( 古木 ・ 巨木 )


  群馬県
 原町の大ケヤキ
 群馬県吾妻郡東吾妻町原町391
 華蔵寺のキンモクセイ
 群馬県伊勢崎市華蔵寺町6
 榛名神社の矢立スギ
 群馬県高崎市榛名山町849
 樹高8m、幹周11m、樹齢1000年
 県道28号線と35号線の交わる槻木交差点のど真
 ん中に立っている木です。 慶長19年(1614)頃、
 すでにうっそうと繁った大樹になっていたといわれ、
 町割りの基準とされた木です。 昭和35年(1960)
 にはまだ6本の大枝が残っていましたが、平成元年
 (1989)の台風で、残った2本の主幹のうち1本が
 折れてしまい現在は1本だけが辛うじて生き残って
 いる状態です。
 樹高10m、幹周3m、樹齢1000年
 華蔵寺の本堂前に植わっています。 枝張りが東
 西20m、南北15mに育った大樹で、往時には秋
 彼岸の開花時に4km四方に芳香が満ちたといわ
 れています。 二度の台風に被災して主幹が折れ
 て腐朽が進み、腐朽部の削除、ひこばえの切除等
 を行い樹勢を回復しています。
 樹高43m、幹周9.8m、樹齢1000年
 榛名神社への長い参道を上って行くと、本殿への階
 段手前左側に悠然と立っている姿が見られます。
 永禄6年(1563)、武田信玄が箕輪城攻略の際、参
 拝矢を立てて祈願したことから名付けられたものです
 本社・幣殿・拝殿、国祖社・額殿、神楽殿、双龍門
 神幸殿、随神門−国重要文化財
 鉄燈籠−県文化財 、 宝殿(三重塔)−市文化財
 安中原市のスギ並木
 群馬県安中市原市
 樹高41m、幹周5.9m、樹齢320年(最大)
 樹高31m、幹周2.8m、樹齢280年(平均)
 天和元年(1681)安中藩主板倉重形が整えたとされ
 ています。 昭和8年には321本が国指定を受けま
 したが、現在は15本を残すのみとなっています。
 村主の大欅
 群馬県利根郡みなかみ町上津1233
                   村主八幡宮
 上津のウバザクラ
 群馬県利根郡みなかみ町上津1130−1
 雲昌寺の大ケヤキ
 群馬県利根郡昭和村川額1172
 樹高30m、幹周7.01m、樹齢600年
 国道17号線を新潟方面に進み、新幹線をくぐり上津
 大原の交差点を左折すると右側に村主八幡が見え
 てきます。 村主八幡宮は近くの神社27社が合祀
 され名胡桃の総鎮守とされた神社です。
 大欅は鳥居の左側に植わっています。 幹に多数の
 瘤ができ、貫禄のある姿をしています。
 樹高15.2m、幹周5.8m、樹齢650年
 村主八幡宮から県道36号線を西へ200mほど行く
 と道路左側に植わっています。 かつての落雷によ
 り幹が裂けていましたが、昭和57年(1982)の台
 風で、3本の幹のうち1本が倒れてしまいました。
 室町時代中期、名胡桃城主沼田景冬の姉、如意姫
 が長禄2年(1458)に帰郷して、上津の地で皇子を
 産んだ時、京洛からたずさえてきたサクラ苗を記念
 に植えたものと伝えられています。
 樹高18m、幹周8.4m、樹齢700年
 国道17号線から利根川を渡り県道255号線を走っ
 ていると道路沿い左側にケヤキが見えてきます。
 弘化4年(1847)の火災の際、南面に火を受けつつも
 寺への延焼を防ぎました。 この時受けた損傷がもと
 で腐朽菌に侵され、樹幹が大きく空洞化してしまいま
 した。 寛文2年(1662)の伽藍整備の際、すでに樹
 齢400年の大木であったと言われています。
 親都神社の大ケヤキ
 群馬県吾妻郡中之条町五反田220
 駒岩のヒイラギ
 群馬県吾妻郡中之条町四万3190
 伊賀野のモミ
 群馬県吾妻郡中之条町下沢渡1368
 樹高15.1m、幹周9.7m、樹齢700年
 親都神社の裏口、道の駅霊山たけやまの前に立っ
 ている親都神社の御神木です。 原町の大ケヤキに
 次ぐ、群馬県内第2位の巨樹ですが、主幹は伐られ
 ています。。 乳の出ない母が祈願したところ乳が出
 るようになったという、ケヤキとしては珍しい伝説が
 あります。
 親都神社の境内木−町天然記念物
 樹高8.8m、幹周2.1m
 国道353号線を四万温泉へ向けて走っていると、小
 さな丘の真ん中に忽然と立っています。
 このヒイラギは、明治の始め頃に、子供の火遊びで
 焼失してしまった観音堂の境内木で、ヒイラギとして
 は最大の巨木です。
 樹高40m、幹周6.26m、樹齢300年
 県道55号線(中之条草津線)から細い山道を1km
 ほど上って行くと、伊賀野集落に出ます。 この集落
 の外れの林の中に1本だけ抜きん出て高い木があ
 ります。 中之条町では囀石のモミに次いで2番目
 、全国でも第5位のモミの木です。 滑り台のように
 張り出した根が印象的です。
 早尾神社の大ケヤキ
 群馬県渋川市中村31
 連取のマツ
 群馬県伊勢崎市連取町591菅原神社
 茂林寺のラカンマキ
 群馬県館林市堀江町1570
 樹高21.2m、幹周7.3m、樹齢1000年
 国道17号線と県道35号線が合流する中村三差路
 に神社はあります。 ケヤキの木は社殿前に植わっ
 ており、二代目の御神木になっています。 初代の御
 神木は昭和21年(1946)に立ち枯れしたために切り
 倒されました。 このケヤキも近年、急に樹勢が衰え
 始めて幹の枯損が進んだことから、安全を考慮して
 平成8年に主幹を9mほど残して上部を切り払い、
 治療が行われました。
 樹高5m、幹周4.0m、樹齢300年
 享保2年(1717)に植えられたクロマツで「笠松」「
 天神松」と呼ばれています。 菅原神社社殿前に大
 きな緑が広がっており、それがこの1本のクロマツの
 枝です。 枝張りは東西35m、南北36mあり、鳥居
 からこのクロマツの枝の下を通って社殿まで行く道
 ができています。
 連取のマツ(二代目)−その他の古木
 樹高14m、幹周3.0m、樹齢600年
 茂林寺の本堂前右側に植わっています。 応永3
 3年(1426)に対面に立つヒイラギとともに植えられ
 たといわれています。 雌株で群馬県内最大級の
 ラカンマキです。
 大サワラ、大ヒイラギ−その他の古木
 三夜沢赤城神社のたわら杉
 群馬県前橋市三夜沢町114
 妙義神社のウラジロガシ
 群馬県富岡市妙義町妙義6
 菅原神社の大ヒノキ
 群馬県富岡市妙義町菅原1423
 樹高40m幹周5.1m、6.1m、4.7m樹齢300年
 赤城神社の拝殿と中門の間に3本並んで立っていま
 す。 藤原秀郷が平将門について上野国府に来る途
 中に献木したという伝説が残っています。 しかしこ
 の伝説だと、樹齢1000年以上になってしまいます
 。 惣門、中門、本殿−群馬県指定重要文化財
 妙義神社、御殿、社務所の前に立っています。
 総門−国重要文化財
 銅鳥居、波己曽社殿−県重要文化財
 御殿・社務所−市重要文化財
 樹高30m幹周5.2m、樹齢300年
 菅原神社の本殿後方に植わっている御神木です。
 頂部まで空に向かってまっすぐに伸びています。
 根元には小さな空洞が開いています。
 本殿−富岡市指定重要文化財
 黒滝山の大スギ
 群馬県甘楽郡南牧村大塩沢1267−1
 中正寺のシダレザクラ
 群馬県多野郡上野村上野村楢原甲146
 神行阿弥陀堂の大サワラ
 群馬県多野郡上野村楢原1910
 樹高41m幹周7.2m、樹齢300年
 黒滝山不動寺の入口の建物をくぐり、山門までの
 間の参道左側に植わっています。 左側は山、右
 側は崖という狭い参道の半分を占めるような形で
 立っています。 延宝3年(1675)にこの道場を中
 興した潮音禅師が植えたと言われています。
 樹高20m、幹周3.5m、樹齢500年
 中正寺の本堂前の高台に植わっています。 永世年
 間(1504-1521)に比叡山延暦寺より持ち帰って植え
 たと言われています。 通称「仏乗桜」と呼ばれてい
 ます。
 樹高32m、幹周5.3m、樹齢500年
 神行集落の三岐より少し入った所に阿弥陀堂があり
 ます。 この堂の前に多数のサワラが立っています。
 その中の1本は特に大きく、「赤子がさわると強い子
 に育つ」との言い伝えがあります。 自生のサワラで
 す。
 貫湯平の五葉松
 群馬県吾妻郡中之条町四万1447
 稲裏神社の境内木
 群馬県吾妻郡中之条町四万1594
 清見寺の境内木
 群馬県吾妻郡中之条町中之条762−2
 樹高15m、幹周1.2m
 枝張り東西、南北共に15mあります。
 貫湯平、宮崎一族の祀る稲荷神社のご神木で、五
 葉松としては珍しい巨木です。
 樹高40m、幹周4〜5m(モミ)
 この神社の境内木には、目通り4〜5mの木が2本
 (モミ)、目通り3〜4mの木が13本(杉6、モミ7)、
 目通り2〜3mの木が18本(杉10、モミ7、松1)あり
 樹高はほとんどが40m以上あります。
 樹高30m、幹周4m、樹齢300年(ケヤキ)
 本堂の北側から東側にかけて、境内木のケヤキ17
 本とイチョウ1本とがあります。 ケヤキは、目通り2
 mクラスが8本、3mクラスが5本、4mクラスが4本あ
 りイチョウは3mを超しています。 木は全て30m以
 上もあり、寺の風致林として大切にされてきました。
 伊勢宮の境内木
 群馬県吾妻郡中之条町中之条429−1
 囀石のモミ
 群馬県吾妻郡中之条町大道246
 親都神社の境内木
 群馬県吾妻郡中之条町五反田220
 幹周4m(ケヤキ)
 この神社の境内は6,539uあり、目通り3m以上4
 本、2.5〜3m18本、2〜2.5m18本の合計40本
 のスギと目通り4mのケヤキ1本の巨木があります。
 樹高37m、幹周7.8m、樹齢800年
 県道53号線から細い山道を100mほど上って行くと
 正面にポツンと民家が建っています。 モミの木はこ
 の民家への階段脇に立っています。 過去の落雷で
 空洞になっており、中には焼け焦げた跡が。 全国
 第3位のモミの木です。
 親都神社境内には、大ケヤキの他に幹周3mのスギ
 が10本、2〜3mのスギ28本、1.5〜2mのスギ
 15本と1.5〜3mのケヤキ3本の合計56本の木々
 が森を形成しています。
 親都神社の大ケヤキ−群馬県天然記念物
 湯中子大山祗神社の大杉
 群馬県渋川市伊香保町湯中子941
 水澤の観音杉
 群馬県渋川市伊香保町水沢214
 土橋のおかめサクラ
 群馬県桐生市新里町鶴ケ谷539
 右−樹高37.5m、幹周4.39m、樹齢700年
 左−樹高37.0m、幹周3.83m、樹齢700年
 参道入口の両側に立っています。
 樹高38.0m、幹周5.14m、樹齢700年
 水澤観音の観音堂前に植わっています。
 坂東三十三観音札所第16番
 六角二重塔−県重要文化財
 仁王門、観音堂−市重要文化財 
 樹高9.0m、幹周4.0m、樹齢200年
 この地の旧家である瀬谷家地内の道路端に立っ
 ています。 「おかめ桜」という名は、「おかめ」と
 いう美しい女性にちなんで名付けられたと伝えら
 れています。
 同聚院の大カヤ
 群馬県伊勢崎市曲輪町14−15
 総社神社の社叢けやき(6本)
 群馬県前橋市元総社町1−31−45
 樹高35.0m、幹周5.0m、樹齢600年
 同聚院の本堂裏手に植わっています。 枝張り東西
 15m、南北13mある巨木で、伊勢崎藩主の酒井家
 では将軍家への献上品としてカヤの実を用いたこと
 から領内に数多くあったうちの一本と考られます。
 武家門−市重要文化財 
 樹高26m、幹周6.2m、樹齢300年
 総社神社は上野国549柱の神々を迎祀している総
 鎮守の神社です。 境内地にはイチョウ、ケヤキなど
 100本以上の樹木が茂っています。 最大のケヤ
 キは拝殿右側、神楽殿前に植わっています。
 本殿−県指定重要文化財、拝殿−市重要文化財
 戸春名神社の大杉
 群馬県高崎市倉渕町三ノ倉4040
 椿名神社の大イチョウ
 群馬県高崎市倉渕町権田60
 椿名神社の大ケヤキ
 群馬県高崎市倉渕町権田60
 樹高43.0m、幹周6.4m、樹齢550年
 戸春名神社の参道石段両脇に2本の大杉が立って
 います。 特に左側の杉が太いですが、右側の杉も
 幹周は5.8mあります。
 樹高34.0m、幹周6.8m、樹齢400年
 社殿左側に植わっています。 正面に生えている杉
 を抱き込んでしまっています。 県内で4番目に太い
 イチョウの木です。
 樹高32.0m、幹周6.4m、樹齢400年
 社殿裏に植わっています。 根廻り8mある県内屈指
 の大ケヤキです。
 浅間神社の大カエデ
 群馬県高崎市倉渕町川浦丙3083
 旧岩永小学校校庭のユリノキ
 群馬県高崎市倉渕町岩氷432
 龍光寺の大イチョウ
 群馬県富岡市富岡1093
 樹高16.0m、幹3.1m、樹齢370年
 境内入口に植わっています。 地上1.3mのところ
 で三枝に分かれ、東西9.5m、南北12.1mに枝を
 広げています。
 第五区公民館の敷地内道路脇に植わっています。  樹高25m、幹周5.0m、樹齢380年
 龍光寺が慶長17年(1612)から元和3年(1617)に宮
 崎村から現在地に移転された際に移植されたといわ
 れています。 根回り9.5m、枝張り東西15m、南北
 14mの巨木で、多数の気根が見られます。
 貫前神社のスダジイ
 群馬県富岡市一ノ宮1535
 宮崎神社の大杉
 群馬県富岡市宮崎547
 諏訪神社の欅
 群馬県甘楽郡下仁田町下仁田319
 樹高15m、幹周5.5m、樹齢1000年
 総門左側の敷地内に立っています。 根回り4m、枝
 張り東西20m、南北18mあります。 樹幹は数本の
 枝幹が成長し合わさり一体となったもののようで奇異
 な形をしています。
 楼門、拝殿−国指定重要文化財
 唐銅製燈籠−市重要文化財
 樹高25m、幹周7.6m、樹齢800年
 宮崎神社の社殿左側、崖の斜面に植わっている
 神社の御神木です。 先端は20m付近で6〜7本
 に分かれて樹形を形成しています。 枝張りは東西
 12m、南北15mあります。
 とみおか名木十選
 樹高31m、幹周5.35m、樹齢600年
 諏訪神社の拝殿と摂社の間に植わっている御神木
 です。 根が摂社の台座の下までまっすぐに伸びて
 います。
 下仁田町観光名木10選
 大仁田神社の大杉
 群馬県甘楽郡南牧村大仁田1668
 龍松寺のしだれ桜
 群馬県多野郡神流町塩沢266
 八倉下り山の大杉
 群馬県多野郡神流町平原八倉
 樹高45m、幹周5.17m、樹齢400年
 大仁田神社社殿前の高台に植わっています。 天正
 10年(1582)、市川別当次郎直方が甲斐国より大仁
 田へ転居した時熊野神社を祀り、その際植樹した杉
 の1本と言われています。
 樹高18m、幹周3.3m、樹齢350年
 龍松寺の石段を上りきった右側、本堂前に植わって
 いるエドヒガンザクラです。 塩沢地区は明治時代に
 3度の大火に見舞われ、龍松寺も2回焼失していま
 すが、しだれ桜はその厄災の中を生き延びてきまし
 た。
 樹高35m、幹周6.5m、樹齢600年
 八倉地区入口の見晴らしの良い尾根の昔の街道脇
 に植わっています。 以前はもっと大きい「大杉」と呼
 ばれる杉があったので、この杉は長い間「小杉」と呼
 ばれていました。 「大杉」は幹周10m以上の巨木で
 したが、昭和35年(1960)に伐採され、その後この杉
 が「大杉」に昇格しました。
 矢倉の神代杉
 群馬県吾妻郡東吾妻町矢倉
 連取のマツ(二代目)
 群馬県伊勢崎市連取町591
 茂林寺の大サワラ
 群馬県館林市堀江町1570
 樹高6m、幹周10.0m、樹齢1400年
 国道145号線沿いに矢倉島頭神社があります。
 天明の頃の火災にあって枯木となってしまいました
 。 中の空洞には樹齢200年の杉が生えており、
 親子杉とよばれています。
 菅原神社社殿前に広がる連取のマツの右側、旧光
 福寺境内には明治43年(1910)に植栽された二代
 目が育っています。 こちらも連取のマツに劣らず、
 大きく枝を広げた立派な松に育っています。
 連取のマツ−群馬県指定天然記念物
 樹高30m、幹周5.0m、樹齢600年
 茂林寺の仁王門と本堂の間左側に植わっています
 。 観音様が建てられた元禄3年(1690)の後に植
 えられたと伝えられています。
 ラカンマキ−群馬県指定天然記念物
 茂林寺の大ヒイラギ
 群馬県館林市堀江町1570
 榛名神社の千本杉
 群馬県高崎市榛名山町849
 八幡神社の大スギ
 群馬県甘楽郡下仁田町大桑原389
 樹高5m、幹周1.75m、樹齢600年
 茂林寺の本堂前左側に植わっています。 応永3
 3年(1426)に対面に立つラカンマキとともに植えら
 れたといわれています。 葉先がとがっているため
 魔除けとして植えられました。
 ラカンマキ−群馬県指定天然記念物
 榛名神社への長い参道の中間あたりに案内板が立
 っています。 この一体に樹齢100年から400年の
 杉が1000余本あるらしい・・・。
 樹高41m、幹周6.2m、樹齢350年
 八幡神社の御神木で石段両側に植わっています。
 先代が枯れ、次代の杉と言われており、文化2年
 (1805)の火災で、神社は焼け落ちましたが杉は残
 ったと伝えられています。
 下仁田町観光名木10選