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11:30 日高市醤遊王国(弓削多醤油日高工場)
今日は工場長がPaPaKoの家まで迎えに来てくれました。 怪しい雲行きの中雨が降らないことを信じて出発です。
国道463号線から国道299号線へ。 飯能市に入る頃には空が明るくなってきました。
最初の目的地、そして本日の食事処「醤遊王国」に到着です。 ここは弓削多醤油がやっている展示・体験施設です。 しかし今日のお
目当ては工場見学ではなく、たまごかけご飯です。 敷地内に入ると、醤油の香りで一杯です。 さっそく2階の軽食コーナーへ上がって
行きました。 2階入口では大きな樽がお出迎え。 軽食コーナーの窓からは、たくさん並んだ大きな樽が見渡せます。 それぞれ寝か
せた日数の違う「もろみ」の香りもかげ、勉強になる楽しい食堂です。
たまごかけご飯 350円(大盛り+100円) もつ煮込み 200円
テーブルにはここで作られた9種類の醤油が置かれています。 まずはちょっとずつご飯にかけどの醤油にするか決めます。
私が選んだのは一番高い値段の付いた醤油でした。(貧乏人根性まる出し) 3種類のお漬物はセルフサービスで食べ放題。 これだけ
では少し寂しいので、ここのもろみを使って作った煮込みも注文しました。 食後には珍しい醤油ソフトもいただきました。 |
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13:05 梅園神社
県道30号線から三滝入口を左折、県道61号線へ。 しばらく走ると左側に古めかしい小さな神社が見えてきます。 バイクを降りて散
策すると「埼玉県指定天然記念物スタジイ林」の案内板がありました。 ホオッ!と感心しながらもスタジイというのがどの木なのかわか
りません。 また、ここの本殿も越生町指定の有形文化財だったのですが(後で調べてわかりました)、あまりにも小さなお社だったので
、まったく気にも留めませんでした。
梅園神社と道路を挟んで反対側には有名な埼玉県指定名所「越生梅林」が広がっています。 しかしシーズンではないのでただの裸の
木が並んでいるだけ。 シーズンになると木も色づき人で賑わっているのでしょうが・・・ |
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13:25 黒山三滝
梅園神社からさらに奥へ。 気持ちのいい
山道を走り抜け黒山三滝に到着しました。
ここは越辺川上流の渓谷にある滝で、日
本観光百選にも選ばれた名瀑布です。
まずは駐車場にバイクを停めました。 紅
葉時期の観光シーズンはいつも満車で停
める場所を探すのに苦労するのですが、さ
すがにこの時期になると駐車場はガラガラ
停まっている車は1台だけでした。
駐車場から滝まで15分の山道を自分の足
で上ります。 10分ほどで最初の滝「天狗
滝」に着きました。 小さな沢の脇の階段を
歩いて滝のすぐ下まで行けます。 落差は
大きいのですが水量はあまり多くありませ
んでした。
天狗滝からさらに5分ほど山を登ります。
いよいよ男滝、女滝に到着しました。 夏に
は涼を求めに賑わっているここも、売店は
休み、観光客もまったくおらず貸切状態で
す。 辺りはヒヤッとした気温で、なにか神
聖な雰囲気のようなものを感じます。 男滝
から女滝へと流れ落ちているとてもきれい
な滝でした。 |
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14:35 龍穏寺
龍穏寺に到着。 まずは山門を見てその立派さにビックリ。 後でわかったことですが、越生町指定の有形文化財でした。
この寺は永享の頃(1429〜1441)、将軍足利義教の命で作られたお寺です。 その後、大田道真・道灌親子によって再建されました。
大田道灌のお墓もあり、また江戸城の石垣も随所に置いてあります。 山門以外にも埼玉県指定文化財の経堂が見れます。
境内を歩いていると「長命水飲ます母なし落葉葉」と彫られた石碑がありました。歌の意味はまったくわかりませんが、水はどこだろうと
探すと、本堂前の池に流れ込んでいる湧水を発見しました。 |
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15:10 最勝寺
ラストは「最勝寺」です。 この寺は建久4
年(1193)に源頼朝の命により作られたと
言われています。 しかし明治の火災で焼
失してしまったため、期待していた文化財も
湧水もありませんでした。
冬の落日は早いです。 3時なのにもう夕
方の雰囲気。 寒くなる前に帰らねば。
これで工場長とは今年の走り収め。
今年1年お世話になりました。 また来年も
よろしくお願いします。 |