立しました。 そ
 の後村の中央に移し、今の熊野神社になった時に
 植えられたものと伝えられています。
 東光寺の多羅葉
 埼玉県入間市小谷田1437
 西久保観世音のカヤ
 埼玉県入間市宮寺1544−1
 城山稲荷神社のヤブツバキ
 埼玉県本庄市本庄3−5
 樹高12m、幹周3m、樹齢300年
 東光寺は元禄15年(1702)に移転再建されこの木
 はその時に植えられたといわれています。
 市内最古の多羅葉樹です。
 武蔵野三十三観音札所第19番
 樹高23m、幹周4.5m、樹齢1000年
 伝説では、神亀5年(728)、名僧行基は全国行脚
 の途中、出雲祝神社の神木で聖観音像を作り堂を
 開き宝亀年間に沙弥延鎮が庭前にカヤの木を植え
 たといわれています。
 樹高4m
 本庄城跡の稲荷神社手水舎脇に立っています。
 城山稲荷神社のケヤキ−埼玉県指定天然記念物
 愛宕神社のケヤキ
 埼玉県本庄市中央1−5
 鉢形城の桜・エドヒガン
 埼玉県大里郡寄居町鉢形字諏訪2738
 幹周4.0m(左)3.7m(右)、樹高25m
 愛宕神社は、旧開善寺境内にある古墳上に祀られ
 ている小さな神社です。 御神木のケヤキは社殿へ
 の石段左側に立ち、根元から二幹に分かれていま
 す。
 樹高18m、樹齢150年
 鉢形城公園内の二の曲輪手前左側の土手に植わ
 っています。 2本の枝が一旦伐採され、その株元
 から12本の芽が成長しています。 枝張りは東西
 23.5m、南北21.8mで、根回りは6.5mありま
 す。
 多行松
 埼玉県秩父郡長瀞町本野上924 総持寺
 武野上神社の欅
 埼玉県秩父郡長瀞町本野上1114
 法善寺のしだれ桜(与楽の地蔵ざくら)
 埼玉県秩父郡長瀞町井戸476
 樹高10m、樹齢300年
 根回り2m、枝張り11mで、根元から多数の枝に分
 かれています。
 樹高25m、幹周6.5m、樹齢700年
 武野上神社の御神木です。 昭和58年の台風で折
 れた枝の年輪は250以上ありました。 神社内には
 他8本の欅があり、すべて天然記念物に指定されて
 います。
 樹齢95年
 法善寺入口のすぐ左側に植わっています。 枝張は
 東西、南北ともに12mあります。 「抜苦与楽」の文
 字が刻まれた地蔵に枝が垂れかかることから、この
 名前がつけられました。
 法善寺のしだれ桜(弥陀のさくら)
 埼玉県秩父郡長瀞町井戸476
 法善寺のナツグミ
 埼玉県秩父郡長瀞町井戸476
 法善寺のアラカシ
 埼玉県秩父郡長瀞町井戸476
 樹齢120年
 法善寺の山門をくぐるとすぐ左側に植わっています。
 枝張は東西16m、南北ともに12mで、寺の本尊が
 阿弥陀如来であることから、この名前がつけられま
 した。
 樹高10m、幹周1.49m、樹齢150年
 法善寺本堂右側にある小さな池の奥に植わってい
 ます。
 樹高27m、幹周3.52m、樹齢500年
 ナツグミのすぐ後方、墓地の中に植わっています。
 幹の左側には縦に裂け目が入っており、蔦が幹全
 面を覆っています。 少し痛々しく感じる古木です。
 玉泉寺のタラヨウ
 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1827
 宝登山神社の相生の松
 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828
 重輪寺の大カヤ
 埼玉県比企郡嵐山町古里881
 樹高12m、幹周1.55m、樹齢150年
 宝登山神社の元別当、玉泉寺の護摩堂の脇に植栽
 されています。
 樹齢100年
 アカマツとクロマツの対です。 昭和天皇の御成婚
 を祝し、野上・樋口の青年団員が大正末年に近郷
 の山から植栽したものです。
 樹高18m、幹周4m、樹齢340年
 重輪寺は慶長年間(1596-1615)の開山です。 大
 かやは創草後50年に寺の嵐除けとして数本を寺の
 東南部に植樹したと言われています。
 手白神社の大スギ
 埼玉県比企郡嵐山町吉田952
 金泉寺の大イチョウ
 埼玉県比企郡嵐山町越畑1121
 八幡神社のイチイガシ
 埼玉県比企郡鳩山町高野倉444
 (右)樹高36m、幹周5.03m、樹齢800年
 (左)樹高26m、幹周2.70m、樹齢800年
 天治元年(1124)に創建された、手白神社の御神木
 です。
 樹高31m、幹周3.51m、樹齢300年
 金泉寺は、西方山上の寺台にあったものを正徳年
 間(1711-1716)に現在地へ移転されました。 この
 イチョウはその当時寺の風除けとして植樹されたも
 のと言われています。
 樹高20m、幹周5m、樹齢600年
 八幡神社の御神木です。 八幡神社へ続く木の階
 段の入口脇に植わっています。
 熊野神社の大スギ
 埼玉県比企郡小川町靭負343
 三光神社の大スギ
 埼玉県比企郡小川町木部459−1
 白山神社の大カシ
 埼玉県比企郡小川町増尾32
 樹高33m、幹周4.3m
 熊野神社のご神木。
 社殿左側、手水舎の脇に立っています。
 樹高35.1m、幹周4.6m
 三光神社のご神木。 
 鳥居から見ると右に傾いていて社殿を半分隠すよう
 にそびえ立っていました。
 樹高20m、幹周5.3m、樹齢700年
 白山神社のご神木。
 石段を上った社殿の左側に立っています。 木の中
 心部は上部まですっかり空洞化していました。
 八幡神社の大ケヤキ
 埼玉県比企郡小川町大塚427
 青山氷川神社の森
 埼玉県比企郡小川町青山1312
 自性院のカヤ
 埼玉県比企郡小川町腰越323
 樹高30m、幹周4.5m、樹齢300年
 八幡神社のご神木。
 この木が下から水を吸い上げるため、この地の井戸
 は水が涸れることがないと言われています。
 樹高8.4m、幹周1.71m(ヤブツバキ)
 北向きの斜面の山裾から山腹にかけて広がる、照
 葉樹林「ふるさとの森」です。 ヤブツバキ、シラカシ
 、クスノキ、ケヤキの大木が育成しています。
 樹高27m、幹周3.33m、樹齢百数十年
 本堂左側、鐘楼の脇に崖から乗り出すように立って
 います。 枝張り東西10.5m、南北12mの大樹
 です。
 横川家のトチノキ
 埼玉県比企郡小川町腰越2358
 福島家のマキ
 埼玉県比企郡小川町栗山
 天神社大杉
 埼玉県秩父郡東秩父村安戸53
 樹高40m、幹周3.45m、樹齢400年
 県道11号線と並行する1本北側の路地の民家脇裏
 山に植わっています。
 樹高15.8m、幹周3.0m、樹齢200年
 関東南部以西の暖かい地方に自生しますが、内陸
 のこの地に長年行き続けている珍しい古木です。
 樹高39m、幹周6.5m、樹齢700年
 天神社の社殿左側に植わっている天神社の御神木
 です。 石段の左側、高台の上に覆いかぶさってく
 るように立っています。
 浄蓮寺境内林
 埼玉県秩父郡東秩父村御堂362
 坂本のエノキ
 埼玉県秩父郡東秩父村坂本1210−4
 沢向の大ケヤキ
 埼玉県秩父郡東秩父村坂本1381
 樹高50m、幹周7.8m、樹齢400年(スギ)
 境内のいたるところに杉の巨木が林立しています。
 中でも妙栄稲荷堂の右側に立つスギは合体木です
 が、他を圧倒する大きさです。
 祖師堂−村指定有形文化財
 樹高17m、幹周3.86m、樹齢300年
 県道11号線脇に建つ民家の脇に立つ巨木です。
 20m近い根回り、円形状に広がった樹冠など非常
 にきれいな形をしたエノキです。
 樹高30m、幹周6.2m、樹齢300年
 県道11号線沿いに建つの西小学校脇の路地を入
 って行った左側に植わっています。 県道からでも
 大きく枝を広げた雄姿を見ることができます。
 日枝神社の大欅
 埼玉県比企郡ときがわ町大附672
 萩日吉神社の児持杉
 埼玉県比企郡ときがわ町西平1198
 関堀の大銀杏
 埼玉県比企郡ときがわ町関堀
 樹高34m、幹周6.7m、樹齢700年
 日枝神社の御神木です。 本殿の裏側に1本だけポ
 ツンと立っています。 埼玉県の欅巨木コンクールで
 4位に入賞した巨木です。
 樹高40m、幹周6.47m、樹齢800年(男杉)
 樹高40m、幹周8.89m、樹齢800年(女杉)
 左が男杉で3本に幹が分かれています。 右の女
 杉は幹が24本に分かれています。 古来より二樹
 を祈念する時は幼児を授けられるとの伝説がありま
 す。 社叢−埼玉県指定天然記念物
 樹高33m、幹周8.5m、樹齢1200年
 大同2年(807)に植えられたと伝えられています。
 元禄年代に2度の火災にあい、現在でも割れ目に
 炭の痕跡がみられます。
 金比羅様のスダジイ
 埼玉県入間郡毛呂山町滝ノ入603
 中在家薬師堂のムクロジ
 埼玉県入間郡毛呂山町滝ノ入969
 竹寺のコウヤマキ
 埼玉県飯能市南704
 樹高20m、幹周4.2m、樹齢200年
 行蔵寺の向かい側、小高い森の中に立っています。
 幹が時計回りにねじられたようになって上に伸びて
 います。
 樹高26m、幹周3.86m、樹齢400年
 竹寺(八王寺)の本堂前に立っています。 太田道
 灌が植えたと伝えられ、「道灌槙」とも呼ばれていま
 す。 地上7.5mの一部に枝折れがあり若干変形
 していますが、細長い卵形の樹形をしています。
 武蔵野三十三観音札所第33番
 赤城大神社社叢
 埼玉県秩父郡皆野町下田野字中居919-1
 平草のキリシマツツジ
 埼玉県秩父郡皆野町三沢字平草213
 平草のイヌツゲ
 埼玉県秩父郡皆野町三沢字平草213
 イロハモミジ 樹高22m、幹周2.62m
 イタヤカエデ 樹高20m、幹周1.80m
 アカシデ   樹高22m、幹周2.20m
 ハルニレ   樹高25m、幹周1.80m
 樹齢270〜280年
 釜伏峠から皆野町へ抜ける県道361号線の民家の庭に植わっています。 江戸時代この街道は寄居から
 熊谷への峠越えの街道(熊谷みち)でした。 山間の茶屋の木として200年以上もの間、村の歴史を見つ
 めてきた古木です。
 樹高1.5m、樹齢200年以上
 株立ちで3本、8本、14本立ちの3株です。 枝張り
 はそれぞれ東西南北ともに5mあり、4〜5月に紅色
 の花をつけます。
 樹高5.1m、樹齢200年以上
 雄株のイヌツゲです。根回り2.7m、枝張り6mの
 巨木です。
 下蒔田のカヤの木
 埼玉県秩父市蒔田835 大慶寺
 熊野神社のけやき
 埼玉県秩父市太田1320
 でんでい場のツバキ
 埼玉県秩父市上宮地町4547
 樹高23m、幹周4.15m、樹齢370年
 大慶寺、本堂左側の共有墓地後方に立っています
 。 大慶寺後方には数本のカヤの巨木が立っていま
 すがひときわ大きなカヤの木です。 当時の下蒔田
 の名主が大慶寺を開基した際に手植えしたもので
 す。
 樹高35m、幹周6.4m、樹齢600年
 熊野神社が分身祭祀した文化7年(1810)の時、す
 でに神域の象徴であったと言われています。 地表
 10m付近で6本の枝に別れています。 古くから、
 旱魃の際「ぼんぜん」と称する幣を樹上に結わえ雨
 乞いをしたので、「雨乞いのけやき」とも呼ばれてい
 ます。
 樹高6.6m、幹周1.3m、樹齢250年
 昔から、このツバキが立っている地一帯を父「でんで
 い場」と呼ばれていました。 墓地に植栽されている
 このツバキはヤブツバキで、毎年3〜4月に開花し
 ます。 
 柞の森
 埼玉県秩父市馬場町1−3 秩父神社
 金仙寺のスギ
 埼玉県秩父市下影森6650
 上影森諏訪神社のスギ
 埼玉県秩父市上影森255−1
 秩父神社の境内の森は、古くから「ははそ」の森とし
 て親しまれてきました。 面積は寛政2年(1790)に
 は11,484坪、昭和23年の調査では7,101坪、
 近年はさらに縮小の一途を辿っています。
 社殿−埼玉県指定有形文化財
 樹高20m、幹周4.0m、樹齢400年
 金仙寺参道入口付近にスギの巨木が林立していま
 す。 上記の巨木以外にも、幹周3.5m、2.3m、
 2.2mもものがあります。
 金仙寺枝垂サクラ−埼玉県天然記念物
 樹高40m、幹周5.6m、樹齢600〜700年
 上影森諏訪神社のご神木です。 地上10m付近で
 8本の幹に分かれ特異な樹相を呈しています。
 幹の途中に楢の宿木があるので、「子育ての名木」
 と珍重されています。 市内最大のスギの木です。
 清雲寺境内しだれ桜
 埼玉県秩父市荒川上田野690
 法雲寺の桧葉
 埼玉県秩父市荒川上田野690
 円通寺のシダレ桜
 埼玉県秩父市荒川白久912
 清雲寺には県天然記念物の桜以外にも30本の枝
 垂桜が植えられています。 この内本堂前の境内
 にある3本の桜が市の天然記念物になっています
 。 清雲寺のサクラ−埼玉県天然記念物
 樹高20m、幹周2.5m、樹齢400年
 元和元年(1615)法雲寺の改築の際、記念に植樹さ
 れたもの。 和名「比翼ヒバ」、通称「イトヒバ」
 秩父三十四観音札所第30番
 樹高10m、幹周2.5m、樹齢200年
 このシダレ桜はエドヒガン科で、上田野清雲寺の県
 天然記念物の桜の子を移し植えたものといわれて
 います。
 大徳院の一本杉
 埼玉県秩父郡小鹿野町下小鹿野208-1
 一本杉峠の杉
 埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野2310
 逸見家の欅(14本)
 埼玉県秩父郡小鹿野町伊豆沢39
 樹高20m、幹周4.5m、樹齢300年
 大徳院の門前に植わっています。 大徳院に伝わる
 延享3年(1746)の古絵図にも記載されている杉で、
 奈倉から下吉田、伊古田へ通じる街道沿いに立つ
 杉の木は通行の目印として親しまれてきたものと
 思われます。
 樹高35m、幹周5.8m、樹齢500年
 一本杉峠は、腰之根から下吉田の橋倉を経て吉田
 町へ通じる道で、小鹿野町と秩父市の境となる、標
 高355mの峠です。 「新編武蔵風土記稿」ににも
 記載がある古木です。
 樹高26m、幹周4.0m、樹齢450年
 逸見家は、天文年間(1532〜1554) に甲州から移住
 し、欅は屋敷地の崩壊を防ぎ、防風林としても生か
 せるよう植えられました。 約1000 uの面積に1
 4本生育しています。
 古鷹神社の杉(3本)
 埼玉県秩父郡小鹿野町三山1195
 樹高39m、幹周6.21m、樹齢500年(最大)
 三山の鎮守、古鷹神社の参道の両側に22本の杉
 が植えられていました。 現在は鳥居と社殿の間に
 2本社殿左側に1本の計3本が残っています。
 信州・上州道の通行の目印となったと思われます。
 玉敷神社のクスノキ
 埼玉県加須市騎西535−1
 島村家のムク
 埼玉県南埼玉郡宮代町東268
 医光寺のイチョウ桜
 埼玉県桶川市加納1041
 樹高25m、幹周4.0m
 玉敷公園入口、駐車場脇に植わっています。 高さ
 3mほどのところで2枝に分かれ、そこから多数の
 小枝を伸ばしています。
 神楽殿−市指定有形文化財
 フジ−県天然記念物、イチョウ−市天然記念物
 樹高21m(右)15m(左)、幹周4.15m
 姫宮駅南側の通りを西へ向かうと右側に立派な門
 を持つ旧家があります。 この門の凹んだ敷地に2
 本のムクの木が並んで立っています。 左側の木は
 主幹上部が折損しています。 指定を受けていない
 のが不思議なくらい立派な木です。
 樹高15m、幹周5.8m、樹齢500年
 境内入口左側に立っているのが遠くからでも見えま
 す。 高さ3.5mの所からブロック塀に向かって伸
 びているのが桜の枝です。 昭和40年にイチョウ
 の洞に土を入れ桜の苗木を植えつけたものです。
 4月の初め頃、桜の花を咲かせたイチョウという不
 思議な姿を見れることでしょう。
 延命(ながらへ)のフジ
 埼玉県東松山市箭弓町2−5−14
 狭山不動尊の銀杏
 埼玉県所沢市上山口2213
 高麗神社のシダレザクラ
 埼玉県日高市新堀850
 樹齢250年
 江戸時代の終わりに小金井村(東京都)より武州の
 人が譲り受け、大正12年(1923)にぼたん園に寄贈
 されました。 13m×18mのフジ棚に垂れ下がる薄
 い紫色の花が4月中旬から5月初旬にかけて咲きま
 す。
 樹齢500年
 太田道灌が城砦を構えていた城山城跡にあったも
 のです。 人々から神木と崇敬され、関東大震災の
 時には大勢の人々がこの大樹の下に寄って難を免
 れました。
 旧台徳院霊廟勅額門、丁子門、御成門
                   −国指定重要文化財
 多宝塔−埼玉県指定有形文化財
 樹高16m、幹周3.2m、樹齢400年
 高麗神社の裏手にある、国の重要文化財「高麗家
 住宅」の左脇に立っています。
 これだけの古木がなぜ何の指定も受けていないの
 か不思議です。
 高麗家住宅−国指定重要文化財
 高麗川神社の大たぶのき
 埼玉県日高市上鹿山170
 知知父姫命のイチョウ
 埼玉県秩父郡皆野町国神546
 樹高23m、樹齢360年
 双幹周8.0m(南4.4m、北3.8m)
 高麗川神社のご神木です。
 慶安2年(1649)、当時周囲6.6mと推定される老
 樹があり、その根株のひこばえから成長したものと
 伝えられています。
 枝張り 東西22m、南北26m 根元周囲 10m
 幹周5.5m
 埼玉県天然記念物の国神のイチョウと150m離れ
 た場所に立つイチョウの木です。 国神のイチョウ
 が知知父彦命の墓のほとりに植えられたのに対し
 、このイチョウは知知父姫命の墓のほとりに植えら
 れたイチョウです。
 国神のイチョウ−埼玉県天然記念物