2008年12月10日(水) 東京都西多摩郡檜原村、滝めぐり

                                  参加者    : PaPaKo
                                  総走行距離 : 119km 35.4km/l


 12:00 檜原村鬼切駐車場
 
 今日は12月とは思えない気温。 そして真っ青な空。 昨日の雨が朝まで続き路面はウ
 ェットコンディションだけど・・・これは行くっきゃないでしょう。
 ってことで、先月の27日に行く予定だった檜原村滝めぐりにひとりで出発。
 新青梅街道〜国道16号線〜睦橋通り〜檜原街道と走り継ぎ、鬼切駐車場へ到着。
 ε=ε=ε=ε=ε=(o- -)o
 
 <滝の画像は「名所巡り 名瀑」をご覧下さい> 
 12:25 払沢の滝(日本の滝100選)
 
 檜原村役場先のT字路を右折し都道205
 号線に入ります。 500mほど走ると左側
 に檜原とうふ「ちとせ屋」があり、その手前
 の路地に払沢の滝の案内板があります。
 左に曲がり200mほど行くと村営駐車場で
 す。 ここにバイクを停め、ここからは10
 分ほど徒歩でがんばります。
 遊歩道を歩き始めると、ちょっとした高台
 に民芸店がありました。 ここから振り返る
 と、遠く養沢方面の山々が見渡せます。
 整備された遊歩道をゆっくり歩いていきま
 す。 左側にはところどころ段差になって流
 れて行くきれいなせせらぎがあります。
 目の前に小川を渡る木の橋が見えてきま
 した。 その先から水の落ちる音が聞こえ
 てきます。 払沢の滝に到着しました。
 落差60mの4段になった滝ですが、見え
 るのは落差26mの一の滝です。
 冬には滝全体が凍結するのですが、まだ
 まだ先のようです・・・。
 13:00 茅倉の滝
 
 都道205号線を北へ。 1kmほど行くと青い欄干の橋(茅倉橋)が見えてきました。
 何気なく走り過ぎるとε=ε=ε=ε=ε=(o- -)o 何か看板が見えたような?
 Uターンしてみると滝の案内板でした。
 檜原村滝めぐりマップに小さく名前だけが出ていた茅倉滝です。
 案内板がなければ通り過ぎてしまうような小さな滝でした。 
 13:10 小天狗滝(天狗滝下段の滝)
 
 都道205号線をさらに北へ。 茅倉橋から400mほど行った千足の集落で右折します。 林道柳沢線です。 幅員3mしかない斜度が
 10度以上あるのではと思える急な坂道を上っていきます。 1kmほど行くと少し広くなった場所に出て道が終わっています。
 Uターン場所のため駐車禁止とありますが、バイクなら邪魔にはならないでしょう。 しかし急坂のためバイクを停めるのもひと苦労。
 ここから天狗滝までは200m。 たいしたことないと歩き始めると・・・、払沢の遊歩道とは違って、とんでもない登山道でした。(*_*)
 こっちかな?と不安になりながら、悲鳴を上げる膝をいたわりながら歩くこと10分。 やっと滝が見えてきました。
 ホッとひと息つき(^。^;) 滝を満喫して帰ったのですが、家で調べてみると・・・なんと目的の天狗滝ではない・・・( ̄o ̄;) 
 下段の小天狗滝とのこと・・・。 天狗滝はこの滝の左側を上ったところにあるらしい・・・。 滝の左側の遊歩道を思い浮かべると、かな
 り急斜面だったような気が・・・。 私にはとうてい無理な場所だったのではないでしょうか・・・。
 13:35 まきぶちの滝
 
 都道205号線をさらに進みますε=ε=ε=ε=ε=(o- -)o
 郷土資料館を過ぎ神戸方面へ右折。 左側に神戸川を見ながら進みます。
 少し行くと神戸国際マス釣手前の沢に小さな滝が・・・。 まちぶきの滝です。
 落差5mの小さな滝ですが、滝壷は深そう。 ここはルアー専用釣場になっています。
 この滝壷に大物が潜んでいるのでしょうか?
 13:45 神戸岩(東京都指定天然記念物)
 
 まちぶきの滝から集落の間をノンビリ走り
 ます。 いつしか民家もなくなり、深い山の
 中へ・・・。 3kmほど走ると正面にトンネ
 ルが見えてきました。 神戸隧道です。 中
 は灯りがまったくなく真っ暗。 しかも幅が
 狭く対向車が来たらすれ違いもできません
 。 50mほどのトンネルを抜けると、その
 先は別世界でした。 2億5千万年前の露
 出した地層が作り出した長さ60m、幅4m
 で両岸の高さは100mもある渓谷です。
 両側にそそり立つ岸壁は圧巻です。 左側
 の岸壁には狭い遊歩道が・・・。 やっと人
 ひとりが通れる幅しかありません。 しかも
 路面は昨日の雨のため濡れて滑りやすい
 状態。 下をのぞくと10mほど下に急流が
 ・・・。 落ちたらひとたまりもありません。
 壁面に固定された鎖を握りしめ慎重に歩を
 進めます。 このまま行けば先ほどくぐった
 トンネルの手前まで行けるのですが、今日
 は祠のところでUターンします。
 東京とは思えない神秘的な景色の先に明
 るい下界が見えてきます。 しばし探検隊
 の気分を味わいました。 
 14:10 檜原村小沢の湧水
 
 神戸から都道205号線に戻り、この道路最深部を目指します。
 対向車のない道を気持ちよく走っていると、左側の石垣にバケツが・・・!
 期待を込め停車するとやはり湧水でした。 たいした水場ではないのですが、手前には路
 肩に駐車スペースがあります。 すると急に車が停まりポリタンクを下ろし始めました。
 この付近では有名な水場らしいです。
 14:25 中組春日神社
 
 湧水発見に気を良くし、さらに奥を目指しま
 す。 そして日向平に到着しました。
 この交差点を右に行けば「雨乞いの滝」が
 、直進すると春日神社があります。 まず
 は直進。 そして高台に建つ春日神社に到
 着です。 小さなお社の左側に大きな木が
 2本立っています。 檜原村指定天然記念
 物の杉とイヌグスです。 両方の木の根が
 斜面に沿ってウネウネと延びています。
 見ごたえのある巨木でした。(^o^)/
 
 14:45 雨乞いの滝
 
 春日神社から日向平中組の交差点に戻り、今度は雨乞いの滝を目指します。 ここへ来てからはほとんど人や車とも出会いません。
 惣角沢に沿って細い道路を北上します。 今日は晴れているのもかかわらず、木々が多くて日が当たらないためか路面はまったく乾い
 ていません。 2kmほど走ると少し広くなったUターン場所で行き止まり。 やはり駐車禁止場所ですが、バイクをはじっこへ停めさせて
 もらい滝まで歩きます。 整備された遊歩道の落ち葉を踏みしめながらノンビリと歩くこと5分。 木でできた橋の先に滝が見えてきまし
 た。 コバルトブルーの滝壷が印象的です。(^○^)
 この滝をさらに登ったところに、二の滝、三の滝があるらしいのですが、道も険しく遠望しかできないことから遠慮しておきます。 
 15:15 不動の滝
 
 日も傾いてきて、気温も下がってきたので、そろそろ帰路につきます。
 東京でもこんなにいい所があるんだと満足しながら都道205号線を走っていると、右側
 に見慣れた滝の案内板が。 行く時には気がつかなかったものです。
 バイクを停めて見ると、「不動の滝」とのこと。 50mほど先の、北秋川の対岸の壁面に
 滝の姿を発見。 付近に対岸へ渡る橋も見つからないことから、ここからの鑑賞で終わり
 ます。 これで今日の滝めぐりは7か所。 檜原村も滝観光に力を入れていることから、
 わかりやすい案内板、整備された遊歩道で迷わずに巡ることができました。
 次は南秋川方面の滝めぐりに挑戦したいと思います。v(^o^)v



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