( 古木 ・ 巨木 )


  東京都
 善福寺のイチョウ
 東京都港区元麻布1−6−21
 馬場大門ケヤキ並木
 東京都府中市宮西町2−2〜寿町1−9
 幸神神社のシダレアカシデ
 東京都西多摩郡日の出町大久野2129
 樹高20m、幹周10.4m、樹齢750年
 この木は雄株で、幹の上部が既に損なわれていま
 す都内のイチョウの中では最大の巨樹です。
 根がせり上がって、枝先が下に伸びているところか
 ら「逆さイチョウ」と言われ、また、親鸞聖人が地に
 刺した杖から成長したとの伝説から「杖イチョウ」と
 も呼ばれています。
 最大−樹高22m、幹周6.2m、樹齢400年
 大国魂神社参道に沿って南北560m、約200本
 のケヤキが植わっています。 起源は、源頼義・義
 家父子が奥州安倍一族の反乱の平定の途中戦勝
 祈願し、平定後帰途にケヤキの苗千本を奉植した
 のが始まりです。 現在のケヤキ並木は、徳川家
 康が慶長年間(1596-1615)に二筋の馬場を寄進し
 、両側に土手を築いてその上にケヤキの苗を植え
 たのが始まりです
 大国魂神社本殿−府中市指定有形文化財
 大国魂神社境内樹林の一部−府中市天然記念物
 樹高5.8m、幹周2.12m、樹齢700年以上
 この木はアカシデの変種で、大小の枝が根元から
 屈曲して分かれ、らせん状によじれ垂れるという珍
 しい姿をしています。 ちょうどお椀を伏せたような
 優雅な姿をしています。
 世界的にも珍しい希少種です。
 延命院の大椎
 東京都荒川区西日暮里3−10−1
 王子神社のイチョウ
 東京都北区王子本町1−1−12
 旧細川邸のシイ
 東京都港区高輪1−16−25
 樹高16.2m、幹周5.5m、樹齢400年以上
 天保7年(1836)開板の「江戸名所図会」にシイの
 姿が描かれています。 主幹には大きな穴が開き
 片側だけにしか枝がありません。 平成14年5月
 に幹内部の腐朽が原因で南側の大枝が崩落し現
 在の姿になってしまいました。
 樹高24.2m、幹周5.2m、樹齢700年
 王子神社から音無親水公園へと降りる階段の途中
 、音無川(石神井川)の左岸に植わっています。
 樹幹の先端部分は欠損していますが、大きく枝を広
 げ樹勢は旺盛です。 王子神社の創建は元亨年間
 (1321-1324)といわれ、その頃に植えられたといわ
 れています。
 樹高10.8m、幹周8.13m、樹齢300年以上
 高輪支所の丘陵上に独立する単木で、旧熊本藩
 細川家下屋敷に植えられていたスダジイです。
 枝張りは東6.7m、西2.7m、南5.6m、来た5.
 8mあります。
 鬼子母神大門のケヤキ並木
 東京都豊島区雑司ケ谷3−16−19
 雑司ヶ谷鬼子母神のイチョウ
 東京都豊島区雑司ケ谷3−26
 梅岩寺のケヤキ
 東京都東村山市久米川町5−24−6 
 幹周5〜6m、樹齢400年以上
 「地誌御調書上」によると、天正年間(1573-91)の
 頃雑司谷村の住人が鬼子母神への奉納のために
 植え付けたと言われています。 昭和12年(1937)
 には18本ありましたが、現在は4本を残すのみとな
 ってしまいました。 しかし、最近植えられた若いケ
 ヤキが育ち、きれいな並木道を形成しています。
 樹高30m、幹周8.0m、樹齢600年
 都内のイチョウでは、麻布善福寺のイチョウに次ぐ
 巨樹です。 応永年間(1394-1428)に植えたと伝え
 られています。 古来「子授け銀杏」と言われ、婦人
 がこのイチョウを抱く光景が見られたと言われていま
 す。
 法明寺鬼子母神堂−東京都指定有形文化財
 樹高32.5m、幹周7.1m、樹齢700年
 幹は地上3mのあたりから数本の大枝に分かれて
 います。
 文化・文政期に編述された新編武蔵風土記稿・久
 米川村梅岩寺の条に「周囲二丈許 の古槻、或は
 一丈二尺のか樹、門に入りて左右にあり」と記され
 ています。 後ろに見える巨木が市指定天然記念
 物のカヤです。
 谷保天満宮社叢
 東京都国立市谷保5209 
 高勝寺のカヤ
 東京都稲城市坂浜551
 平久保のシイ
 東京都多摩市落合4−22 平久保公園
 谷保天満宮の参道は甲州街道側から鎮守の森を
 抜け、本殿に向かいます。 かつては谷保天満宮
 を取り囲んで、スギを主体とする鬱蒼とした森が広
 がっていました。 現在は、ケヤキ、ムクノキ、エノ
 キなどが優占する林となっていますが、河岸段丘の
 豊富な湧水が流れ神社に風格を添えています。
 本殿、拝殿−国立市指定有形文化財
 樹高25m、幹周6m、樹齢1000年
 本堂左後方に立つカヤの雌木です。
 緑色の暴風ネットで被っていますが、伸びた枝が暴
 風ネットを突き破ってボロボロになっています。
 木の下には京王相模原線が通っており、建設の際
 カヤの根を1/3も切ってしまったとのことです。
 樹高25m、幹周5.9m、樹齢600年
 多摩ニュータウンの一画に残された小高い丘の斜面
 頂部の立つ、スダジイです。
 大小2株のシイが互いに枝を繁茂させ、一体となっ
 た樹冠を形成しています。
 木の根元には小さな祠が建っています。
 拝島のフジ
 東京都昭島市拝島町1−10−14
 羽村橋のケヤキ
 東京都羽村市羽東3−18−1
 阿蘇神社のシイ
 東京都羽村市羽加美4−6−7
 根元の周囲は3m、高さ2.4m、広さ約300u
 のフジ棚に広がっている、樹齢800年以上と言
 われるフジです。
 大日堂の境内にあり、地元の人たちは「千歳のフ
 ジ」とも呼んでいます。
 樹高23.5m、幹周5.5m
 奥多摩街道に面する崖際に立っており、崖の高さは
 2m。 根元の北側は崖上に、南側は崖下に扇状に
 はびこり、幹は直立して崖下から4mのところで南西
 に一枝を出し、その上1mのあたりから大枝に分か
 れ下部の小枝は垂れて樹姿全体は鞠状をなしてい
 ます。
 樹高18.2m、幹周6.1m
 平安時代に東国一帯を一時制圧していた平将門を
 討った、藤原秀郷の数少ない伝説をもつこのシイの
 木は多摩川の氾濫原に臨む傾斜地に位置していま
 す。 樹木自体はすでに老衰期に入っており、昭和
 41年の26号台風によって大幹は折損されました。
 しかし樹勢はまだ旺盛です。
 安楽寺の大スギ
 東京都青梅市成木1−583
 塩船観音の大スギ
 東京都青梅市塩船194−1
 宗泉寺のカヤ
 東京都青梅市吹上385
 樹高40m、幹周6.45m
 安楽寺中門左側に3本のスギの巨木が並んでおり、
 一番右側のスギが指定を受けています。
 幹の高さ5mの所に開口部があり、その空洞にコナ
 ラの寄生木があったことから、通称「成木安楽寺の
 ヤドリスギ」と呼ばれていました。
 本堂−東京都指定有形文化財
 (左)樹高38.6m、幹周6.96m<写真>
 (右)樹高41.0m、幹周5.86m
 仁王門をくぐり、阿弥陀堂を過ぎて少し歩くと、本堂
 への登口になります。 周辺の景色が一変し、鬱蒼
 としたスギ林になります。 その中にしめ縄をした2
 本のスギが参道の両側にそびえ立っています。
 本堂、阿弥陀堂、仁王門−国指定重要文化財
 薬師堂−青梅市指定有形文化財
 樹高24.5m、幹周4.3m
 高台の上にある境内に立っているためいっそう大き
 く見えます。
 枝は樹頂付近で傘状に開き、下部の枝はいちじる
 しく垂下しています。 昭和30年の台風で落ちた
 大枝の年輪は約130年であったということなので、
 この木の樹齢はどれくらいになるのでしょう?
 金剛寺の青梅
 東京都青梅市天ケ瀬町1032
 大久野のフジ
 東京都西多摩郡日の出町大久野622
 地蔵院のカゴノキ
 東京都あきる野市雨間1101
 関東地方で勢力を拡大していた平将門が梅の枝を
 地面に突き立て「わが願いが叶わないならば枯れ
 てしまえ」と戦勝祈願をしました。 すると、梅の枝
 はしっかりと根付いて葉を実らせました。 この梅の
 木は夏を過ぎ秋になっても実が青いままだったこと
 から、この地を「青梅」と呼ぶようになりました。
 表門−東京都指定有形文化財
 樹高27m、幹周3m、樹齢400年
 坊平の山地に生えるフジは野生のフジです。
 アラカシとスギの樹木にからみ、中央部分は大蛇が
 とぐろを巻いたような形をし、まわりに多数のつるを
 伸ばしています。 開花期は5月中旬ころで、遠方
 からもよく望見できます。
 樹高22m、幹周4.0m
 カゴノキは温暖な地域に生育するクスノキ科の常緑
 樹で、北限に近い関東内陸部では巨樹は少ない。
 地蔵院のカゴノキは、関東内陸部のカゴノキの中で
 は樹高、幹周とも巨樹で、東京都では最も大きなも
 のです。
 平成20年3月、市指定から都指定になりました。
 カヤ−あきる野市指定天然記念物
 光厳寺のヤマザクラ
 東京都あきる野市戸倉328
 広徳寺のカヤ
 東京都あきる野市小和田234
 広徳寺のタラヨウ
 東京都あきる野市小和田234
 樹高17.34m、幹周5.33m、樹齢400年
 光厳寺は建武年間(1334〜1338)に足利尊氏が創
 建したと伝えられる、臨済宗建長寺派のお寺です。
 ヤマザクラは門前の斜面に立っており、枝張りは東
 西25m、南北18mあります。 大島のサクラ株、神
 着の大サクラとともに都内三大巨樹のひとつとなっ
 ています。 病虫害の痕跡が認められない稀な巨
 樹です。
 広徳寺は、明徳年間(1390〜94)に開山され、天文年間(1532〜55)には北条氏康が寺領を寄進して再興
 した臨済宗建長寺派のお寺です。 総門、山門−あきる野市有形文化財
 樹高24.45m、幹周5.35m
 広徳寺裏の竹林の前に悠然とそびえ立っています。
 枝張りは東西13.33m、南北19.39mあり、多摩
 地方における最大のカヤです。
 樹高19.09m、幹周2.45m
 広徳寺本堂裏にひっそりと立っています。
 枝張りは東西14.24m、南北15.45mあり、都
 内における最大のタラヨウです。
 宝珠寺 小仏のカゴノキ
 東京都八王子市裏高尾町785
 古里附のイヌグス
 東京都西多摩郡奥多摩町棚沢7−2
 氷川の三本スギ
 東京都西多摩郡奥多摩町氷川178
 樹高23m、幹周4m
 宝珠寺本堂左脇の崖上にあり、主幹は枯れてその
 周囲を枝幹がとりまいて一株をなしています。 根元
 1.3mのあたりから多くの枝が分岐しています。
 一部の根が3.1m崖下の通路に露出し、樹幹を中
 心に南北22m、東西17mあります。  カゴノキは
 コガノキとも言い、暖地性常緑樹で雌雄異株。 樹
 勢は極めて旺盛で関東地方における大樹です。
 樹高14m、幹周9.0m、樹齢700年
 国道411号線とJR青梅線に挟まれた春日神社の
 境内に立っていいます。 地上1.5mのところで南
 北2本に分岐していますが、南側の幹は枯死してし
 まいました。
 樹高50m、幹周7.5m、樹齢700年
 奥氷川神社のご神木です。 根元から約3mのあ
 たりで三本に分岐し、三本ともが真っ直ぐ空に向
 かって伸びています。 東京で一番高い木と言わ
 れています。
 本殿−奥多摩町有形文化財
 飛木稲荷神社のいちょう
 東京都墨田区押上2−39−6
 氷川神社のイチョウ
 東京都港区赤坂6−10−12
 誕生八幡神社のイチョウ
 東京都品川区上大崎2−13−36
 樹高15m、幹周4.8m、樹齢600年
 神社の名前に由来する御神木です。
 驚くことに、主幹が戦災で焼かれ、下から上まで黒
 々と炭化しています。 これで生きているのと思いま
 したが、若々しい芽がたくさん出ていました。
 樹高20m、幹周7.5m、樹齢400年
 神社が現在地に建立された享保15年(1730)には
 すでに100年を越える樹齢を有していたこととなり、
 それ以前からこの地で成育していたと考えられます
 。
 社殿−東京都指定有形文化財
 (右)樹高14.5m、幹周3.25m
 (左)樹高11.5m、幹周2.71m
    樹齢ともに250〜300年
 昭和45年に移転改築された本殿入口の行側に植
 わっています。 道路拡張で3度も移植されました
 が旺盛な樹勢をみせています。
 光福寺のイチョウ
 東京都品川区大井6−9−17
 樹高40m、幹周6.4m、樹齢800年
 雄樹。 区内の最大樹で、麻布善福寺の「さかさイ
 チョウ」と兄弟樹。 明治時代まで沖合の漁師たち
 の航行の目標にされていました。
 田無神社のイチョウ
 東京都西東京市田無町3−7−4
 總持寺のケヤキ
 東京都西東京市田無町3−8−12
 日枝神社のスギ
 東京都清瀬市中清戸2−616
 樹高25m、幹周3.6m、樹齢150年
 田無神社のご神木。
 嘉永3年(1850)、西光寺(現總持寺)本堂落成記念
 植樹の際、これと期を同じくして植えられました。
 幹周3.7m、樹齢150年
 天保13年(1842)から嘉永3年(1850)にかけて西
 光寺(現總持寺)の本堂を再建した際、その落成を
 記念して境内に植えられた樹木の内の1本です。
 樹高21m、幹周4.8m、樹齢400年
 日枝神社の御神木です。
 一般に杉の老木や巨木は山地か丘陵に生育して
 いますが、このように台地で老木になった杉は珍し
 いものです。
 下宿八幡神社のケヤキ
 東京都清瀬市下宿2−515
 松村家のキャラボク
 東京都清瀬市中里4−1134
 浄牧院のカヤ
 東京都東久留米市大門町1−3−4
 樹高26m、幹周6m、樹齢350年
 高さのわりには幹は太くならずまっすぐに伸びてい
 ます。 枝下の高いことも特徴です。 背後の社叢
 林から1本だけ突出しています。
 樹齢400年
 小金井街道沿いの松村家敷地内に立っています。
 昭和54年には樹高4.2m、幹周1.65mありまし
 たが、排気ガス等の影響で、今では根元から横に
 張り出した1本の枝だけが辛うじて生き残っている
 状態です。
 樹高18m、幹周3.5m、樹齢400年
 雌株
 万年橋のケヤキ
 東京都東村山市恩多町1−1
 梅岩寺のカヤ
 東京都東村山市久米川町5−24−6 
 白山神社のムクノキ
 東京都多摩市連光寺6−6
 樹高30m、幹周6m、樹齢400年
 承応4年(1655)川越藩主松平伊豆守信綱が野火止
 用水を掘削した時にはすでに大木であり、根の下を
 掘り進んだという説があります。 根が対岸に達し、
 橋のようであったことから名付けられました。
 樹高30m、幹周5m、樹齢600年
 文化・文政期に編述された新編武蔵風土記稿・久米
 川村梅岩寺の条に「周囲二丈許の古槻、或は一丈
 二尺のか樹、門に入りて左右にあり」と記されていま
 す。
 ケヤキ−東京都指定天然記念物
 樹高24.5m、幹周4.2m、樹齢400年
 白山神社の拝殿前に立っています。
 白山神社は寛永3年(1626)の建立で、このむくの
 木も建立時以来のものと考えられます。
 枝張りは各方面に10m、北側は12mあります。
 八坂神社のスダジイ
 東京都多摩市連光寺6−19
 八幡社のケヤキ
 東京都多摩市豊ヶ丘1−21−3
 加藤家のヒイラギ
 東京都多摩市落合1−26−8
 樹高17m、幹周(東)3.2m、(西)2.6m
 赤鳥居と社殿の間、石段の右側に立っています。
 約1mの高さから大きく3つに分かれ、枝を半球状に
 広げています。 このしいの木の古穴には白蛇が住
 み着いていると伝えられています。
 この一帯は天王森公園になっており、社殿の建つ高
 台は多摩市の最高地点(161.7m)だそうです。
 樹高18m、幹周3.85m、樹齢120年
 八幡者は、延徳2年(1490)の創建と伝えられてい
 ます。 多摩幼稚園(現在多摩市立子育て総合セン
 ター)建設の際、電車騒音を避けるため八幡社と換
 地して建てられたため、多摩幼稚園の裏に立ってい
 ます。 八幡社にはケヤキの他に大きな杉もありま
 したが、八幡社造営の際伐採されてしまいました。
 樹高4.5m、幹周1.2m、樹齢80年
 昭和10年(1935)頃、加藤家の先祖が近所の屋敷
 内に自生していたものを譲り受け庭木として植えた
 ものです。 幹に空洞が見られますが、樹勢は良好
 です。
 川井家のシダレザクラ
 東京都多摩市鶴牧2−22−2
 一本杉公園のスダジイ
 東京都多摩市南野2−13
 八幡神社大欅
 東京都立川市柴崎町1−7−8
 樹高13m、幹周3.5m
 高さ1.5mのところで大きく2つに枝分かれしていま
 す。 川井家は乞田にある吉祥院を菩提寺とする旧
 家で、同寺のしだれざくらの子孫と伝えられています
 。
 樹高16m、幹周3.6m
 スダジイは一本杉公園野球場の脇、小高い丘の上
 に立っています。 半球状の形状をしたきれいな木
 です。 この付近は昭和48年に多摩市へ編入され
 る前は町田市の広い雑木林でした。
 旧有山家住宅−多摩市指定有形文化財
 樹高10m、幹周6m、樹齢760年
 八幡神社が創建された建長4年(1252)に植えられ
 たと伝えられています。 ここは八幡神社の参道で
 したが、現在八幡神社は諏訪神社の隣に移設され
 ています。 昭和37年当時の樹高は28mありまし
 たが台風で幹上部が失われてしまいました。 
 矢島稲荷の大ケヤキ
 東京都府中市宮西町4−3−2
 大国魂神社境内樹林の一部
 東京都府中市宮町3−1
 石田寺のカヤ
 東京都日野市石田1−1−10
 樹高17m、幹周9.55m、樹齢800年
 練馬白山神社の大ケヤキは主幹を失ってしまったの
 で、東京都で最大のケヤキになります。
 天保6年(1835)、安政6年(1859)、昭和28年(195
 3)の三度も火災にあっていますが、樹勢は旺盛です
 。
 大銀杏−樹高20m、幹周9.1m、樹齢900年
 大国魂神社境内の樹木群のうちには特に大木や
 巨木が多い。 中でも本殿裏手にある大銀杏は大
 国魂神社の七不思議のひとつです。 また、東照
 宮西裏のケヤキは、幹周5m、樹高34.6mあり、
 境内のケヤキの中でも群を抜く巨木です。
 馬場大門のケヤキ並木−国指定天然記念物
 大国魂神社本殿−府中市指定有形文化財
 樹高26m、幹周4.2m、樹齢400年以上
 石田寺は、新選組副長として活躍した土方歳三の
 墓があるお寺です。 このカヤの木は雌木。 根元
 から2.5mの高さから三岐し、やや北に傾いて直
 生しています。
 とうかん森
 東京都日野市石田1−23−31
 金剛寺のサンシュユ
 東京都日野市高幡733
 日枝神社のムクノキ
 東京都日野市川辺堀之内594
 後方の稲荷は、土方一族(十家余)が祀ってきたも
 ので、とうかんの呼称は稲荷、十家の音読みに由来
 しています。 森はムクノキ5本、カヤ2本の大木を
 主体に、フジ、ヒイラギが加わって形成されていま
 す。 ムクノキはいずれも大木で20mを越すものも
 ありますカヤは2本とも雌株で内祠に近い1本は合
 体木です。 これらの大木の内、数本は樹齢250
 年になります。
 樹齢200年   樹高23m、幹周4.45m、樹齢300年以上
 日野市内最大のムクノキです。
 稲荷神社の大けやき
 東京都昭島市郷地町1−12−1
 広福寺の大松
 東京都昭島市福島町2−14−7
 熊野神社の大いちょう
 東京都昭島市中神町1−12−7
 樹高13m、幹周7m、樹齢400年
 稲荷神社のご神木です。 昭和34年の台風以来た
 び重なる大風により枝が折れています。
 また幹の中は空洞でふたがかぶせてある状態。
 中をのぞくと雷のためか黒こげでした。 
 樹高20m、幹周3m、樹齢500年
 種類は黒松です。 特に枝ぶりが素晴らしく、道路を
 挟んで反対側の家の屋根の上まで覆っています。
 樹高28m、幹周6.5m、樹齢400年
 熊野神社のご神木です。
 実は多い年で3石(500L)も取れたといわれていま
 す。
 御嶽神社の欅
 東京都西多摩郡瑞穂町石畑1848
 神明神社の欅
 東京都西多摩郡瑞穂町石畑1773
 福正寺たらようの木
 東京都西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷1129
 樹高17.6m、幹周4.2m、樹齢350年
 広い御嶽神社の境内に忽然と立っている巨木です。
 樹高8.6m、幹周3.8m、樹齢1000年
 半分が生きていて、残りの部分は空洞になっていま
 すが、立派に生きています。
 新編武蔵風土記稿に社木に槻(けやき)の大木あり
 と記されている由緒ある欅です
 樹高12m、幹周0.83m、樹齢700年
 葉裏に仏教の経文を書写したといわれています。
 本来は暖地に生える常緑樹なのですが、この地に
 根付きました。
 観音堂−瑞穂町指定有形文化財
 浅間神社の檜
 東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎2598
 五輪様の柿の木
 東京都西多摩郡瑞穂町駒形富士山376-4
 樹高24m、幹周3.6m、樹齢350年
 葉住宅街の路地から浅間神社の参道へ向かう入口
 の石段の両側に2本の檜がそびえ立っています。
 どちらも樹齢350年ということですが、右側の木の
 方が大きいように感じました。 
 樹高14m、幹周2.4m、樹齢300年
 五輪様は二基の五輪塔で、細渕家先祖の供養塔で
 す。 柿の木はこの墓所に生育した野柿の一種です
 。 樹勢は盛んで、枝は地に届くまでに至っていま
 す。 実を採ること枝を折ることなどは禁忌となって
 います。
 石川家のケヤキ
 東京都福生市熊川1
 南稲荷神社境内のケヤキ
 東京都福生市熊川57
 一里塚のエノキ
 東京都青梅市今寺2−504
 樹高22.1m、幹周4.48m、樹齢700年
 文久3年(1863)に始まった石川酒造の御神木。
 大木の下には良い水が湧くという言い伝えがあり、
 この木の下にも井戸があります。 昭和30年代に
 はこの水を酒の仕込水として使っていました。
 石川酒造の夫婦欅−その他の古木
 樹高26m、幹周4.28m
 南稲荷神社の御神木です。
 石川酒造の向かい側にあたり、石川家のケヤキ、石
 川酒造の夫婦ケヤキとともに高い層を作っています
 。
 樹高13.5m、幹周3.47m
 江戸時代、街道の里程標として植えられた木です。
 川越街道と呼ばれた道路の里程を示すために植え
 られた、今なお残っている1本です。
 師岡神社のシイ
 東京都青梅市東青梅6−68
 千ケ瀬神社のシイノキ
 東京都青梅市千ヶ瀬町2−117
 梅岩寺のしだれ桜
 東京都青梅市仲町235
 樹高12.0m、幹周5.7m
 光明寺の脇にある小さな神社で、階段を上りきった
 すぐ左脇に立っています。 青梅市内では千ケ瀬神
 社のシイに次いで大きいシイの木です。
 樹高16.0m、幹周5.6m
 千ケ瀬神社のご神木で、市内第一の巨木です。 天
 然記念物のシイノキは裏山にあるのですが、本殿前
 のシイノキも立派な古木です。
 樹高20.0m、幹周3.02m、樹齢150年
 市内天ケ瀬の古刹「金剛寺のしだれ桜」の姉妹樹と
 いわれ、関東でも代表的な名桜です。
 森下陣屋のカシ
 東京都青梅市森下町556 熊野神社
 大背戸のカシ
 東京都青梅市畑中2−209
 地蔵院の宝珠梅
 東京都青梅市畑中2−583−1
 樹高13m、幹周3.92m
 江戸初期、ここに陣屋が置かれた時、鎮守として祀
 られた熊野神社の境内に植えられたといわれてい
 ます。
 樹高23m、幹周4.3m
 青梅市最大のカシの木です。
 幹周4m、樹齢300年
 地蔵院の山号にちなんで宝珠梅と言います。
 吉野梅林2万本の梅の中でも最も古い木です。
 山門−青梅市指定有形文化財
 横吹の大イヌグス
 東京都青梅市二俣尾1−30
 石神の大イチョウ
 東京都青梅市二俣尾1−199 石神社
 海禅寺のクスノキ
 東京都青梅市二俣尾4−962
 樹高7.0m、幹周3.6m
 イヌグスは正式名をタブノキといいます。 暖地の海
 岸地方に多く見られる木ですが、青梅の内陸山間地
 に存在する珍しい巨木です。
 樹高27.0m、幹周6.4m
 青梅市内随一のイチョウです。 石神社が二俣尾の
 氏神として崇拝され、イチョウも母乳の神として信仰
 を集めました。
 樹高27.0m、幹周3.4m
 青梅市内最大級のクスノキです。 暖地の植物で
 西日本に多く見られますが、関東地方内陸の山間
 地にある珍しい巨木です。
 総門−青梅市指定有形文化財
 高原社の杉
 東京都西多摩郡日の出町大久野4154
 熊野神社のケヤキ
 東京都あきる野市小川639
 玉泉寺のエノキ
 東京都あきる野市二宮2265
 樹高41m、幹周5.61m
 高原社の御神木です。
 日の出町最大の樹木です。
 樹高19m、幹周6.9m
 熊野神社の御神木です。
 過去に幹の内側から失火し一部が損傷しています。
 幹の根元から頂にかけて裂け目が走り、修復の跡
 が見られます。
 樹高22m、幹周4.3m
 玉泉寺はこの地区には珍しい天台宗のお寺です。
 本堂の裏側、墓地の坂を上った途中の右側に立っ
 ています。 大きく枝を広げた雄大な木です。
 二宮神社のフジ
 東京都あきる野市二宮1189
 地蔵院のカヤ
 東京都あきる野市雨間1101
 秋川神明社のスギ
 東京都あきる野市牛沼88
 樹高3m、幹周0.7m
 道路を挟んで、二宮神社の反対側、湧水の池のほ
 とりにあります。 池に面した縁台の上に広がって
 います。 4〜5月になると淡い紫色の花を咲かせ
 ます。
 本殿−あきる野市指定有形文化財
 樹高20m、幹周4.5m
 地蔵院入口にそびえ立つ巨木です。 根元で3本に
 分かれています。
 カゴノキ−東京都指定天然記念物
 樹高20m、幹周4.3m
 秋川神明社の御神木です。
 北側に長く伸びた根張りが見事です。
 眞城寺のシダレザクラ
 東京都あきる野市上代継344
 平町大蔵院のイチョウ
 東京都八王子市平町235
 高月のクワ
 東京都八王子市高月町1068
 樹高7.5m、幹周2.8m
 熊春には淡紅色の花が咲き誇ります。
 樹高11m、幹周6.2m、樹齢500年
 文政6年(1823)に書かれた「武蔵名勝図会」にも記
 され、当時からこの辺りのシンボル的な樹木でした。
 徳川家康が当時の名主である平氏に金銭を賜り、こ
 れをご神体とした東照宮を祀ったことから「金銭平の
 大公孫樹」ともいわれています。
 樹高6m、幹周2.2m、樹齢400年
 八王子は古くから「桑都」と呼ばれ、絹織物の産地
 として全国にその名が知られていました。 ここ高
 月町は、高月城、滝山城の城下町で、このような
 自生の桑をを利用して養蚕が行われていました。
 大塚神明社のイチョウ
 東京都八王子市鹿島112
 横山出張所のオオツクバネガシ
 東京都八王子市並木町15−15
 甲州街道イチョウ並木
 東京都八王子市 追分〜高尾駅
 樹高22.5m、幹周5.7m、樹齢500年
 かつてここにあった神明社の御神木でした。 神明
 社は多摩ニュータウン造成の際に八幡神社境内に
 移転したため現在はイチョウの木だけがポツンと立
 っています。 四方に枝を張り、大きな気根が多数
 下がっている風格のある木です。
 樹高18m、幹周3.1m
 オオツクバネガシは、アカガシとツクバネガシとの間
 種で高尾山中のものが標準種とされています。 こ
 の木はアカガシに近い性質をもっており、標本木に
 すべきとの指摘を受けている巨木です。
 このイチョウは、大正天皇の御陵造営を記念して昭
 和4年(1929)に植えられたものです。 甲州街道
 追分交差点付近から高尾駅前にかけての約4km
 に763本のイチョウが植えられています。
 春日神社の杉
 東京都西多摩郡檜原村藤原9260
 春日神社のイヌグス
 東京都西多摩郡檜原村藤原9260
 樹高40m、幹周5.6m
 春日神社のご神木で、檜原村第2位の巨木です。
 通称「藤倉の小杉」と呼ばれています。 大杉と呼ば
 れた親杉は枯れて切り倒されましたが、切り口は畳
 6畳の広さであったと言われています。
 樹高35m、幹周3.34m
 杉のすぐ右側に立っています。 全体に苔むしてい
 かにも古木という風格のある木です。
 浅草寺の公孫樹
 東京都台東区浅草2−3−1
 浅草寺鎮護堂の公孫樹
 東京都台東区浅草2−3−1
 上野東照宮の大楠
 東京都台東区上野公園13−9
 樹齢800年
 源頼朝が浅草寺参拝の折、挿した枝から発芽したと
 伝えられています。
 昭和5年に文部省より天然自然記念物に指定されま
 したが、昭和20年3月10日の戦災で大半を焼失し
 てしまいました。 今はわずかに余命を保つ現状で、
 指定は取り消されてしまいました。
 六角堂−東京都指定有形文化財
 坂東三十三観音札所第13番
 樹齢500年
 昭和20年3月10日の東京大空襲の時、焼夷弾を
 あびながらも、その猛火から鎮護堂を守ったという
 ご神木です。 今でも木には当時の焼け跡が残っ
 ています。
 幹周8.0m、樹齢600年
 上野の祖木といわれるご神木です。
 上野公園で一番大きい木です。 (旧天然記念物)
 石造明神鳥居、唐門、本殿・幣殿・拝殿、透塀
                   −国指定重要文化財
 上野東照宮のキササゲ
 東京都台東区上野公園13−9
 東大赤門前のスダジイ
 東京都文京区本郷7−3−1
 東京大学の大銀杏
 東京都文京区本郷7−3−1
 樹齢300年
 上野東照宮社殿建立時に雷除けの願いを込めて植
 えられた木です。
 初夏には香りの良い花をつけ、秋には細長い実をつ
 けます。 中国原産で日本では「梓」と呼ばれていま
 す。
 幹周3.7m
 東京大学の赤門両側にスダジイの古木が植わっ
 ています。 両方とも立派なスダジイですが、右側
 のスダジイの大きく枝を広げた姿が美しいです。
 樹高20m、幹周3.8m、樹齢200年
 東京大学の校章は銀杏の葉のデザインで、安田
 講堂前の銀杏並木も有名です。 その中でもひと
 きわ大きな銀杏が工学部前広場に植わっている
 大銀杏です。
 東大安田講堂前の大クスノキ
 東京都文京区本郷7−3−1
 目黒不動尊の鈴懸の木
 東京都目黒区下目黒3−20−26
 不動公園のスダジイ
 東京都目黒区下目黒3−21−9
 幹周4.15m
 東京大学安田講堂前に植わっているクスノキです
 。 大きく枝を広げた姿は大きな森のようです。
 樹高12m、幹周3.15m
 プラタナスの木です。 赤い仁王門をくぐり境内に入
 ると右側に大きな木が見えます。 大きく枝を広げ
 た立派なプラタナスです。
 前不動堂−都指定文化財、勢至堂−区指定文化財 
 樹高7m、幹周5.08m
 目黒不動尊の裏山に隣接した公園で昭和9年に東
 京市が公園として開園しました。 スダジイは公園
 西側に植わっています。 根元から2本に分かれて
 おり、主幹には大きな亀裂が入っています。
 大国魂神社のケヤキ
 東京都府中市宮町3−1
 石川酒造の夫婦欅
 東京都福生市熊川1
 広徳寺の大イチョウ
 東京都あきる野市小和田234
 樹高7.0m、幹周6.8m、樹齢400年
 大国魂神社鳥居前に1本だけポツンと立つケヤキで
 す。 ここから北に向かって続く「馬場大門のケヤキ
 並木」がここだけ旧甲州街道によって切り離された
 と思われます。
 馬場大門のケヤキ並木−国指定天然記念物
 大国魂神社本殿−府中市指定有形文化財
 大国魂神社境内樹林の一部−府中市天然記念物
 樹齢400年以上
 石川酒造の門をくぐると正面に「玉川上水熊川分水
 」が流れています。 その脇には「仕込み水」が飲め
 るようになっておりその脇に2本の欅が植わってい
 ます。 地元で夫婦欅と信仰され、根元に大黒天と
 弁財天が祀られています。
 広徳寺の総門をくぐり、山門をくぐって広い境内に入
 ると真っ先に眼に飛び込んできます。 そかも2本。
 葉の間からは乳柱が垂れているのが見えます。
 カヤ、タラヨウ−東京都指定天然記念物
 総門、山門−あきる野市有形文化財
 都民の森のモミの木
 東京都西多摩郡檜原村数馬7146
 樹高30m、幹周4.5m
 「大滝の路」から「かおりの路」へ入り5分ほど歩くと
 たどり着きます。 都民の森で5番目、モミの木の中
 では1番大きな木です。